2013年10月14日(月・祝)17時半より、有楽町のよみうりホールにて、「東京タンゴ祭 Festival de Tango en Tokio 2013」が開催されました。 たくさんの方にご来場いただき、ありがとうございました。 また出演者の皆様には、通常のコンサートとは勝手が違うところもあってご迷惑をおかけしましたが、素晴らしい演奏をご披露いただき、本当にありがとうございました。 心より御礼申し上げます。
当日のプログラムと写真をご紹介します!
【第一部】
オルケスタ・デ・タンゴ・ワセダ La viruta ラ・ビルータ (Vicente Greco) Comme il faut コム・イル・フォー (Eduardo Arolas) Melancólico メランコリコ (Julián Plaza)
慶應義塾大学 KBR タンゴアンサンブル La última copa 最後の盃 (Francisco Canaro) Preparense プレパレンセ (Astor Piazzolla) Tomo y obligo 交わす盃 (Carlos Gardel)
ロス・ポジートス Jueves 木曜日 (Udelino Toranzo / Refael Rossi) Un placer ウン・プラセール(喜び)(Vicente Romeo / Juan Andrés Caruso) Mano brava マノ・ブラバ (Francisco Canaro / Juan Canaro)
LAST TANGO Ivry sur Seine イヴリーシュルセーヌ (田ノ岡三郎) Palomita blanca 白い小鳩 (Anselmo Aieta) El último café 最後のコーヒー(Héctor Stamponi)
キンテート・プラタ Amurado アムラード (Pedro Laurenz / Pedro Maffia) La trampera ラ・トランペーラ (Aníbal Troilo) Recuerdo 想い出 (Osvaldo Pugliese)
【第二部】
小松真知子とタンゴ・クリスタル Mala Junta 悪い仲間 (Julio De Caro) 出船(杉山長谷夫)~波浮の港(中山晋平) El Choclo エル・チョクロ (Ángel Villoldo) Vuelvo al sur南へ帰る (Astor Piazzolla) Todos los sueños 夢のすべて (José Colángelo)
京谷弘司クアルテート・タンゴ Monologue モノローグ (京谷弘司) Puglisimo プグリシモ (京谷弘司) Recordacion 回想 (京谷弘司) Siempre a Buenos Aires シエンプレ・ア ・ブエノスアイレス (京谷弘司)
西塔祐三とオルケスタ・ティピカ・パンパ Loca ロカ (Manuel Jovés) Desde el alma 心の底から (Rosita Melo) Meta fierro メタ・フィエロ (Pintín Castellanos) El arranque エル・アランケ (Julio De Caro) La cumparsita ラ・クンパルシータ (Gerardo Matos Rodríguez)
リオのエスコーラ・ヂ・サンバ(サンバチーム)で活動するとはどういう事かを、帰国直後のパーカッショニスト・宮澤摩周(G.R.E.S. Unidos de Vila Isabel)とサンバダンサー・工藤めぐみ(G.R.E.S.Academicos do Salgueiro)の2人から直接知ることができるトークイベント。最新情報満載!
[プロフィール] ☆工藤めぐみ(G.R.E.S. Academicos do Salgueiro) http://ameblo.jp/megumikudo0903/ 1995年、9歳でサンバとクラシックバレエを始める。 19歳でリオデジャネイロに単身滞在。スペシャルチーム 「G.R.E.S.Portela」 「G.R.E.S.Tradição」のオーディションに合格し、少人数のトップダンサーパートであるパシスタとしてカーニヴァルに出場。2008年には難関である、「G.R.E.S. Academicos do Salgueiro」のパシスタのオーディションに合格。2009年のカーニヴァルにて16年ぶりのチーム優勝に貢献。2010年、2011年、2013年とSalgueiroのパシスタとして出場。さらに2013年「G.R.E.S.Imperio Serrano」のパシスタとしても出場を果たす。日本では活動拠点の神戸でダンス教室「メグ サンバダンス レッスン」を主宰し、サンバチーム「BLOCO Feijão Preto(ブロコ フェジョン・プレット)」のダンサーリーダーを務める。所属するFeijão Pretoは、全国規模のサンバコンテスト、「サンバフェスタKOBE」に毎年参加。2008年より5連覇中。
── ☆宮澤摩周(G.R.E.S.Unidos de Vila Isabel) http://blog.livedoor.jp/elefanterj/ パーカッショニスト、ドラマー。2001年初めてブラジルを訪問し、現地音楽の豊さに魅了されて帰国。同年、東京在住(当時)のブラジル人ミュージシャン「ダミアォン・ゴメス・ヂ・ソウザ」の声掛けでエスコーラ・ヂ・サンバ「Império do Samba」の創立期に関わる。その後2005年〜リオデジャネイロへ留学。現在も師と仰ぐメストリ・ゼー・トランビキ(グルーポ・セメンチ)の紹介でリオの老舗エスコーラ・ヂ・サンバ 「Unidos de Vila Isabel」に入会。以来バテリア(打楽器隊)の正規会員として、リオと東京を半年ずつ行き来する生活を送る。2007年にブラジルの全国誌Vejaのカーニヴァル特集号に「Tem japonês na bateria(バテリアの中に日本人がいる)」というタイトルで大きく紹介された。また2013年2月、大手新聞O Globo紙の特集号に「Bloco Cordão do Boitatá(ブロコ コルダォン・ド・ボイタター)」メンバーとして写真記事が掲載された。2013年のカーニヴァルではVila Isabelの優勝に貢献。ペドロ・ミランダ、テレーザ・クリスチーナ、アルフレド・デル・ペーニョ、メストリ・ゼー・トランビキ、マルコス・エスグレバ、故オヴィヂオ・ブリト、プレチーニョ・ダ・セヒーニャなど、リオデジャネイロを中心に、若手サンバ歌手、ベテラン演奏家との親交がある。現在東京を中心に演奏、バテリア演奏指導、パンデイロなどのワークショップを行っている。2012年に自らのブロコ「Quer swingar vem pra cá(ケール・スゥインガール・ヴェン・プラ・カー)」を結成。エスコーラ・ヂ・サンバ文化の理解と振興に努めている。
── ☆船津亮平 http://www.latina.co.jp/ 昨年2012年で創刊60周年・通巻700号を迎えた世界の音楽情報誌、「月刊ラティーナ」の編集長。出版・招聘・興行・輸入・販売を通じ、ラテン音楽とワールドミュージックを中心に、世界連動/同時多発の現在進行形・音楽ムーブメントを世界中から紹介し続けている。CDリリース・コンサート招聘では、オルケストラ・インペリアル、モスカ、モレーノ+ドメニコ+カシン、アドリアーナ・カルカニョット、ホベルタ・サーなどを担当し日本に紹介。1997年にはエスコーラ・ヂ・サンバ「G.R.E.S. Unidos do Viradouro」の打楽器隊の一員としてリオのカーニヴァルで優勝。選抜隊としてジョアン・カエターノ劇場に出演したという経歴も持つ。