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Blog Latina [ブログ・ラティーナ]

月刊ラティーナを発行する(株) ラティーナの情報発信用ブログ!

アルゼンチンから入荷したラティーナのA-ROCKオススメ3タイトル 

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世界中が大好きだったやんちゃなスカバンド「ロス・ファブロッソス・カディリャクス」
復帰第1作目にしてこの完璧な復活ぶり!


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『ロス・ファブロッソス・カディリャクス/リズムの光』
”LOS FABULOSOS CADILLACS/LA LUZ DEL RITMO”


伝説のA-ROCKバンド再結成第1作!
2008年ブエノスアイレス録音

●曲目:01:リズムの光 02:マルビチョ 03:花(フローレス) 04:我らが父 05:俺たちエゴイスト 06:今日 07:留まるべきか行くべきか(ステイ・オア・ゴー) 08:ダブの天才 09:そんな風に呼ばれるのはもうごめんだ 10:愛の終わり 11:とても朝早く 12:ウェイク・アップ・アンド・メイク・ラヴ・ウィズ・ミー 13:コンデナディートス
●演奏:ロス・ファブロッソス・カディリャクス(ビセンティコ、セニョール・フラビオ、フェルナンド・リシアルディ、セルヒオ・ロットマン、マリオ・“スパイカー”・シペルマン、ダニー・ロサーノ)

●かつてカフェ・タクーバなどと並んでロック・エン・エスパニョール運動の盛り上がりを牽引し、02年に惜しまれつつ活動を停止したアルゼンチンを代表するバンドの、活動再開後初となるアルバム。全13曲のうち新曲は5曲で、他にカヴァー曲を2曲と既発曲のリミックスを6曲収録している。ハード・ロック、レゲエ/スカ、ラテン、ファンクなどを混淆し、パーカッシヴかつ骨太なグルーヴとともに聴かせる雑食趣味は相変わらず。グラミーを受賞して勢いづいていた90年代後半の爆発力とやんちゃっぷりは、いささかも衰えていない印象だ。アルバムのテーマが「兄弟愛」ということもあるのか、ホーンのアレンジも含め、ややゆったりとしたノリが特徴。パチャ・マッシヴやブラジリアン・ガールズといった新世代バンドも考えようによっては彼らの嫡子かも、なんてことも思わせる貫禄充分の力作。復帰第一作としては文句なしだ。[月刊ラティーナ09年2月号掲載]土佐有明

◆ゲストも豪華すぎ! DVDもついてこの値段!
ピアノと歌を中心としたフィト・パエスの粋なロックをお聞き下さい! ご覧下さい!


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『フィト・パエス/ブエノスアイレスでもマドリッドでも』
"FITO PAEZ/NO SE SI ES BAIRES O MADRID (LIVE EN MADRID)"


●曲目:CD 01:11と6 02:栄光の墓 03:魔法の輪(feat.ペレーサ) 04:エソ・ケ・ジェバス・アイ 05:恋の後の恋 06:人生の中の二日間(feat.ディエゴ・デル・モラオ、サブー、ダニ・ノエル) 07:あなたと一緒(feat.ホアキン・サビーナ) 08:ブリジャンテ・ソブレ・エル・ミック 09:私は心を捧げにきた(feat.パブロ・ミラネス) 10:ヒロス(feat.アリエル・ロット) 11:道の脇に 12:一つの服と一つの愛(feat.ガラ・エボラ) 13:ピアノのルンバ(feat.ディエゴ・デル・モラオ、サブー、ダニ・ノエル)  14:塩の花びら(feat.マルレンゴ) 15:与えることは与えること(feat.マルレンゴ、ペレーサ、ガラ・エボラ、アリエル・ロット、マビ・ディアス、コキ) 16:マリポーサ・テクニコロール
DVD 01:11と6 02:エソ・ケ・ジェバス・アイ 03:栄光の墓 04:恋の後の恋 05:人生の中の二日間(feat.ディエゴ・デル・モラオ、サブー、ダニ・ノエル) 06:ピアノのルンバ(feat.ディエゴ・デル・モラオ、サブー、ダニ・ノエル) 07:横の部屋 08:塩の花びら(feat.マルレンゴ) 09:私は信じる(feat.マルレンゴ) 10:ヒロス(feat.アリエル・ロット) 11:道の脇に 12:魔法の輪(feat.ペレーサ) 13:貧しい心の街  14:あなたと一緒(feat.ホアキン・サビーナ) 15:ブリジャンテ・ソブレ・エル・ミック 16:一つの服と一つの愛(feat.ガラ・エボラ) 17:私の心に喜びを与えて(feat.ガラ・エボラ、マビ・ディアス) 18:私は心を捧げにきた(feat.パブロ・ミラネス) 19:与えることは与えること(feat.マルレンゴ、ペレーサ、ガラ・エボラ、アリエル・ロット、マビ・ディアス、コキ) 20:マリポーサ・テクニコロール 21:バックステージ(ボーナス・トラック)

●前作「ロドルフォ」が昨年のラテン・グラミーを受賞し、今年は初CD発売から25年めを迎える男盛り・円熟味を増したアルゼンチン・ロック界の貴公子フィト・パエスによるスペイン・マドリード公演ライブのCDとDVD二枚組アルバム。本作には一時不仲説もささやかれた数々の共演で知られる朋友的存在、ホアキン・サビーナや映画「トーク・トゥ・ハー」のレオノール・ワトリングがボーカルを務めるマルランゴ、キューバのヌエバ・トローバのパブロ・ミラネスをはじめとする若手からベテランまで豪華ゲストが多数登場し、音楽・映画監督業他、多彩に活躍するフィトならではの交友関係を感じさせる。観客の熱狂ぶりや盛り上がりを目の当たりにすると改めてフィトの人気と偉大さを痛感。独特のフラット気味なボーカルとピアノ弾き語りはシンプルだけどアルゼンチン・ロックの真髄かもしれない。[月刊ラティーナ09年2月号掲載]タニィ

◆大人の音づくりに痺れます。オリジナルも美しいし、個人的にはニック・ドレイクやジョージ・ハリソンの繊細な曲のカバーもリピートしています。

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『ペドロ・アスナール/ケブラード』
"PEDRO AZNAR/QUEBRADO"


P・アスナール渾身の新作は2枚組!
2006,07年ブエノスアイレス録音

●曲目:CD101:ケブラード 02:フグ 03:場末のノクターン 04:非対称 05:哀しみのリナ 06:バイオリニスト 07:十行詩 08:コントラスト 09:君の心という宝石 10:夜明けの犬たち 11:蜜蜂と蜘蛛 12:愛することと去っていかせることCD201:はかなさ02:軽信03:ジェラス・ガイ 04:応えのない時間 05:苦しくないの? 06:兄弟 07:冬の告白 08:王様は泣いた 09:哀れみのブルース 10:アンジー 11:ジャンク 12:ラヴ
●歌と演奏:ペドロ・アスナール(歌、ギター、ベース、他)ファクンド・ゲバラ(パーカッション)、アンドレス・ビラノバ(ドラム)アンドレス・ベーウサート(ピアノ、オルガン、他)、他

●アルゼンチン・ロック界の鬼才が、久々のオリジナル・アルバムを発表。しかも2枚組24曲という大作だ。1枚目は全曲自作曲(共作を含む)。パット・メセニーとの競演や近年のブラジル音楽への傾倒とは違い、原点に立ち返ったかのようなAORに仕上がっている。ざっくりとした荒い質感のフォーキーなバンド・サウンドと、抑え気味のヴォーカルとの相性も抜群。アカ・セカ・トリオのアンドレス・ベエウサエルト(P、Key)やパーカッション奏者のファクンド・ゲバラといったサポートも力強い。2枚目は、チャーリー・ガルシアやアタウアルパ・ユパンキから、ビートルズのメンバーのソロ(レノン「Jealous Guy」「Love」、ジョージ「Isn't It A Pity?」、ポール「Junk」)、スティング、ニック・ドレイクまでカヴァー曲がずらりと並ぶ。いずれも特に奇をてらうわけでもなく、真摯に楽曲と対峙した好感の持てるヴァージョンばかり。大人のロック・エン・エスパニョールを聴きたいという方には、是非おすすめしたい。[月刊ラティーナ09年2月号掲載]栗本 斉

購入は、ラティーナWEB内、左フレーム内下方の「MPA/音響派/ROCK」のボタンより!
http://www.latina.co.jp/html/webshop/ShopFRM.php
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テーマ:これがオススメ! - ジャンル:ニュース

  1. 2009/01/28(水) 17:16:49|
  2. 商品紹介[アルゼンチン_ロック/ポップス]
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おすすめのアルゼンチン盤(ポピュラー・ミュージックより)

 最近入荷したアルゼンチンのポピュラー音楽の新作の中から、おすすめのものをピックアップしてみました。
 月刊ラティーナ本誌には、アルゼンチンのポピュラー・ミュージックの新しい動きに注目した栗本斉さんの連載「オーガニック・アルヘンティーナ~コンテンポラリー・フォルクローレの世界~」を好評掲載中です。
 そちらの方もぜひ参考に!!!

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『MARIA ELIA=DIEGO PENELAS/ATAJO(マリア・エリア=ディエゴ・ペネラス/近道)』
http://www.latina.co.jp/html/webshop/new_info_list.php?code_scd=IND%20MD001

●Track1近道 Track2あるいは一節のビダーラ Track3サンタ・テレサ Track4ミミズの間に Track5仕事 Track6砂糖の錨 Track7奇跡のカーニバル Track8他の質問 Track9引き潮 Track10満ち潮 Track11星座
●マリア・エリア(歌)、ディエゴ・ペネラス(ギター、歌)

 アカ・セカ・トリオ等注目の若手を多く輩出するF.タレス主宰Imaginary South Recordsレーベルよりまた新たな逸材が登場。マリア・エリアとディエゴ・ペネラスのデュオで、2人はブエノスアイレスの音楽学校で知り合った仲間で、マリアは現代フォルクローレ歌手のシルビア・イリオンドに歌唱を学び、更にクラシックの声楽も本格的に勉強したり、タンゴバンドでのボーカル参加経験もある実力派。ディエゴは左利きのギタリスト、コンポーザー、ピアニストで、トゥクマンのベテランギタリスト、フアン・ファルーや、エントレリオス州出身のマルセラ・パッサドーレ、カルロス・アギーレなど現代フォルクローレの優れたアーティストとの共演経験も多く、楽曲を多数提供するなど注目すべき若手。近年のアルゼンチン・フォルクローレに共通するモダンなサウンド、独特の浮遊感と美しいハーモニー、垢抜けた都会的サウンドと民族的リズムの調和が実に美しい秀逸アルバム。アートで温かみあるジャケットのオブジェはディエゴの父ウーゴ・ペネラスの作。(07年9月号掲載 texto por タニィ)
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『JUANITO EL CANTOR/12 CANCIONES DE AMOR Y UNA VOTELLA DE VINO(フアニート・エル・カントール/12の愛の歌と1本のワイン)』
http://www.latina.co.jp/html/webshop/new_info_list.php?code_scd=IND%20JEC001

●Track1黄色 Track2ああ、私の雀 Track3明かりはどこ? Track4おもちゃ屋のワルツ Track5私の頭にしずくが落ちた Track6ボレロ Track7お土産 Track8一輪の花 Track9俳優になりたい Track10遅かった Track11小さい星たち Track12最後の歌 Track13シャンソン
●フアニート(歌、ギター)、ギジェルモ・ベレスニャク(ピアノ、コーラス)、他

 ここ最近、現代のパジャドールさながらにギターを背負った若手シンガーソングライター達の活躍が目立つブエノスアイレス・ポップス音楽シーン。その中でも異彩を放つのが「歌い手フアニート」ことJuanito el cantorだ。本名フアン・イグナシオ・セラーノはブエノスアイレス州カステラル出身で、本作が1st.アルバムとなる。40曲近くデモを作った中から選りすぐりの13曲を収録、アルバムコンセプトはTrack4に代表される「子どもの視点」。幼き頃大切だったものを取り戻そうと意味を込めて、楽しかった子ども時代を髣髴させるような無邪気なサウンドづくりや遊びが散りばめられ、なんだかほっとさせられる。その反面、強い調子のボーカルとギターに時折エゴイスティックなほどの強い個性も顔を覗かせる。彼自身、絵を描くこと鑑賞することが好きで、CDジャケットやインターネット上で見られるPV、ライブ映像のバックにイメージイラストを配し、トータルにフアニートのめくるめく世界を展開。ちらりと見せる緻密で美しいサウンドに将来性を感じさせる。(07年8月号掲載 texto por タニィ)
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『KEVIN JOHANSEN=THE NADA/LOGO(ケビン・ヨハンセン=ザ・ナダ/ロゴ)』
http://www.latina.co.jp/html/webshop/new_info_list.php?code_scd=SB%208869710096

●Track1ロゴ Track2昨日の夜、君の夢を見た Track3スーザン・サレンダー Track4その月光 Track5カーニバルの亡霊 Track6ファニィ・フェイス Track7ロード・ムーヴィー Track8MP3のソン Track9ハンモック Track10ポル・ラス・ルアス・ペラス・カジェス Track11チカ・ロリンガ Track12S.O.S.タン・ファッション Track13オー・マイ・ラヴ、マイ・ラヴ Track14みんなが言う Track15ポルト・アレグレの月 Track16酔っ払い女の友情 Track17クリシェ・ラティーノ、クリシェ・グリンゴ

 モスカ(ブラジル)、ホルヘ・ドレクスレル(ウルグアイ)、ケビン・ヨハンセン(アルゼンチン)をして、南米の中堅 "SSWトライアングル" とは、僕が勝手に呼んでいるのではなく、3人個々の音楽に触れたことがある人で、普遍的な魅力を備えた歌を作り歌うSSWだという共通点を感じている人は少なからずいる。そんで、その一角を担うケビンの新作『ロゴ』(2002年以来5年ぶり!)は、間違いなく彼の最高傑作。「良くわからないけど良い作品で悔しい!!!」という思いに駆られるということは年に数回しかないが、僕は今そんな思いに駆られている。ルンバやミロンガ、チャカレーラ、クンビア、ボレロ etc…、かの地に根ざしたリズムを巧みに取り入れながらも「捉えどころがない」タイプのミュージシャンだと思っていたケビンが、ケヴィン流にストレートな、思いと才能に溢れた作品を届けてくれた。モスカもTrack10で参加し、ロッキンなVoで花を添える。(07年8月号掲載 texto por 花田勝暁)
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『SEMILLA(セミージャ)』
http://www.latina.co.jp/html/webshop/new_info_list.php?code_scd=UN%201724780

●Track1新しい歌 Track2チャカレーラの道 Track3ラ・ペニェーラ Track4魂の歌い手 Track5小さな光 Track6一つの色 Track7裏切りのチャカレーラ Track8黒くぬれ(ローリング・ストーンズ曲のガト・バージョン) Track9今日は燃えている Track10見てごらん Track11気づかずに Track12帰ってくる
●歌と演奏:バルバラ・パラシオス(歌・ギター)、フアン・カバジェーロ(歌・ギター)、カミーロ・カラバハル(ボンボ、ドラムス)、レアンドロ・ブラシオ(ピアノ、ハモンド他)、ガブリエル・ロッカ(ギター、ベース)
●プロデュース:グスタボ・サンタオラージャ

 グラミー賞にもアカデミー賞にも常連。破竹の勢いとはこのことだろうという活躍ぶり。率いるエレクトロ・タンゴのバホフォンドの新作『Mar Dulce』も世界中で好評で、日本国内盤発売も決定。そんなグスタボ・サンタオラージャが才能を見込んで自分からプロデュースを申し込み、自分が演奏にも参加してしまう新人バンドがいる。それが本作が1stアルバムとなるバンド、セミージャだ。自分たちの音楽を、アスファルトのフォルクローレだと表現する。土地の音楽の栄養を十分に吸収して育ちながら、同時に世界中のロック/ポップにも万遍なく影響を受けた彼らが作った1stアルバムは、至ってオリジナルでオルタナティブな音楽が鳴らされ、ソングライティングの中心で紅一点のVoバルバラには、パンク・ロック史の女帝パティ・スミスを彷彿させる程の才能を感じた。グスタボも大絶賛、今後世界規模で人気集めるであろう逸材バンドがデビュー。(07年10月号掲載 texto por 花田勝暁)

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『SILVINA GARRE/EL DESEO(シルビーナ・ガレー/エル・デセオ〔希望〕)』
http://www.latina.co.jp/html/webshop/new_info_list.php?code_scd=AQ%20146

●Track1よい時代 Track2壊れるまで Track3空中の硬貨 Track4キス Track5旅 Track6私に出来ること Track7私がどこにいても Track8貴重な石 Track9奇跡の時代 Track10誰か Track11絵描きさん Track12地平線の後ろに
●歌:シルビーナ・ガレー
●演奏:マルセロ・ピロット(キーボード)、ディエゴ・クレメンテ(ギター)、パトリシオ・ムルフィ(ベース)、ジョナタン・スセール(ドラムス)

 フアン・カルロス・バグリエット、フィト・パエスらとの活動で1980年代初頭に頭角を現したロサリオ出身のシンガー・ソングライター、シルビーナ・ガレーの新譜。これで自己名義のアルバムは9枚目(1989年のバグリエットとの共演アルバムを含む)らしいが、前作「私たちの聖なる言葉」から実に12年ぶりのアルバムとなるそうだ。カエターノ・ヴェローゾの本の中で「最もカエターノ作品をうまく歌う女性歌手の一人」に挙げられているそうだが、確かに安定感ある歌唱、力まずさわやかな歌声はベテランらしい。ディエゴ・クレメンテのシンプルな伴奏もそつなく、良質のポップス・アルバムとなっている…のだが、きれいに出来すぎていて、やや引き込まれるものに欠けている感じもしなくはないが、ポップスとしての完成度は高い。カルロス・バレーラ作の1曲をのぞいてすべて自身の作品。(07年10月号掲載 texto por タニィ)

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『LA BOMBA DE TIEMPO/ラ・ボンバ・デ・ティエンポ』
http://www.latina.co.jp/html/webshop/new_info_list.php?code_scd=MAP%20179

●Track1短波 Track2開かれた道 Track3テキーラ・チャンピオン Track4三つの羽 Track5皮付きアサード(パート1) Track6皮付きアサード(パート2) Track7ソロ・エス
●演奏:14名の精鋭若者集団(小タンボール、ジェンベ、タンボール・レピーキ、タンボール・ピアノ、スルド、トランペット、グアンチャ、カンパーナス、くり抜き木胴、バター・イヤー、サバル、セミージャス、クラベス、カカバス、キント、他)
●主宰・指導:サンティアゴ・バスケス

 サンティアゴ・バスケスが主宰の『ラ・ボンバ・デ・ティエンポ(時限爆弾)』は、実験的な即興演奏を繰り広げ、進化し続ける打楽器集団。10数名のメンバーにはリリアナ・エレーロと共に去年来日したマリアノ・カンテーロ、シルビア・イリオンドのバンドメンバーでもあるマリオ・グッソ、著名アーティストと多数共演経験のあるベテラン奏者アレハンドロ・オリーバ等、実力派レギュラー陣を主軸にバスケスが指揮をとる。現地アルゼンチンでは毎週定期ライブを開催、ジャンルを超えた豪華ゲストを招いて音楽的バトルロイヤルといえる刺激的セッションを行っている。カリブ海・中南米の様々なリズムをベースにしたアグレッシブな演奏が特徴。ウルグアイのカンドンベ太鼓3種とジャンベやスルドにパーカッションやトランペット等の演奏に、観客の声援や手拍子、口笛なども一体化させている。本作は7曲全てオリジナルの最新ライブ盤。各曲解説も記載されておりその内容を深く知ることが出来る。演奏はインターネット上で見ることも可能だが、ぜひDVDとしてほしいところだ。(07年10月号掲載 texto por タニィ)

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『TUMBATU CUMBA/トゥンバトゥ・クンバ』
http://www.latina.co.jp/html/webshop/new_info_list.php?code_scd=FF%20034

 5年ぶりのオリジナル・アルバムは、ラテン音楽の見本市のような内容の力作。ブラジル、キューバ、ペルーなどで発展したアフロ・ミュージックからの影響を見せつつ、タンゴやミロンガで自国のリズムをプレゼン。マガリのパーカッションと、セバスティアンのエレクトリック・ベースによるリズム隊がとにかく腰に来る。アルゼンチン的なフォルクローレ色は少ないが、ラテン・アメリカのフォルクローレ集大成といってもいいだろう。(07年9月号「オーガニック・アルヘンティーナ」掲載 texto por 栗本斉)

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最新海外ニュース http://www.latina.co.jp/index.html
アルゼンチン・ロック界の伝説的ロック・グループ、ソーダ・ステレオ復活!(09/21,アルゼンチン)
レゲトン界のやんちゃボーズ、ドン・オマール、ボリビアで10時間拘留の憂き目!(09/21,ボリビア))
再結成ムタンチスは1年半で再び活動休止へ(09/21,ブラジル)
ピティがライブDVDをリリース、そして休暇へ。(09/21,ブラジル)

テーマ:お気に入り&好きな音楽 - ジャンル:音楽

  1. 2007/09/21(金) 21:38:57|
  2. 商品紹介[アルゼンチン_ロック/ポップス]
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『THE Kabusacki/Jauregui COLLECTION』入荷しました!

以下の作品は現在order@latina.co.jpにて注文受付中です。すぐに発送できます。

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『THE Kabusacki/Jauregui COLLECTION』
IND KJ001 3800円

 お馴染みフェルナンド・カブサッキ(Fernando Kabusacki)が、映像作家のパブロ・ロドリゲス・ハウレギ(Pablo Rodriguez Jauregui)と組んで作り上げた映像作品集が入荷しました。アート系アニメの異色作です!

 カブサッキとパブロ・ロドリゲスが丹念に作り上げたショート・ムービー11作、カブサッキ周辺アーティストのビデオクリップ8作、カブサッキを含むザ・ナショナル・フィルム・チャンバー・オーケストラ(下にメンバー紹介)がアニメーションに音楽をつけた作品が6作、カブサッキが音楽を担当したちょっとエッチな中編ナンセンス・アニメ「CAPTAN CARDOZO」という盛りだくさんな内容で、かなりお腹いっぱい楽しめます。「CAPTAN CARDOZO」以外、言葉はほとんど登場しないので、言葉の壁を感じずに楽しめます。

 カブサッキとパブロ・ロドリゲスの共作は1990年にはじまり、既に共作歴は16年を数えており、その長い期間をかけて丁寧に制作されたショート・ムービー11作が、やはり本作の目玉です。市販されている日本/欧米の作家によるアート系映像の作品集を見ることも多いですが、ショート・ムービー11作に関して、映像だけを見てもどんな作品集に入っていてもおかしくないクオリティーです。それにカブサッキの作り出す凝った音。アート系映像が好きな方は見逃す手はないという映像集です。
 醸し出す音響空間が“映像的だ”と称されることが多いアルゼンチン音響派ですが、実際にユニークな映像作家とコラボレーションした本作を通じて、アルゼンチン音響派のルーツ/全体像がよりはっきりしてくるのではないでしょうか?

The National Film Chamber Orchestra:Fernando Kabusacki、Mono Fontana、Mussa Phelps、Wenchi Lazo、Santiago Vazquez

パブロ・ロドリゲス・ハウレギ(Pablo Rodriguez Jauregui):アルゼンチン、サンタ・フェ生まれの映像作家。テレビ番組や、雑誌編集に協力する傍ら、アニメーションを制作していて、彼の作品はこれまで、以下のような映像祭で上映されてきた。:UNCIPAR (Villa Gessel, Argentina), VIDEOFEST (Berlin, Germany), Festival Der Nationen (Austria), Animateruel (Spain), Fringe Film and Video Festival (England), Rosario Latin American Video Festival (Rosario, Argentina), Video Brasil (San Pablo, Brazil), Annecy, La Habana (Cuba).


モノ・フォンターナの新作も入荷しているので紹介させて下さい。

月刊「ラティーナ」07年2月号掲載
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『モノ・フォンターナ/クリーバス(Mono Fontana/Cribas)』
IND MONO001 2520円
 98年以来のソロ作品。モノ・フォンターナの弾くピアノの旋律の横で、全く旋律のリズムと関係なく、時計が時を刻むような表情を持たない音が刻まれるTr01。緊張感が走り、“聞き流す”ための音楽ではないという作者の警告が即座に伝わる。フォンタナ所有のピアノをメインにした数台の鍵盤楽器の旋律に環境音が絡む、という静かな前半から、徐々にリズムが現れては消える中盤へ。サンティアゴ・バスケスらの幾人かの協力者の存在が感じられる後半では、快楽的で幻想的な音響装置と化す。 アルゼンチン音響派シーンの中枢にいる人物ながら、本人の精神的理由で来日が実現しないモノ・フォンタナだが、作品の純度は現代音楽の名だたる巨匠を比較対象にしたい程に高い。「この音楽は、選別機を通過するように、抽出されてここにたどり着いた。創作するために生きていることを神に感謝したい」 “創作”に没頭できる彼こそが作り得た必聴作と言いたい。(Texo por 花田勝暁)

現在order@latina.co.jpにて注文受付中です。すぐに発送できます。
  1. 2007/01/18(木) 17:56:03|
  2. 商品紹介[アルゼンチン_ロック/ポップス]
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『DUO MALAMBOS/KE CHI KE CHA(ドゥオ・マランボス/ケ・チ・ケ・チャ)』

 ブラジル盤の詳しい紹介に入る前にちょっと、、、先日アルゼンチンから届いた良盤を紹介させて下さい!

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『DUO MALAMBOS/KE CHI KE CHA(ドゥオ・マランボス/ケ・チ・ケ・チャ)』
LAL 053 2310円
 普段はラ・ポルトゥアリアという5人組バンドで活動するアディ・アシクリとパブロ・ヒメネスが本作を制作するために結成したユニットが、ドゥオ・マランボス。まだ組んで間もないユニットだけれど、ラ・ポルトゥアリアとして80年代後半から活動しており、ミュージシャン歴は長い。ラ・ポルトゥアリアでも“World Beat”と自分たちの 音楽を呼んでおり、バンドの中心人物2人ががっぷり組んだ本作でも、その“World Beat”が発揮される。アフロキューバン、20年代ジャズのスィング感、ディープなファンクを基調に、アイロニーとユーモアが入れ混じったポップな世界観をもった良作だ。基本的にアフロなリズムを基調としているのに、渋谷系に似た雰囲気を感じてしまったと言えば、本作のポップな雰囲気をわかってもらえるだろうか?5人→2人というメンバーの動きはフリッパーズにもあったような…。MySpaceで試聴できるので、まずは聴いてみてくださいな!

というわけで、MySpaceの彼らのサイト。ぜひ、試聴してください!

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最新海外ニュース http://www.latina.co.jp/index.html
ロベルト・カルロス、特別番組にマリーザ・モンチとMCレオジーニョを迎える(12/6,ブラジル)
アドリアナ・バレーラに名誉ある称号を授与!(12/6,アルゼンチン)
プレッタ・ジルはマンゲイラの女神を無事に務められるか(12/6,ブラジル)
平和のために団結するミュージシャンたち(12/5,パナマ)
ルシアーノ・ペレイラ最新作はポップス!?(12/5,アルゼンチン)

テーマ:本日のCD・レコード - ジャンル:音楽

  1. 2006/12/07(木) 00:16:14|
  2. 商品紹介[アルゼンチン_ロック/ポップス]
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アルゼンチン音響派関連作品、一挙紹介!

アルゼンチン音響派の中心人物の、近年のそれぞれのオリジナル作を紹介します!(入荷商品のみ。長くなるのでページを分けますので、“続きを読む”からご覧下さい)

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KABUSACKI 7&8/THE FLOWER THE RADIO(フェルナンド・カブサッキ/7・8 ザ・フラワー、ザ・レディオ)
IND KB003 2,520円
 アルゼンチン音響派の中心的ギタリスト、フェルナンド・カブサッキの新作は2枚組の大作。7th=『THE FLOWER』、8th=『THE RADIO』とそれぞれに名前が付けられている。両作ともカブサッキのセルフ・プロデュースで自作自演がメンではあるが、全24曲が収録された『THE FLOWER』には、マティアス・マンガ、モ ノ・フォンタナ、マリア・エヴァ・アルビストゥール、フェルナンド・サマレ ア、内橋和久、フランシスコ・ボチャトンが参加。全16曲が収録された『THE RADIO』には、前出のメンバーの他に、チャー リー・ガルシアが参加している。『THE FLOWER』が“静”のイメージだとしたら、『THE RADIO』は“陽”“動”のイメージであり、1枚で先頃発表されたアルゼンチン音響派と山本/勝井らのセッション作品とリンクする。時間軸が壮大な作品で、音に完全に身を委ねて、白昼夢を見たくなるような。“音”好きは看過することなかれ!シンプルながら、ジャケと盤デザインも素敵だ。

気になった方はWEBショップより。[MPA/音響派/ROCK]のコーナーへ!

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最新海外ニュース http://www.latina.co.jp/index.html
ペドロ・アルモドバルの最新作、ヨーロッパ映画賞で5つの栄冠に(12/4,スペイン)
ベネズエラ大統領選、チャベスの勝利確実に!(12/4,ベネズエラ)
ベネズエラ大統領選挙、いよいよ今日12月3日投票!(12/3,ベネズエラ)
カストロ80歳誕生日、姿を見せない意味は?(12/3,キューバ)

最新国内ニュース http://www.latina.co.jp/index.html
"沼澤尚&MARCOS SUZANO" presents "NOTHING BUT THE MIDNIGHT FLASH GROOVE" 緊急決定!(12/4)

【“アルゼンチン音響派関連作品、一挙紹介!”の続きを読む】
  1. 2006/12/04(月) 19:17:19|
  2. 商品紹介[アルゼンチン_ロック/ポップス]
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『LUCAS MARTI(ルーカス・マルティー)/TU ENTREGADOR(トゥ・エントレガドル)』

[新着商品紹介]
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『LUCAS MARTI(ルーカス・マルティー)/TU ENTREGADOR(トゥ・エントレガドル)』(アルゼンチン) LAL 055  2310円

 彼が英語圏のアーティストなら一躍ポップス界の要注意人物として認識されていただろうに。現在まだ27才という年齢にも関わらず、傑作アルバムを発表し続けているルーカス・マルティーの3枚目のソロ・アルバム。1994~2004年まで、ア・ティアドル・ラセルのリーダーとして活動したルーカスは、2005年にソロで2枚の傑作アルバムを発表し、自身のクリエイティヴィティーが最高の状態にあることを印象付けた。本作でもその印象は変わらない。前作よりも、もっとポップの王道を走っている本作もやはり必聴。鋭利なポップ・ミュージックとして、素晴らしいクオリティーだ。録音に参加した中心メンバーは、2005年作とほぼ変わらず(下の映像でメンバーの姿を確認してください!)。アルゼンチンに、こんな素晴らしいポップ職人が登場したことを手放しで喜び、一人でも多くのポップ・ミュージック・ファンに耳にして欲しいと思う。

オフィシャル・サイトより辿れるライヴ映像があります。↓

「LUCAS MARTI/Mensaje」


「LUCAS MARTI/Tu Entregador」


「LUCAS MARTI/Dolor + Miedo」

気になった方はWEBショップより。[MPA/音響派/ROCK]のコーナーへ!

テーマ:本日のCD・レコード - ジャンル:音楽

  1. 2006/11/30(木) 13:31:59|
  2. 商品紹介[アルゼンチン_ロック/ポップス]
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アルゼンチン盤最新入荷商品[MPA]

アルゼンチン盤最新入荷商品[MPA(アルゼンチンのポップ・ミュージック/ロック・ミュージック/エクスペリメンタル・ミュージック)]

アルゼンチン盤(タンゴ、フォルクローレ、MPA)の最新入荷商品のダイレクト・メールを、昨日発送しました。ダイレクト・メールをご希望の方は、order@latina.co.jpまでご連絡下さい。すぐに発送します。
(ダイレクト・メールではTANGO/FOLKLOREに関しては曲目付き、MPAについては解説付きです。また商品名でWEBショップの方で検索していただいても、解説があります)

◆WEBショップ◆

ダイレクト・メール紹介作品
◇MPA:『ALEGRIAS DE A PESO/ARILES DEL QUE SE FUE (アレグリアス・デ・ア・ペソ/アリレス・デル・ケ・セ・フエ)』:2520円
◇MPA:『ALEJANDRO FRANOV/RIO (アレハンドロ・フラノフ/川)』:2520円
◇MPA:『ANA PRADA/SOY SOLA (アナ・プラダ/孤独な私)』:2310円
◇MPA:『ANDRES CALAMARO/MADE IN ARGENTINA (DVD+CD) (アンドレス・カラマロ/メイド・イン・アルヘンティーナ)』:3990円
◇MPA:『CADENA PERPETUA/LARGAS NOCHES (カデーナ・ペルペトゥア/長い夜たち)』:2520円
【“アルゼンチン盤最新入荷商品[MPA]”の続きを読む】

テーマ:洋楽CDレビュー - ジャンル:音楽

  1. 2006/10/26(木) 15:35:27|
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