月刊ラティーナ6月号で紹介したブラジル盤の中からの数点ピックアップ紹介の後半。今なら、すぐに購入していただけるものばかりです。
『VARIOS/ESTUDIO COCA COLA(エストゥヂオ・コカ・コーラ)』2415円
[人気者同士の熱き共演集] ブラジルの音楽専門TVチャンネルMTVブラジルで、昨秋放送された特番がCDとDVDでリリース。当代の人気バンドがガチンコ対決する趣旨で、6グループ、3組の共演が収録。最初はアシェー界若手No.1、元ババード・ノーヴォのクラウヂア・レイチと、一昨年初来日した若手ロック・バンドのCPM22。2組目はポルト・アレグレから出たカショーホ・グランヂとロック界の重鎮ナンド・ヘイス。最後はレゲエ界のニューカマー、アルマンヂーニョと、昨年大ブレイクしたニューカマー、NXゼロ。この手の共演は歌手だけの場合が多いが、ここではアレンジも書き下ろしだ。バックバンドも丁々発止に絡み合い、聴き馴染んだ楽曲も新鮮な印象を受ける。未収録分(スカンキvsナサゥン・ズンビ、ネグラ・リvsピティ、マルセロD2 vsレニーニ)もあるので続編のリリースに期待したい。〔月刊ラティーナ08年6月号掲載 text by Willie Whopper〕『OSWALDO MONTENEGRO/INTIMIDADE(オズワルド・モンチネグロ/インチミダーヂ)』2415円
[べテラン歌手の総決算的スタジオ・ライヴ] まるでホーム・パーティーのような雰囲気で収録したスタジオ・ライブ・シリーズ『インチミダーヂ』。ギリェルミ・アランチンスに続いて第2弾としてリリースされたのは、昨年デビュー30周年を迎えたオズワルド・モンテネグロ。1956年生まれというから御年52歳のベテラン・シンガーだ。もともとはリオの出身だが、ミナスやブラジリアでの生活経験もある。日本ではマイナーな扱いだが、本国ではノヴェーラの挿入歌には欠かせない人物で、同世代を中心にファンが多い。近年はホベルト・メネスカルとのコラボレーションも順調だ。ここでは自身のキャリアを振り返るような内容で、ヒット曲を中心に披露、ブラジリダーヂ溢れる大人のフォークロックを聴かせてくれる。ゲストにゼカ・バレイロ、バンドリンのペドロ・アモリンも参加。ちょうど今頃はブラジル全土ツアーの真っ只中だ。〔月刊ラティーナ08年6月号掲載 text by Willie Whopper〕『ZABE DA LOCA/BOM TODO(ザベー・ダ・ロカ/ボン・トード)』2625円
[「一体トシいくつやねん?」北東部のファン必聴] タイトでスピーディなバンダ・ピファノス・ヂ・カルアルーと言えば北東部マニアの方なら思わずピクッと反応することでしょう。ザベーとは Isabelの愛称としてよく使われる名前でして、つまりはこの人、ブラジル北東部の葦笛・ピファノ吹きのばあちゃん。一体トシいくつやねん?!なのにこの切れ味の鋭さ、インパクトの強烈さはどうでしょう。そもそも楽器そのものの音程のデタラメさ(マジいい加減)で知られるピファノでありますが、彼女の高い演奏精度は驚嘆に値します。ザブンバやカイシャ(スネア)他、打楽器のビートも強靭そのもの。いかにも生身の人間が創り出す音楽って感じです。製作陣にマシエル・サルー、エスクリーニョ、そしてカルロス・マルタらが控えている(いずれも一部ゲストで演奏参加)ことからもわかる通り、実に素晴らしいクオリティに仕上がっています。北東部のフォルクローレファンならこれはもう必聴。〔月刊ラティーナ08年6月号掲載 text by 上沖央明〕『ZEZE GONZAGA/ENTRE CORDAS(ゼゼ・ゴンザーガ/エントリ・コルダス(弦楽器と共に))』2415円
[静謐な美しさに貫かれた好盤]
ミカ・カウリスマキのドキュメンタリー映画『ブラジレイリーニョ』にも出演し、その上品で毅然とした佇まいが記憶に新しいゼゼ・ゴンザーガ。1926年生まれの81歳、ラジオ時代からブラジル音楽を支えてきた大歌手だ。本作はそのゼゼの歌と、弦楽器との共演を収録した美しい編集盤。クアルテート・マオガニ、アミルトン・ヂ・オランダ、ジョアン・リラ、マウリシオ・カヒーリョなどの他、バーデン・パウエル、ハダメス・ニャタリ、ハファエル・ハベーロなど、故人となったしまったマエストロとの貴重な録音を収録。静謐な美しさに貫かれた好盤である。ゼゼ・ゴンザーガの歌には、もちろん風格や威厳が感じられるのだが、それを支えているのは「歌心」に他ならない。「往年の大歌手」的な扱いを受けることもあるが、本作を聴けば彼女がいまだ現役の大歌手であることが認識されよう。〔月刊ラティーナ08年6月号掲載 text by 石郷岡 学〕『PERI/SEGUNDO TEMPO(ペーリ/セグンド・テンポ)』2625円
[安定した実力のSSWの新作がまたよい] 前作『サンバ・パッサリーニョ(小鳥のサンバ)』が国内盤でも発売になり話題になったバイーア出身サンパウロ在住の気鋭のシンガー・ソングライター、ペリことペリアンド・コルデイロ・ノゲイラの新作が到着。人懐っこいメロディー・ラインは前作そのまま、ペリの軽やかなギターと歌声に加え、ブラシを多用し最小限にリズムを刻むドラム、トーン抑えめでそっと寄り添うようなベースのトリオを中心に、ベッドルームでセッションしている様な至極親密な空気感は癖になります。ヴァニア・アヴレウ、ジュサーラ・シルヴェーラをはじめとした♀Voの参加も見逃せません。ホドリゴ・マラニャォン『ボルダード』や、アフォンシーニョの『ベレー』、ヒカルド・テテ『ジェリンゴンサ』なんかがお好きな方は間違い無いかも。〔月刊ラティーナ08年6月号掲載 text by 石亀政宏〕『GLAUCIA NASSER/A VIDA NUM SEGUNDO(グラウシア・ナセール/ア・ヴィダ・ヌン・セグンド)』2625円
[3枚目にして独自のMPBスタイルに進化] バックミラーに映るはにかんだ笑顔は新たな道を見つけた彼女の気持ちの証。3枚目にして“突き抜けた開放感をもたらすフォーキー・ポップ・ブラジレイロ”へと脱皮したミネイラの女性シンガー・ソングライター。シンプルで芯の太いバンド・サウンドと鉄弦アコースティック・ギターのストロークを基盤に、ファルセットでひらりと身を返すしなやかで透き通った唄声は幾多のMPBレジェンドに匹敵。ミナス特有のメランコリー旋律、70’s U.S.産自作自演歌手のようなダイナミズム、親密なバンド・メンバー達と書き上げられた珠玉の曲達は“現代のクルビ・ダ・エスキーナ”と呼ぶに相応しいです。時にビッグ・バンド・ブラス、時に複数のヴァイオリン、時にサンバ、と彩りを添えながら綴られる煌めく叙情。車窓から夏の風に吹かれているような、天井知らずの期待と高揚が持続します。〔月刊ラティーナ08年6月号掲載 text by マットホワ伊藤〕◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□
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マリーザ・モンチが第2子を妊娠(05/28,ブラジル)◆
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- 2008/05/28(水) 12:01:28|
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月刊ラティーナ6月号で紹介したブラジル盤の中から、数点ピックアップして紹介します。今ならすぐに購入していただけるものばかりです。
『VARIOS/UM CANTINHO UM VIOLAO E BOSSA(ウン・カンチーニョ、ウン・ヴィオラゥン・イ・ボサノヴァ)』2625円
[ボサノヴァの真髄に触れる新録曲集] 誕生50周年に相応しい“ボサノヴァかくあるべし”ともいうべきコンピレーション・アルバムが届いた。本来あるべき美しいものとは、まったく相反するカタチで商用乱発される米曲カヴァーのBOSSA○○○等のまがいものを静かに警告するかのような一枚に、久しぶりにペンも熱くなる。全14曲、ドラムやベースといった余計な添加物を一切排除した“声とギター”だけのミニマム・スタイル。そして、そのタイトルに示されている“部屋の片隅…一本のギター…”という「コルコバード」の詩に象徴されるオリジナルのボサノヴァにしか存在しえない美しい詩が並ぶ。そんな、ここに記録された演奏たちを聴いていると、ジョアンが「想いあふれて」〜『声とギター』、そして近年そのライヴで示してくれた、ボサノヴァ本来の精神性へのオマージュを感じるだろう。最後に、この素晴らしい作品を創造したプロデューサーのジョゼ・ミウトン氏に最大の賛辞を送りたい。〔月刊ラティーナ08年6月号掲載 text by ヒロチカーノ〕『NEY MATOGROSSO/INCLASSIFICAVEIS(ネイ・マトグロッソ/インクラシフィカーヴェイス(分類不能なもの))』3150円
[ネイの声から透けてくるブラジル像] 夜の森に棲まう両生類を思わせる衣裳を身につけ、ここ何年間かで積み上げたシックな素顔のイメージをあっさり覆したネイ様。カズーザやペドロ・ルイス、アルジラ・エスピンドラ&イタマール・アスンサゥン、シコ・ブアルキなどの作品を自在に取りあげ、キーボードにセコス&モリャードス時代の同僚エミリオ・カヘーラを迎え、ポップでロックでアダルトなブラジルをたっぷり聴かせてくれる。このアルバムには同名のツアーが先行し、音楽そのものにもまして、ステージで裸体をさらして着替えたりといった挑発的なネイ・ワールドが、大変な話題を呼んだとか。タイトルの「類別不能なもの」は、収録されているアルナルド・アントゥニスの曲から採られているが、ネイ本人を指した言葉ではなく、ブラジルを意味しているとのこと。類別を超越したところに残る枠「ブラジル」の今を、年齢も性別もジャンルも超越したネイの声で。ゴージャス。〔月刊ラティーナ08年6月号掲載 text by 国安真奈〕『MOINHO/HOJE DE NOITE(モイーニョ/オージ・ヂ・ノイチ)』2625円
[要注目の1stアルバム] 元バンダ・エヴァの歌手、エマヌエリ・アラウージョ。マリーザ・モンチのツアー(『グレート・ノイズ』)や故カシア・エーレルのバンドに参加し、リーダー作も出している女性パーカッション奏者/歌手のラン・ラン。80年代中盤からカエターノのバンドに参加、90年の初来日公演にも同行したギタリストのトニ・コスタ。バイーア出身の3人がリオで結成したバンドの、プロデューサーにベルナ・セッパスとカシンを迎えたファースト・アルバムだ。アシェーではなく、バイーアのサンバにロックを取り入れたサウンドが特徴で、サルヴァドールのペロウリーニョと現在の拠点であるリオのラパが合併したような、ちょっぴりレイドバックしたライヴ・バンドのノリがとても楽しい。トンガリ感はそんなにないけどカイミの名曲「サウダーヂ・ダ・バイーア」なんて実に独創的なカヴァー。他にありそうでなかった、同時にどこか懐かしさを感じさせる音にハマってます。〔月刊ラティーナ08年6月号掲載 text by 中原 仁〕『TIMBALADA/AO VIVO(DVD)(チンバラーダ/アオ・ヴィーヴォ(DVD))』
3675円
[チンバラーダ初のDVD] チンバラーダ、15年に及ぶキャリアでなんと初めてのDVD作品。初期から近年までのレパートリーからイイトコ取りの全22曲にクリップ2曲のお得盤。ブラウン将軍が2曲でゲスト参加し、打楽器メンバーがラップで加わるほかは、新ヴォーカルのデニーが一人で歌いまくっている。Tシャツとデニムをヨレっと着こなす優男は新生エヴァのサウロにも通じる雰囲気で、渦巻ペインティングやジャンクを流用した従来の近未来的トライバル趣味とはやや異質だが、カジュアルでヤング&フレッシュな路線も十分にアリ。Track4「30分」のカポエイラの動きも俊敏。ダンディな白シャツ白帽子のブラウン将軍が歌うTrack3「アシャンス」は70年代アフロ・バイーアの至宝チンコアンスのナンバー。ガチな演奏は勿論、大会場だがギミックなしのステージは親密感が高く、客席のalegriaな感じもはっきり伝わる。〔月刊ラティーナ08年6月号掲載 text by 輪島裕介〕『VARIOS/BELEZA PURA(ベレーザ・プーラ【TVドラマのサントラ】)』2625円
[大注目のノヴァーラ・サントラ] ブラジルのヒットチャートを眺めてみると、放映中のノヴェーラの挿入歌がランクインしていることは、昔から変わらないことだ。テレビ・グローボが月曜日から土曜日の午後7時過ぎから放映している1時間ものの連続ドラマは、視聴率の善し悪しがニュースになるくらい一般のブラジル人は観ているし、その影響力は計り知れないものだといえる。だから挿入歌がヒットする仕組みなのだ。2月から放映スタートした『ベレーザ・プーラ』のブラジル国内のアーティストによる挿入歌を集めたのが本作。初出の楽曲も多く、ブラジル音楽ファンにとっても要チェックの内容となっている。カエターノ・カヴァーでスカンキによる爽快なロックナンバーになったTrack2「ベレーザ・プーラ」は、現在ヒット中。また、テレーザ・クリスチーナとセウ・ジョルジによるTrack7「放っておいて」も聴けるのは、今のところ本作のみとなっている。とにかく旬な物を聴きたいという方には格好のCDだ。〔月刊ラティーナ08年6月号掲載 text by 堀内隆志〕◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□
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- 2008/05/27(火) 16:45:29|
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グループ・コルポの結成当初、音楽を担当したのはミルトン・ナシメント。『Maria Maria』『Ultimo Trem』という演目を制作して、同名の2枚組CDとしても発売されましたが、この度アルゼンチンから両サントラがコンパクトに1枚にまとまったCD『Milton Nascimento/Maria Maria』が入荷しました。『Maria Maria』と『Ultimo Trem』の両舞台に使われた作品が収録され
、外の紙ケースもこれまでの作品には付いていなかったものです。
『Maria Maria』は1976年に初演されました。グループ・コルポが結成されたのが、1975年だったので結成後すぐの公演で、振り付けはアルゼンチンの振り付けしオスカル・アライスが担当。全曲、ミルトンの作曲で、作詞は舞台の脚本も担当したフェルナンド・ブラント。それから4年後、ミルトン、アライスに、脚本のフェルンドが再度手を組み制作されたのが、『Ultimo Trem』。ほぼ全曲がミルトンとフェルナンドのコンビで作られている。
再発に寄せられたコメントでふれられているが、ミルトンを中心にバーハ・ダ・チジューカのアパートの1室に多くのミュージシャンと半共同生活をする中で作られた作品には、クルビ・ダ・エスキーナと直結するミルトン最良の音楽が閉じ込められている。
『Milton Nascimento/Maria Maria』
RR 877 2625円(税込)
01.Maria Maria
02.Pilar(do pila)
03.Os escravos de Jo
04.Pai grande
05.Seducao
06.Maria solidaria
07.Boca a boca
08.Ponta de areia
09.Povo da raca Brasil
10.Encontros e despedidas
11.A lua girou
12.Olho d'agua
13.Ultimo trem
14.Bola de meia,bola de gude
15.Roupa nova
16.Maria Maria(nova Maria)
◆WEBショップにUPされる前の注文はorder@latina.co.jp◆◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□
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- 2008/05/26(月) 20:37:47|
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『EDU KRIEGER/EDU KRIEGER』BF 817 2415円
TRACK01「シランダ・ド・ムンド」をペドロ・ルイス&ア・パレーヂとバンゲラフメンガとマリア・ヒタが、TRACK02「ノヴォ・アモール」をマリア・ヒタとホベルタ・サーが取りあげ、「この人、何者?」と巷で静かな話題を呼んでいるコンポーザーがベールを脱いだ初リーダー作。7弦ギターを弾いて歌う33歳のカリオカだが、これまでにゼー・ハマーリョ、エルバ・ハマーリョ、本作でTRACK06「テンポライス」を共作しているジェラルド・アゼヴェドらと共演し、ファラマンサやハスタペといった新世代フォホー・バンドに曲を提供してきたことからもわかるように、北東部音楽の要素も強い。ここでもサンバと北東部成分の混じり具合が絶妙で、リズム・センスに優れたメロディー・メイカーであるだけでなく歌詞も味わい深く、中でも長編のTRACK14「デウス・コンセルヴィ・プラ・センプリ・メウ・ボン・センソ・テンペラード・ピターダス・ヂ・ロウクーラ」は圧巻。歌に関しては、あともう一味ほしいところだが、アコースティックな音とプログラミング音との自然な同居が新世代ならでは。今後、チェック怠るべからずの逸材だと思う。〔月刊ラティーナ07年12月号掲載 Text:中原 仁〕◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□
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http://www.latina.co.jp/index.html ◆
南極からの生存者(11/27,チリ、アルゼンチン)◆
ベネズエラとコロンビアの関係悪化(11/26,ベネズエラ、コロンビア)◆
サルヴァドールのサッカースタジアムで観客席が落下、8人死亡(11/26,ブラジル)◆
ドメニコの弟、アルヴィーニョがソロ・アルバムをリリース(11/26,ブラジル)◆
ベッチ・カルバーリョのDVD発売記念リオ・コンサートがカネカゥンで!(11/25,ブラジル)◆
パキート・デ・リベラ創作のオペラと、コンチェルトの話題より(11/25,キューバ)
- 2007/11/27(火) 19:24:39|
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『VITOR RAMIL + MARCOS SUZANO/SATOLEP SAMBATOWN
(ヴィトル・ハミル+マルコス・スザーノ/サトレピ・サンバタウン)』
MB 1742668 2625円【ヴィトルとスザーノが創造する“歌”】
去年から、スザーノが日本に来て会うたびに「ヴィトル・ハミルと一緒にレコーディングしている。スッバラシイ、ソングライターね!」と耳タコになるぐらいに聞かされていたのだけど、それがヴィトルとの共同名義によるものだなんて……はい、みなさん、真っ先にレニーニとの『魚眼』が頭に浮かぶと思います。が、ここで聴けるのは原点回帰ではなく、ぶっちぎりで現在進行形の彼らの姿。ここでのヴィトルはポルトアレグレ出身のいい曲を書く渋いシンガー・ソングライターの域を完全に脱却し、世界レベルの胸キュン・ソング大量生産体制にあるし、スザーノはレニーニ〜モスカ〜ホルヘ・ドレクスレル(本作にもゲスト参加!)という、これまでのソングライターたちとの経験がかなり活きていると思う(クレジットも久々に“リズム”だ!)。スザーノが今、確実に一番エンジョイしている電脳×アコースティックな歌モノ・プロジェクト。大☆名☆盤!!〔月刊ラティーナ07年11月号掲載 Text:佐々木俊広〕

『LAERCIO DE FREITAS/LAERCIO HOMENAGEIA JACOB DO BANDOLIM
(ラエルシオ・ヂ・フレイタス/ラエルシオ・オメナジェイア・ジャコー・ド・バンドリン)』
M 1023 2625円【ジャコーの音楽に、マエストロが新アプローチで迫る】
もし事前情報なしに聴いたとしたら、筋金入りのショーロ通でもない限り、これがジャコー・ド・バンドリンの作品集とは気づかないかもしれない。数多い有名曲をあえて外し、あまり知られていない曲を並べた選曲の上、演奏はピアノとギターのデュオ。しかしこの意表を突いた企画の張本人がラエルシオ・ヂ・フレイタスだと知れば納得できる。60〜70年代に作編曲家/ピアニストとして数々のMPBアルバムを裏で支えたマエストロであり、最近では娘タルマ・ヂ・フレイタスのリーダー作で素晴らしいタッチのピアノとエレピを聴かせたラエルシオには、ショーロの作曲家/演奏家としての顔もあり、生前のジャコーとも交流があった。この久々の新作はサンパウロの若手ギタリスト、アレサンドロ・ペネッツィとのデュオで、クラシック〜室内楽のアプローチを通じてジャコーの音楽に新たな光を当てた発想そして結果に脱帽。〔月刊ラティーナ07年11月号掲載 Text:中原 仁〕

『PAULO COELHO - O COMPOSITOR
パウロ・コエーリョ――オ・コンポジトール』
PG 9857074 2625円【世界の小説家が作詞を手掛けたヒット曲をコンパイル】
今やジョルジ・アマードと比較されることも多い、ブラジルを代表する小説家パウロ・コエーリョ。彼の著作は現在66ヶ国語に翻訳され150ヶ国以上で愛読されている。1947年、リオデジャネイロの中産階級の家庭に生まれたパウロは大学法学部に在学中ヒッピー文化に傾倒、中退すると2年間の世界放浪の旅に出た。帰国後、俳優やジャーナリストとして活動、ロック系ミュージシャンと交流を深めると作詞家として才能を見出し、120曲以上の作詞を手がけた。特にハウル・セイシャスとは共作も多く爆発的なヒットを記録した。本作はハウルの他、エリス・レジーナやヒタ・リーなどに提供した彼の作詞した当時の楽曲をコンパイルした作品だ。一度は頂点を極めた彼だったが、79年に突然レコード会社に解雇され失意の中再び世界放浪の旅に出たのだが、この体験が元となり小説家に転向、より多くの成功を手に入れることになるのだった。〔月刊ラティーナ07年11月号掲載 Text:Willie Whopper〕
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最新海外ニュース
http://www.latina.co.jp/index.html ◆
アレハンドロ・フェルナンデス、歌手歴15周年を国立音楽堂で祝う!(10/22,メキシコ)◆
ジェリー・リベラの新譜は話題満載のタンゴ=カリブ・フュージョン!(10/22,プエルトリコ=アルゼンチン)◆
ルイジアナ州知事選で36才のインド系移民、初の非白人ボビー・ジンダル氏が当選! (10/22,USA)◆
誘拐事件で4000万円要求、人質はジャーマンシェパード(10/22,コロンビア)◆
パウリーニョ父でありエポカ・ヂ・オウロの創設メンバーの大ギタリスト、セーザル・ファリア死去(10/22,ブラジル)◆
ベッチ・カルヴァーリョの好企画『バイーアのサンバを歌う』が10月中にブラジルでリリース(10/22,ブラジル)◆
シルビオ・ロドリゲス、約束通りチリで無料コンサート!(10/20,キューバ、チリ)◆
フアネス、ノーベル平和賞授賞式記念コンサートに出演決定!(10/20,コロンビア=ノルウェー)
- 2007/10/22(月) 17:59:32|
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昨日に引き続き、ブラジルから入荷したばかりのCD/DVDを紹介します。

『PATO FU/DAQUI PRO FUTURO(パト・フ/ダキ・プラ・フトゥーロ)』
RTPF 009 ◆2,625円
先日、突然の来日ミニライヴを行ったミナス出身のポップ/ロック・バンドの通算9作目。前作に続き、ギターのジョンがミックスまで手がけた完全自主制作。電子音と生音を絶妙に配したサウンドにフェルナンダ・タカイの歌が一際映える。従来のエッジの効いたギター・ポップから繊細で静謐な音響構成への展開には、インディー移行、中心二人の結婚・出産、宅録という要因のほか、前作から正式加入した鍵盤奏者ルル・カマルゴの貢献大と見た。ポスト・パンクの心意気を感じさせるスージー&ザ・バンシーズのブリストル風カヴァーTraqck4や、ロック・エン・エスパニョールに接近したTrack5、極上フォークトロニカTrack8,10など、世界各地の実験的ポップとの共振を強く感じさせる。「ブラジルの渋谷系」なるキャッチはそうした文脈でのみ理解されるべき。ところで強力なライヴ・バンドでもある彼ら、フルメンバーでの来日は実現するか?〔月刊ラティーナ07年10月号掲載texto por輪島裕介〕http://www.latina.co.jp/html/webshop/new_info_list.php?code_scd=RTPF%20009
『LUIZ GONZAGA/MONUMENTO NORDESTINO(3CD+1DVD)(ルイス・ゴンザーガ/モヌメント・ノルデスチーノ(3CD+1DVD))』
SB 8869708252 ◆8,820円
http://www.latina.co.jp/html/webshop/new_info_list.php?code_scd=SB%208869708252
『VITOR RAMIL E MARCOS SUZANO/SATOLEP SAMBATOWN(ヴィトル・ハミル&マルコス・スザーノ/サトレピ・サンバタウン)』
MB 1742668 ◆2,625円
陰りを帯びた曲調と歌声が特徴的なシンガー・ソングライターとしてデビュー以来注目されてきたヴィトル・ハミル。今作は、マルコス・スザーノとがっぷり組んだ飛躍盤。基本的には、ヴィトル・ハミルの歌とギターに、マルコス・スザーノがアコースティックを基調とし、時にダビーなパーカッション類をかぶせている。この2人の目指しているものが一致していて、音数は多くないがしっかりとした音世界と構築している。息を呑む美しさ。ゲストに、カチアBとホルヘ・ドレクスレルがVoで参加し、音世界の幅を広げているが、まずヴィトルとスザーノの完成された美意識ありきという統一感がまたいい。レニーニとスザーノの『魚眼』がブラジル音楽ファンが聞くべき傑作となったように、ヴィトル・ハミルの作品が広く日本で知られる定番として定着するか? 作品のクオリティーはまず間違いない。どこまでも聞き込める1作。http://www.latina.co.jp/html/webshop/new_info_list.php?code_scd=MB%201742668
『D2/PERFIL(D2/ペルフィル(ベスト))』
SL 07782 ◆2,415円
http://www.latina.co.jp/html/webshop/new_info_list.php?code_scd=SL%2007782
『QUITO RIBEIRO/UM COISA SO(キト・ヒベイロ/ウマ・コイザ・ソー )』
304ES 304002 ◆2,415円
90年前半にルカス・サンタナの共作者としてシーンに登場したキト。サルヴァドールの出身だが、リオでの生活も長い36歳。本作が1stだが、ダニエラやイヴェッチ、ジルやガルが彼の曲を取り上げてきたので、彼の名に見覚えがある方も少ないないはず。シコ・ネヴィスとペドロ・サー(!)がプロデュースした本作は、現在拡大中のリオのエクスペリメンタル・ポップのシーンのど真ん中から発信された良作。“+2”のピコピコもバイーアのドンドンもこのアルバムの中では、スマートに同居している。自信を持って「いい」と言える作品だけれど、特にモレーノやダヴィの新作を待ちわびている人がいたら絶対オススメ! リオとバイーアに片足づつルーツをもつモレーノやダヴィ(両人とも本作に参加)といった気心の知れた音楽仲間と切磋琢磨しながらいい音楽作り続けているキトの、まず1作目であり、ここ5年の集大成でもある本作を大いに聞き込んで!〔月刊ラティーナ07年10月号掲載texto por花田勝暁〕http://www.latina.co.jp/html/webshop/new_info_list.php?code_scd=304ES%20304002
『LUIZ MELODIA/ESTACAO MELODIA(ルイス・メロヂーア/エスタサゥン・メロヂア)』
BF 649 ◆2,415円
歌う黒真珠(代表曲のタイトルを引用)! 昔から大好きな人なんだけど、かつては日本盤のLPもCDも発売されたのに認知度が低いのが残念だ。サンバもブルースもソウルもファンクもありの汎ブラック・ミュージック気質が逆に敬遠される理由だとしたら、純粋主義などクソ食らえ。なんて悪態つくよりも、とにかくこの新譜を聴け! と一言。カルトーラから始まって、父オズヴァルド・メロヂア、ジェラルド・ペレイラ、ウィルソン・バチスタ、イズマエル・シルヴァ作品など、粋でいなせでマランドロなサンバ・カリオカのオンパレードで、バックの演奏も正統派に徹している。でもそこはルイス・メロヂアだけに、サンバという名のフェイジョアーダにブルース風味の“秘伝のタレ”をかければコクは一気に三倍増。父性愛と永遠の不良性を合わせ持つ、こんなにふくよかで濃厚な色っぽい歌声、そうそう聴けるものじゃない。個人的には今年の“裏ベスト”の最有力候補。〔月刊ラティーナ07年10月号掲載texto por中原仁〕http://www.latina.co.jp/html/webshop/new_info_list.php?code_scd=BF%20649
『DJAVAN/MATIZES(ジャヴァン/マチゼス)』
LRB 003 ◆2,940円
http://www.latina.co.jp/html/webshop/new_info_list.php?code_scd=LRB%20003
『VARIOS/O MELHOR DA MUSICA INSTRUMENTAL BRASILEIRA(5CD)
(VA/オ・メリョール・ダ・ムジカ・インストゥルメンタル・ブラジレイラ)』
TRA 13002 ◆7,875円
『Baden Powell/Lembranca』『Duofel/Duofel20』『Marcos Suzano/Flash』『Cesar Camargo Mariano Mariano e Romero Lubambo/Duo』『Paulinho Nogueira/Chico Buarque-Primeiras Composicoes』以上5枚の優れたインストゥルメンタル・アルバムをセットにしたBoxセット。現在入手困難な作品が複数含まれている。
http://www.latina.co.jp/html/webshop/new_info_list.php?code_scd=TRA%2013002
『ZECA PAGODINHO/RARIDADES(ゼカ・パゴジーニョ/ハリダーヂス )』
GU 08112 ◆2,415円
http://www.latina.co.jp/html/webshop/new_info_list.php?code_scd=GU%2008112
『ELIS REGINA/ELIS EDICAO ESPECIAL CAIXA
(エリス・レジーナ/エリス・スペシャル・エディションBOX)』
TRA 13705 ◆21,000円
http://www.latina.co.jp/html/webshop/new_info_list.php?code_scd=TRA%2013705
『LAERCIO DE FREITAS/HOMENAGEIA JACOB DO BANDOLIM
(ラエルシオ・ヂ・フレイタス/オメナジェイア・ジャコー・ド・バンドリン)』
M 1023 ◆2,625円
http://www.latina.co.jp/html/webshop/new_info_list.php?code_scd=M%201023
『TOM JOBIM/AO VIVO EM MONTREAL(トム・ジョビン/アオ・ヴィーヴォ・エン・モントリオール )』
BJ 309 ◆2,415円
ジョビンがバンダ・ノヴァと行った1986年のモントリオール・ジャズ・フェスティバルでのライヴ音源。ゲスト・ヴォーカルがいない分、本来のジョビン・バンドの演奏を楽しめる好ライヴ盤!
http://www.latina.co.jp/html/webshop/new_info_list.php?code_scd=BJ%20309
『VANESSA DA MATA/SIM(CD+DVD)(ヴァネッサ・ダ・マタ/シン(CD+DVD))』
SB 8869711979 ◆3,780円
ドキュメンタリーDVD付き盤。ジャケットも別バージョン。かなりいいドキュメンタリーになってます。今回彼女のアルバム制作に参加したメンツの音作りの秘訣に興味がある人がぜひぜひ。
http://www.latina.co.jp/html/webshop/new_info_list.php?code_scd=SB%208869711979
『VARIOS/O JONGO NA SERRINHA(DVD)(VA/オ・ジョンゴ・ナ・セヒーニャ(DVD))』
RD 104 ◆3,675円
http://www.latina.co.jp/html/webshop/new_info_list.php?code_scd=RD%20104
『CAETANO VELOSO/LINGUA(カエターノ・ヴェローゾ/リングア)』
PG 1723596 ◆2,940円
カエターノによる、英語・スペイン語・フランス語・イタリア語など「ブラジル・ポルトガル語以外で歌われた」楽曲に焦点を当てたコンピレーション。何でわざわざ、というのが本誌読者の率直な印象に違いないとは思うけれど、ここにも収録されている初期の名作「ロンドン、ロンドン」や、ビートルズ、マイケル・ジャクソンなどの英詞カヴァー、全編スペイン語のラテン名曲集『粋な男』が今も高い人気を誇っていることも、また紛れのない事実。これらのカヴァー群が素晴らしいのはもちろんだが、72年にしてレゲエを取り入れた「ナイン・アウト・オブ・テン」(ここでのテイクは84年作『ヴェロー』より)、ミケランジェロ・アントニオーニに捧げた同名曲などのオリジナル曲にこそ、言葉そのものが持つ響きやリズム感にカエターノがいかに意識的であったかが鮮明に見て取れ、興味深い。カエターノの音楽に、選ばれるべくして選ばれた言語たち。〔月刊ラティーナ07年8月号掲載texto por成田佳洋〕http://www.latina.co.jp/html/webshop/new_info_list.php?code_scd=PG%201723596
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ラ米の重病児童を救うチャリティ・コンサートに、ビッグネーム達がふたたび勢揃い!(09/27,USA)◆
マリーザ・モンチ、リオ北部の貧民街で「ウニヴェルソ・パルチクラール」のショーを開催へ(09/26,ブラジル)◆
アルリンド・クルス、マリア・ヒタと『サンバ・メウ』について語る(09/26,ブラジル)テーマ:本日のCD・レコード - ジャンル:音楽
- 2007/09/27(木) 15:54:02|
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ブラジル盤が入荷しました。
ほんの一部ですが紹介します。

『MARIA RITA/SAMBA MEU(マリア・ヒタ/サンバ・メウ)』
WE 2564698109 ◆2,625円
若きMPB界最高の歌手マリア・ヒタが3rdアルバムで取り組んだのは、サンバ曲集。プライヴェートでも親交のあるサンビスタが新たに作曲したサンバを、統一感のある演奏で聴かせる新世代サンバのニュー・スタンダード。早くもラジオでハード・プレイされていて「ブラジル人の心に残る名サンバ」が誕生しはじめている。これまでの2枚のアルバムでMPBをジャズ解釈したクールなサウンド世界を確立した彼女。彼女の世界に魅了されてきたファンは必ず、本作の包容力のある彼女の歌声に導かれスーっと、サンバの世界に引き込まれて行くはず。ホベルタ・サーやテレーザ・クリスチーナといった方々から登場する魅力的な新世代女性サンバ歌手の諸作品と本作を聴き比べてもおもしろいし、彼女が取り上げた作品の作者のサンビスタの作品に興味を広げても豊かな音世界が広がっている。マリア・ヒタがオーソドックスでかつ新味がある本格的サンバ・アルバムを発表したことで、新世代サンバ・シーンが世界的に注目されそうだ。新サンバ・スタンダードを提示した大傑作は、ぜひ弊社を通じてブラジル盤でお聞き下さい。http://www.latina.co.jp/html/webshop/new_info_list.php?code_scd=WE%202564698109
『CAETANO VELOSO/MULTISHOW AO VIVO CE(カエターノ・ヴェローゾ/マルチショー・アオ・ヴィーヴォ・セー) 』
PG 1737304 ◆3,150円
同性愛者の秘めたる思いを一人称の性的表現を多用し歌うTrack8は唯一『セー』発表後に作られた曲。同曲をはじめとして性的表現をもつ曲が多く、それらの曲をロックするカエターノはそれはそれはセクシーで、65歳のカエターノに“セックス・シンボル”という言葉が相応しいと思った。ジミ・ヘンやマイルスの音楽を聞いてセクシーだと思ったことがあるが、それと並ぶ。カエターノの歌からだけではなく、ペドロ・サーのギターからも何度か絶頂に達しているかのような音がする。才能と才能がぶつかり軋む音がする。ともすれば21世紀に見るべき美点は何もないロックという音楽に、生気がみなぎっている。『セー』からの収録は6曲。他の曲は今のバンドにぴったりくる曲を各方面から。「I Love You」ではなく「Odeio Voce(あなたを憎む)」とブラジルの若者に合唱させるカエターノ。ここでは全てがシンプルでリアルでVivoだ。〔月刊ラティーナ07年10月号掲載 texto por 花田勝暁〕http://www.latina.co.jp/html/webshop/new_info_list.php?code_scd=PG%201737304
『CHICO BUARQUE/CARIOCA AO VIVO(2CD)(シコ・ブアルキ/カリオカ・アオ・ヴィーヴォ(2CD))』
BF 689 ◆3,150円
『カリオカ』発表後に行ったライヴ・ツアーの実況盤は、シコの世界観がばっちり記録された名作。もともとヴォーカルの伸びだとか声量とか勢いとか、年齢に左右される要素で魅了してきたわけではなく、「人となりと曲と歌詞」が魅力だった人なので、年を重ねてますますその魅力が増している感もある。自分自身が作詞作曲に関わった曲が演奏曲目の大半だが、各々がそれはそれは名曲でかつブラジリアン・スタンダード。長いスパンで見渡した時に、ブラジルで一番人気と実力があるアーティストだという声が非常に多いのにも素直に納得だ。ここ十年来バンドのメンバーに変化はなく、シコと共に年齢を重ねている名うての名手ばかりだというところも魅力的だ。アレンジも聞けば聞く程シコらしさが出てくる名アレンジ。MPBやサンバの中心部に近づきたいなら、これは聞くべき作品。2枚組全28トラックで示してみせたブラジル音楽の過去・現在・未来。http://www.latina.co.jp/html/webshop/new_info_list.php?code_scd=BF%20689同DVD

『CHICO BUARQUE/CARIOCA AO VIVO(DVD)(シコ・ブアルキ/カリオカ・アオ・ヴィーヴォ(DVD))』
BF 730 ◆3,675円
http://www.latina.co.jp/html/webshop/new_info_list.php?code_scd=BF%20730
『ROBERTA SA/QUE BELO ESTRANHO DIA PRA SE TER ALEGRIA(ホベルタ・サー/キ・ベロ・エストラーニョ・ヂア・プラ・セ・テール・アレグリア)』
MB 1737398 ◆2,940円
2005年の『ブラゼイロ』を通じて日本でも多くのファンを獲得した、素直で伸びやかな歌声がキュートなヒマワリ娘。新作もサンバを軸に、前作に続いてプロデュースをつとめるホドリーゴ・カンペーロやマルコス・スザーノがスパイシーなプログラミングを施し、アミルトン・ヂ・オランダやカルロス・マルタ&ピフィ・ムデルノが華を添え、レニーニとのデュエットもある。選曲も、イヴォニ・ララの名曲㉀から後見人のペドロ・ルイスやモレーノ・ヴェローゾらの新曲まで多彩にして豪華。街角のサンバとお茶目な宅録イズムが一体化した、「ラパの水道橋をくぐったらガヴェアに来ちゃいました」な感じの音も面白いけれど、耳はホベルタの歌声に釘づけだ。愛らしさだけでなく、ほのかなサウダーヂ感も身につけ、感情表現がさらに細やかになった。これでもまだ大器の片鱗の段階なのでズバリ提言。ジョアン・マリオのMP,Bレーベルから離れることが飛躍への近道だと思う。〔月刊ラティーナ07年10月号掲載texto por中原 仁〕http://www.latina.co.jp/html/webshop/new_info_list.php?code_scd=MB%201737398
『GONZAGUINHA/ENSAIO 1990(DVD)(ゴンザギーニャ/エンサイオ1990(DVD))』
PER 520035 ◆3,675円
http://www.latina.co.jp/html/webshop/new_info_list.php?code_scd=PER%20520035
『EDU LOBO/VENTO BRAVO(DVD)(エドゥ・ロボ/ヴェント・ブラーヴォ(DVD))』
BF 739 ◆3,675円
http://www.latina.co.jp/html/webshop/new_info_list.php?code_scd=BF%20739
『ROBERTO RIBEIRO/ENSAIO 1991(DVD)(ホベルト・ヒベイロ/エンサイオ1991(DVD))』
PER 520045 ◆3,675円
http://www.latina.co.jp/html/webshop/new_info_list.php?code_scd=PER%20520045
『SANDY E JUNIOR/ACUSTICO MTV(サンディー&ジュニオール/アクースチコ MTV』
PG 1741587 ◆3,360円
姉、83年1月生まれのサンディー。弟、84年4月生まれのジュニオール。カンピーナス生まれ姉弟のデュオは、16作目となる本ライヴ作を最後の作品とし、デュオとしての活動を終了する。90年にデビューし、セールスとしての絶頂期は2000年前後。“作られた”部分も多分にあったはずの2人は、活動の終了を2人の話合いで決定し、しかし応援してくれた全ての人のためにも有終の美を飾ろうと、最後の場を自分たちで“作って”いる。豪華盛大なフェスタでドーンと終わるわけではなく、最後まで歌を歌い伝えることを大切にしていて、親密な歌がここにはある。録音状態もすごく良い。ルル、イヴェッチ、マルセロ・カメロの3人だけにゲストを押さえ、作品としての集中力はすごく高い。何度も繰り返し聞きながら、こんなに爽やかに物事が終わっていくこともあるんだと感動しているところ。若いけれども年期のある彼らのポップスは、よほどすごい。〔月刊ラティーナ07年10月号掲載texto por花田勝暁〕http://www.latina.co.jp/html/webshop/new_info_list.php?code_scd=PG%201741588同DVD

『SANDY E JUNIOR/ACUSTICO MTV(DVD)(サンディー&ジュニオール/アクースチコ MTV(DVD))』
PG 1741588 ◆4,725円
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フジモリの獄中の扱いを巡って、娘ケイコや弁護士が抗議!(09/25,ペルー)◆
ダリエンソ楽団 在籍のピアニスト、フアンシート・ディアス 死去!(09/25,アルゼンチン)◆
コロンビアの平和を願う三大都市同時ミュージック・フェスに、国内アーティスト勢大団結!(09/24,コロンビア)◆
巨大ロックフェス "ペプシ・ミュージック・ロックフェスティバル 2007"、今年も首都で開幕!(09/22,アルゼンチン) ◆
ペルー送還決定のフジモリ、チリで身柄拘束!(09/22,チリ、ペルー)テーマ:本日のCD・レコード - ジャンル:音楽
- 2007/09/26(水) 19:45:59|
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アドリアーナ・カルカニョット来日公演特設ブログ
『Enguiço』(1990) 2100円
デビューアルバムながらセールス的にも成功した1st。マリーザ・モンチの成功に続けと、自作曲以外にトータルに考え抜かれたカバー曲/提供曲で構成されたアルバム。カエターノ/ドナート/バストス共作の「ナケーラ・エスタサゥン」のヒットにより一気にスターダムを駆け上がった。

『Senhas』(1992) 2100円
自作曲が一気に多くなった転換期の2ndアルバム。彼女のアーティストとしてのマニフェストとも言えるタイトル曲「Senhas」で幕を開けるは、名手サシャ・アンバッキの全面参加もあり、彼女の書く曲の良さが一際際立つ1作。

『A Fabrica do Poema』(1994) 2100円
一気にアヴァンギャルドな作風が目立つようになった94年の良作。「ポエム工場」というアルバムタイトルや、アーティスト然としたジャケットから、アーティストとしての毅然とした自信がうかがえる。難度の高い佳曲が並ぶ。

『Maritmo』(1998) 2100円
エッヂの立った名曲ばかりを収録した98年作。未だに彼女の最高傑作とする声も多く、当時は国内盤も発売され話題となった。海をテーマにした本作は、彼女の作品の中でも最も各楽曲の振り幅が広く、色彩感も素晴らしい傑作。

『Publico - ao vivo』(2000) 2100円
彼女の評価を決定づけた弾き語りスタイルのライヴ録音作。彼女のカリスマな魅力が凝縮されている。集中力抜群のそのパフォーマンスの質の高さに、かの地の大観衆と同様に彼女の“歌”の世界に引き込まれること必至!

『DVD/Publico - ao vivo』(2000) 3675円
彼女の得意とする一人弾き語りスタイルでのサンパウロでのライヴを収録した映像作品。ギターと声だけでブラジル中を魅了した本作で、彼女の評価は決定的なものになった。服を脱ぐパフォーマンス等、一挙一動から目が離せない。

『Cantada』(2002) 2100円
カルカニョット名義のオリジナルとしては最新の作品。全体に宅録的な、アットホームな雰囲気を持ちつつ07年にも通用する先鋭さも備えた怪作。モレーノ、ドメニコ、カシンとの共演はこのアルバムから始まり、特にカシンは音作りのキーマンとして、奇才ぶりを十分に発揮している。マドンナのカバー「MUSIC」も必聴!穏やかで、かつヒリヒリする。

『Perfil』(2003) 2100円
爆発的ヒットを記録したベスト盤。02年リリースのオリジナル・アルバム『Cantada』までの6枚のアルバムから、ヒット曲/人気曲を収録している。ブラジリアン・ポップス界のミューズとしての彼女の魅力に触れるのに最適なアルバム。

『Adriana Partimpim』(2004) 2100円
スタジオ録音作としては最新作。アドリアーナが子供でも楽しめるような、優しくて力強い名曲ばかりを演奏した傑作。モレーノ、ドメニコ、カシンも録音に参加し、夢のある音世界を作り上げるのに一役かっている。

『Adriana Partimpim O Show』(2005) 4410円
04年作『Adriana Partimpim』を、実際に子供たちを前に再現したライヴ映像+ライヴ録音CDのセット作。カラフルな衣装に身を包んだアドリアーナ達の姿に、見るもの全てがなごみ&魅了される夢の世界。こんな作品、他にない。
ご購入は
WEBショップ>ボタン=ブラジルCD or ブラジルDVD/VIDEO より
テーマ:お気に入りミュージシャン - ジャンル:音楽
- 2007/06/06(水) 18:20:12|
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ブラジルからの入荷がありました。
小出しになりますが、なるべくこのブログでも紹介します。

『Monica Salmaso/Noites de gala , samba na rua』BF 683 2,415円
以前に
オーマガトキから『ボアデイラ』が国内リリースされたこともある。スケールの非常に大きな歌手モニカ・サルマーゾの新作は、シコ・ブアルキ集。バックは、サンパウロを中心に活躍するベース奏者ホドルフォ・ストエテールが核となるバンド=パウ・プラジルが務め、ホドルフォはアルバム全体のプロデュースも行っている。筆者はリオに滞在中に1度、シコ・ブアルキの60歳を祝福するイベントで、モニカ・サルマーゾがシコ・ブアルキの作品ばかりを歌うのを聞いたが、モニカ・サルマーゾはシコの知的で複雑なサンバを歌うのに、マリア・ベターニアに並ぶ最高の解釈者だと思った。最近の彼女の姿で印象的だったのは、昨年第3回スペイン・ラテンアメリカ映画祭で上映された映画『Vinicius de Moraes』でヴィニシウスの作品を歌っていた姿だが、他の歌手よりもフィーチャーされていると感じている感じたのは私だけではないだろう。それだけ、“歌手”という点では、中堅の中でもズバ抜けた実力があり、ブラジルの音楽関係者からも信頼されている。

『Samba Novo』 SL 06132 2,415円
リリース前にラティーナHPの海外ニュースで取り上げた
注目の作品。プロデューサーのホドリゴ・マラニャゥンがブラジルで
初のソロアルバムを発売したというニュースも届いている。試聴は
こちら。
購入はこちらから。テーマ:音楽のある生活 - ジャンル:音楽
- 2007/05/30(水) 15:44:43|
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プレミオ・マルチショウのノミネート作品が発表になった。ノミネート作品の選定は2ヶ月間の一般投票を通じて行われた。
4部門にノミネートされたイヴェッチと、3部門にノミネートされたカエターノ・ヴェローゾ、ジョタ・クエスト、CPM 22、Pittyが光る。マルチショウの傾向上、若年層に人気があつ若いアーティストが多くノミネートされている中での、カエターノのこの人気ぶりは、貫禄以上のもの。
ノミネートされた作品への投票は今週水曜から7月1日まで行われ、7月3日にリオデジャネイロの市立劇場で各部門の最優秀賞の発表が行われる。
新人部門
セウCeu
マスカヴォMaskavo
モピトピMoptop
NX Zero
パパス・ダ・リングアPapoas da Lingua
男性歌手部門
カエターノ・ヴェローゾCaetano Veloso
ショラゥンChorao(Charlie Brown Jr)
ルル・サントスLulu Santos
ナンド・ヘイスNando Reis
ホジェリオ・フラウジノRogerio Flausino(Jota Quest)
女性歌手部門
アナ・カロリーナAna Carilina
クラウヂア・レイチClaudia Leitte(Babado Novo)
イヴェッチ・サンガロIvete Sangalo
メギ・ストッキMeg Stock(Luxuria)
ネグラ・リーNegra Li
CD部門
アナ・カロリーナAna Carilina『ドイス・クアルトスDois Quartos』
アルマンヂーニョArmandinho『アオ・ヴィーヴォAo VIvo』
カエターノ・ヴェローゾCaetano Veloso『セーCe』
マルセロ・デードイスMarcelo D2『メウ・サンバ・エ・アシンMeu Samba E Assin』
イヴェッチ・サンガロIvete Sangalo『マルチショウ・アオ・ヴィーヴォ-イヴェッチ・ナ・マラカナゥンMultishow Ao Vivo - Ivete no Maracana』
PV部門
「ドール・ヂ・ヴェルダーヂDor de Verdade」マルセロ・デードイスMarcelo D2
「エウ・ヌンカ・ヂッシ・アデウスEu Nunca Disse Adeus」カピタル・イニシルCapital Inicial
「エウ・ヴォウ・テンタールEu Vou Tentar」イラ!Ira!
「ナ・スア・エスタンチNa Sua Estante」ピチィPitty
「ヴォセ・ヴァイ・エスタール・ナ・ミーニャVoce Vai Estar Na MInha」ネグラ・リーNegra Li
プレイヤー部門
シャンピンギノンChampingnon(ヘヴォルシオナーリオスRevolucionarios)
ジャピーニャJapinha(セーペーエミ・ヴィンチドイスCPM 22)
マルコ・トゥーリオMarco Tulio(ジョタ・クエストJota Quest)
マルチン・メンドンサMartin Mendonca(ピチィPitty)
チアゴ・カスターニョThiago Castanho(チャーリー・ブラウン・ジュニアCharlie Brown Jr.)
DVD部門
セーペーエミ・ヴィンチドイスCPM 22『アオ・ヴィーヴォAo VIvo』
ジョタ・クエストJota Quest『アテ・オンヂ・ヴァイAte Onde Vai』
マリア・ヒタMaria Rita『セグンドSegundo』
カシア・エレールCassia Eller『ロック・イン・リオRock in Rio』
ゼカ・パゴヂーニョZeca Pagozinho『アクースチコ2Acustico 2』
グループ部門
ババド・ノヴォBabado Novo
カピタル・イニシルCapital Inicial
セーペーエミ・ヴィンチドイスCPM 22
ルシュリアLuxuria
スカンキSkank
シングル部門
「ベリンバウ・メタリザードBerimbau Metalizado」イヴェッチ・サンガロIvete Sangalo
「エウ・セイEu Sei」パパス・ダ・リングアPapas da Lingua
「ナ・スア・エスタンチNa Sua Estante」ピチィPitty
「セニョール・ド・テンポSenhor do Tempo」チャーリー・ブラウン・ジュニアCharlie Brown Jr.
「ヴォセ・ヴァイ・エスタール・ナ・ミーニャVoce Vai Estar Na Minha」ネグラ・リーNegra Li
ライヴ部門
カエターノ・ヴェローゾCaetano Veloso
イヴェッチ・サンガロIvete Sangalo
ジョタ・クエストJota Quest
マルセロ・デードイスMarcelo D2
オ・ハッパO Rappa
最新海外ニュース
http://www.latina.co.jp/index.html ◆
ベン・ハーパー、ヴァネッサ・ダ・マタ新作『Sim』に参加(5/8,ブラジル)◆
インターネット配信のみの曲がはじめてビルボードのトップ10に!(5/8,USA)◆
メキシコの伝統のソカロ広場が18.000人の裸身で埋まる!(5/7,メキシコ USA)◆
カピーバに捧げる、ペルナンブーコに新しいカルチャー・センター(5/7,ブラジル)◆
ハシオナイスのコンサート開始が遅れてセー広場で暴動、11人現行犯逮捕(5/7,ブラジル)◆
プエルト・リコのエル・グラン・コンボ45周年記念コンサート開催!(5/7,プエルトリコ)テーマ:本日のCD・レコード - ジャンル:音楽
- 2007/05/08(火) 17:22:54|
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