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Blog Latina [ブログ・ラティーナ]

月刊ラティーナを発行する(株) ラティーナの情報発信用ブログ!

イスタンブール、クロッシング・ザ・ブリッジ、ババズーラ~新年度のはじまりはイスタンブールへ!~

 新年度のはじまりはイスタンブールへトリップ!
 「月刊ラティーナ」本誌の方では、3月号で、“『クロッシング・ザ・ブリッジ』~その風景とアレキサンダー・ハッケ~(石田昌隆氏)”“イスタンブール音楽最新事情~『クロッシング・ザ・ブリッジ』の街を歩く(サラーム海上氏)”という記事で、映画『クロッシング・ザ・ブリッジ』を中心にしたイスタンブールの音楽事情を取り上げさせて頂きました。
 3/24(土)より『クロッシング・ザ・ブリッジ』の公開も始まり、関連イベントも目白押しですよ!
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 4/1(日)は、渋谷アップリンクにて、本誌でもお馴染みのサラーム海上さんが、イスタンブールの文化について語ります!
サラーム海上

4月1日(日) 14:00開場 14:30開演
<東京>渋谷・アップリンク・ファクトリー
1800円(1ドリンク付)
http://www.uplink.co.jp/top.php
TEL:03-5428-3311

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 映画公開を記念して、ババズーラが一夜限りの来日公演!共演は、日本の無国籍音楽楽団=ダブルフェイマス。

◆ババズーラ×ダブルフェイマス
 イスタンブールから、映画『クロッシング・ザ・ブリッジ』の公開を記念して、「オリエンタル・ダブ」バンド=ババズーラがスペシャル来日。エンジニアに日本最強のダブ職人=内田直之、共演に東京を象徴する無国籍音楽楽団=ダブルフェイマスを迎える。ババズーラは、ハルク(トルコ民謡)などの伝統音楽をベースにジャズ・サイケデリック・ロックなどをミックスさせたジャムバンド。
4/4(水) 19:30
 渋谷クラブクアトロ
▽5000円 5500円(前売/当日)
▼■03・5280・9996カンバセーション

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『愛より強く』でベルリン国際映画祭金熊賞を受賞し、カンヌ国際映画祭で審査員を務めるなど、今やドイツを代表する監督の一人であるファティ・アキンの長編第6作目『クロッシング・ザ・ブリッジ』は、シアターN渋谷等で、上映中です。「イスタンブール、そこは”オルタナ・エキゾ”ミュージックが溢れ出す街。哀調の旋律と躍動のリズム、魅惑の音楽に酔いしれ、歓喜する!!」珠玉のロードムービー。

シアターN渋谷 http://www.theater-n.com/index.html
クロッシング・ザ・ブリッジ

クロッシング

 シアターN渋谷では、毎週火曜日19:00の回上映前に、サラーム海上氏をホストに「トルコ音楽講座」 が開催されています。
・[終了]3/27(火)  アニリール・セルカン(トルコ人初の宇宙飛行士候補)
・4/4(火)   Mehmet ULUG (トルコの音楽レーベル、ダブルムーン・レコード社長)
・4/17(火)  ピーター・バラカン (ブロード・キャスター)
・4/17(火)  大平清(サズ・ウード演奏者)
・4/24(火)  イナン・オネル (トルコの日本文化研究家、映画監督)

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

最新海外ニュース http://www.latina.co.jp/index.html
エルサルバドルの母 マリア・フリア・エルナンデス逝く(3/31,エルサルバドル)
予想以上の盛況ぶり! アドリアーナの詩のパフォーマンス(3/31,ブラジル)
“ロサリオ・ムシカ”中止!(3/31,アルゼンチン)

最新国内ニュース http://www.latina.co.jp/index.html
"シネマ・アフリカ2007"『ルワンダの記憶』,4月7日より開催!(3/31)
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テーマ:最新音楽ニュース - ジャンル:音楽

  1. 2007/03/31(土) 16:58:53|
  2. イベント
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ブラジル音楽イベント情報 [4月前半]

◆◆多方面で大活躍されるブラジル音楽評論家、中原仁さんが講師を務めるブラジル音楽講座の4月期講座が東京、名古屋で開講されます。中原仁さんの素晴らしい人柄(ラティーナもいつもお世話になってます!)を通じて、ますます話題満載のブラジル音楽シーンにふれられますよ!◆◆

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●朝日カルチャーセンター新宿教室:4月期講座
「ブラジル音楽なんでもガイド」
 4月6日、20日、6月29日(金)19:00~20:30
 講師:中原仁

映像をまじえてブラジル音楽を紹介。カエターノ・ヴェローゾ、オルケストラ・インペリアル、DJマルボロがプレーするファンキなどのup to dateなトピック、来日するマリーザ・モンチの魅力徹底解剖、そして最終回は受講者からのリクエストにお応えします。

詳細、入会申し込み
http://www.acc-web.co.jp/sinjyuku/0704koza/A1002.html
電話 03-3344-1998(教養科)
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●名古屋・栄中日文化センター:4月期講座
「ブラジリアン・ミュージック
 ブラジル音楽地図~北東部を中心に」
 4月7日、5月19日、6月16日(土)15:30~17:30
 講師:中原仁
 
バイーアを含むブラジル北東部(ノルデスチ)の音楽そして文化風土を、多彩な映像をまじえてガイドします。来日するマリーザ・モンチとバイーア~ノルデスチの関係もチェック。

詳細、入会申し込み
http://www.chunichi-culture.com/
(TOP PAGE→4月スタートの新規講座→芸術鑑賞)
フリーダイヤル 0120-53-8164

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◆◆4/8(日)には、恒例の「BEM BRASIL」(夕方~夜)と、新しく始まるダンス・パーティー「Gafieira」(昼~夕方)があります。日は重なっていますが、時間帯が違うので、熱心の方ははしごできまっせ!◆◆

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◆Gafieira Moderna
APRIL 8 [SUN.]
OPEN 1:30PM (CLOSE 6PM)
2,000 yen (w/ 2D)
DJ: Yoshihiro Narita (NRT) / HARUSAN (ZOUK BELEZA) / et al.

bar SHIFTY
Pearl Bldg. B1F, 3-15-6 Shibuya, Shibuya-ku
03-3407-0725

Directions to bar SHIFTY
渋谷駅東口から明治通りを恵比寿方面に直進。
並木橋交差点から2つ手前のビルの地下一階。
入り口の隣はカレー屋(CoCo壱番屋)。

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BEM BRASIL
4月8日(日)
17:00~22:00
2500円(前売、ドリンク別)
3000円(当日、ドリンク別)
>MUSICA POPULAR DO NORDESTE~ブラジル北東部ライヴ・ナイト<
今宵、ノルデスチに酔いしれる
インディオの鼓動に、ヨーロッパをひとつまみ、そしてアフリカという味付けを……。そんな、まさに時代と大陸のごった煮から生まれたのがブラジル北東部=NORDESTE(ノルデスチ)の音楽、そして文化。フォホー、マラカトゥ、フレーヴォ、ブンバ・メウ・ボイ、といったじつにバラエティーに富んだリズムに、ノルデスチ音楽の豊かさ、奥深さが垣間見えます。
第13回目を迎えるベン・ブラジル、テーマは「ブラジル北東部、ノルデスチ」! 東京・麻布十番でブラジル・ノルデスチを感じ、歌い、踊ろう!
>LIVE ACT
18:00 Forro Legal [Forro]
19:00 Tamanco Buco [Coco]
20:00 Os Novos Naniwanos [Frevo]
21:00 Forro Foguete [Forro]

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◆◆そして、4/14(土)は、毎月第2土曜に開催される「サンバ-ノヴァ」があります。◆◆

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◆Samba-Nova
 「シティ・オブ・ゴッド」の喧騒から未来都市サンパウロの混沌、地方音楽の熱気までを渋谷rootsで体感できる夕べ"Samba-Nova"。各現場から先んじた取組とスキルを誇るキーマンたちが集結!流されないリアリティーと独自性、そして熱い心が最先端を切り開く。新感覚で多彩なBRASILを体感、そして独自の物語を発信するFesta

★前半(18:00~)は現地シーンの最新事情をまとめてチェックできるニューリリース・ワークショップも。
18:00-23:00 at 渋谷 roots
door : 1,000 yen (w/o Drink)

Workshop 18:00~ "New Release Albums 2007"
Ryosuke Itoh (Taiyo Record) x Masahiro Ishigame (disk union)

Baile DJs:
Yoshihiro Narita (NRT)
KTa★brasil("KeitaBrasil" / TFM digital 702 "RITMO")
Keita Takagi (BONITO)
Tadatomo Ohshima (balanca nova discos)
Shota Inaba (http://www.inpartmaint.com/ripcurl/

MC:
Beto / Tensais MC's

Goods: ponto[Imported Brasilian T-shirts]
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  1. 2007/03/30(金) 16:13:59|
  2. イベント
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「月刊ラティーナ」的イベント情報3月30日(金)~4月6日(金)

 桜が咲き、春を感じる今日このごろ。暦が4月に変わるのも近いです。4月といえば4月1日のエイプリ・フール! 本ブログ・ラティーナはというと、日曜なのでお休みです。嘘がつけず残念です! さて、3月30日(金)~4月6日(金)までのイベント情報です。いいライヴがたくさんありやすね! 春の訪れを音楽で彩ってくだされ!

◆プラッサ・オンゼ
3/30(金) 日野良一、島裕介、chubby!、BIC
3/31(土) Som Brasil“ノルデスチ特集”(Paulo Gomes、Francis Silva、Gustavo Anacleto、黒田清高、guest:Binho、コモブチキイチロウ)
4/4(水) Nossa Bossa(行川さをり、Paulo Gomes、Gustavo Anacleto、黒田清高)
4/5(木) DEN&COKKY(DEN、COKKY、BIC、福和誠司)
4/6(金) Sweet Banana Horns(島裕介、山上ヒトミ、日野良一、他)
〈プラッサ・オンゼ〉■03・3405・8015

◆ミュージック×タトゥー
 1stセット:大儀見元の背中一面のタトゥーを屈指のタトゥー・アーティストであるカルロスがステージ上で完成させる。そして、その作品が仕上がるまでの映像と共に、外山明、成孔、大儀見元によるインプロビゼーションとカルロスのペインティング。かつてないタトゥー×ミュージックの究極のコラボ。 2ndセット:ダンスタイム。サルサ・スゥイゴーザがホストバンドとして登場。 出演:大儀見元(Per)、カルロス(タトゥー・アーティスト)、外山明(Dr)、菊地成孔(Sax、CD-J)、サルサ・スゥインゴーザ
3/30(金) 19:30
 原宿・クロコダイル
▽3500
▼■03・3499・5205クロコダイル

◆魅惑の宵 アルゼンチンタンゴ・ナイト~情感と郷愁に溢れる芸術に触れる夜~
 出演:フアンマヌエル&ノリコ(ダンス)、パブロ・ジョルジーニ&ノエリア・コレッティ(ダンス)、ロベルト・デ・ロサーノ(Vo)、会田桃子クアトロシエントス(演奏)
3/30(金) 20:30 
 ウェスティンホテル大阪・ローズルーム
▽10000 11000~(ショウのみ/ディナー付)
▼■06・6440・1068イベント事務局

◆ブラック・ボトム・ブラス・バンド
 関西で結成された7人編成のニューオリンズ系ブラスバンド。パフォーマンスの楽しさに定評があり。
3/30(金) 20:00
 舞浜・イクスピアリ
▽3675 4200(前売/当日)
▼■047・305・2525イクスピアリ

◆岡田昌己スペイン舞踊団~ANTOLOGIA ESPANOLA~ 
 舞踊家生活45周年の岡田昌己率いる舞踊団が、スペイン舞踊のさまざまな面を披露。フラメンコに限定されず、クラシコ・エスパニョール(スペイン古典舞踊)、レヒオナール(地方舞踊)等多彩なスペイン舞踊の美しさを表現。
3/30(金) 19:00
  31(土) 18:00 
 池袋・東京芸術劇場・中ホール
▽10000 8000 6000(A席/B席/C席)
▼■03・3475・6870インターミューズ・トーキョウ

◆Descarga del Son~ソン・フェスティバル Vol.1~
 出演:末永雄三、太田みちこ、小泉哲夫、毛利真帆、フアンカルロス・ロペス、寿永アリサ、江田ムーチョ勇、佐々木イタマエ誠、ペドロ・バージョ、白土達子
3/31(土) 19:30
 築地・キューバンカフェ
▽3500(1ドリンク&軽食付)
▼■03・5148・5001キューバンカフェ

◆マリオネット
 ポルトガルギターの湯淺隆とマンドリンの吉田剛士によるユニット。
4/1(日) 14:00/19:00
 大阪市・北新地サンボア
▽4000 7500(1ライヴ/2ライヴ通し券)
▼■06・6882・5373オフィス・マリオネット

[ラジオ]4/1(日)◆サウージ!サウダージ…
〈J-WAVE 毎週日曜17:00~17:54〉USENを通じて全国での聴取が可能。
 林奈穂のナヴィゲートでボサノヴァからネオ新世代まで、ブラジリアン・ミュージックを網羅。
*毎週「祝!マリーザ・モンチ来日」コーナーを設けて放送する。

[ラジオ]4/1(日)◆ラテン・フォルクローレをご一緒に …
〈茨城放送 毎週日曜17:05~17:45〉
DJ:飯田利夫
 番組1500回到達と30年目突入を感謝して、ご好意により「木下尊惇フォルクローレ・ユニット・コンサート『ボリビアの歴史と音楽』」ステージ・ライヴから……

◆ジョイ・デナラーニ
 ジャーマン・ソウル界のクイーン。クチコミでブレイクしている『ボーン&レイズド』で静かに日本を席巻中、
4/3(火) 19:00
 渋谷・Duo Music Exchange
▽3500

◆ババズーラ×ダブルフェイマス
 イスタンブールから、映画『クロッシング・ザ・ブリッジ』の公開を記念して、「オリエンタル・ダブ」バンド=ババズーラがスペシャル来日。エンジニアに日本最強のダブ職人=内田直之、共演に東京を象徴する無国籍音楽楽団=ダブルフェイマスを迎える。ババズーラは、ハルク(トルコ民謡)などの伝統音楽をベースにジャズ・サイケデリック・ロックなどをミックスさせたジャムバンド。
4/4(水) 19:30
 渋谷クラブクアトロ
▽5000 5500(前売/当日)
▼■03・5280・9996カンバセーション

◆百人町音樂夜噺
 世界各地の音楽に造詣の深い方々を迎え、音を聴きながら、音楽に通じた達人による「噺」を楽しむひととき。毎回のトーク内容と選曲・ディスクは、後日サイトでアップされる。会場を、渋谷の桜丘町から新宿の百人町のネイキッド・ロフトに変え、新装開催!
第18夜
やっぱり好きだ!ニューヨーク・ラテン!!~アフロ・キューバンからハウス/ヒップホップへ~
論者:岡本郁生 (音楽ライター、マンボラマTokyo幹事長)
  :藤田正 (音楽プロデューサー、マンボラマTokyo官房長官)
司会:関口義人 (「桜丘町音樂夜噺」主宰)
ショウ・ビジネスの中心であり、“人種のモザイク”とも呼ばれ続けてきた街=ニューヨークは、あらゆる文化と音楽を貪欲に吸収して、サルサという新しいラテン音楽を生み出しました。世界のポップ音楽に大きな影響を及ぼすラテン音楽に、なぜ、こんなにも惹かれてしまうのか? その魔力に迫ります。
4/6(金) 19:30~21:30
 新宿・ネイキッド・ロフト
▽1800 2300(前売/当日)

◆世界の民俗楽器展~越境し、再創造する音楽文化~
 今から約1300年前に、当時の都奈良に伝えられたシルクロードの文物・楽器は、日本に伝来した後、形を変えながらも時代の波を乗り越え、現代に残っている。また、気候や風土そして歴史を大きく日本と異にする赤道地帯の国々においては、そこに住む人々がその独特な形態やリズムを現代に残す努力を営々と行ってきた。
 はるかシルクロードを旅した文物の終着点、正倉院に収められた楽器の復元を紹介するほか、日本とは全く異なる気候・風土のもと、どのように楽器が生成・展開してきたのか、アジア・太平洋・アフリカ・中南米を中心に紹介する。
開催中~4/8(日) 9:00~17:00
 神奈川県立地球市民なかがわプラザ3F
▽無料
▼■045・896・2899

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

最新海外ニュース http://www.latina.co.jp/index.html
ゼゼ・ヂ・カマルゴ・イ・ルシアーノ「5000万枚売りたい」(3/29,ブラジル)
キューバ国民に愛され続けた長寿ミュージシャン、エル・グアヤベーロ死去!(3/28,キューバ)

最新国内ニュース http://www.latina.co.jp/index.html
歴史的ショットとの出会い!「60年代のキューバ」写真展、都内で開催中!(3/29)
トルコ版 "B.V.S.C."『クロッシング・ザ・ブリッジ』、絶賛上映中!(3/28)

テーマ:音楽のある生活 - ジャンル:音楽

  1. 2007/03/29(木) 18:58:23|
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ミュージック×タトゥー featuring 大儀見元

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 パーカッショニストとして様々なバンドで活躍する大儀見 元の背中一面のTATTOO。彼のTATTOOを、屈指のTATTOOアーティストのカルロスがステージ上で完成させ、その作品ができあがるまでの間、映像と音のインプロビゼーションが繰り広げられるというかつてないイベントが行われる。その後の第二部には、ダンスタイムが待っている。しかも参加メンバーが凄い。
 第1部のインプロビゼージョンに参加するのは、大儀見 元はもちろん、外山 明(Drums)、菊地 成孔(Sax,CD-J)。3者もとに、日本の即興ジャズシーン周辺で、かなり注目されているアーティストだ。
 第2部のダンスタイムには、大儀見 元が結成した本格的サルサ・バンドのサルサ・スィンゴサがホスト・バンドとして登場。
 2度と行うことが“できない”一度きりの緊張の一夜。ぜひお楽しみ下さい!

◆ミュージック×タトゥー
 1stセット:大儀見元の背中一面のタトゥーを屈指のタトゥー・アーティストであるカルロスがステージ上で完成させる。そして、その作品が仕上がるまでの映像と共に、外山明、成孔、大儀見元によるインプロビゼーションとカルロスのペインティング。かつてないタトゥー×ミュージックの究極のコラボ。 2ndセット:ダンスタイム。サルサ・スィンゴサがホストバンドとして登場。
 出演:大儀見元(Per)、カルロス(タトゥー・アーティスト)、外山明(Dr)、菊地成孔(Sax、CD-J)、サルサ・スゥインゴーザ
3/30(金) 19:30
 原宿・クロコダイル
▽3500円
▼■03・3499・5205クロコダイル

>>>リリース
 大儀見がTATTOO・CHURCHのカルロス氏に刺青を彫ってもらうようになってはや一年。いよいよ背中一面の大作「雷神」の完成も間近。今回のクロコダイルでの“MUSIC×TATTOO”は二部構成で、第一部は、本来、彫り師さんとの間で行われる儀式的な刺青完成の瞬間をお客さんの前で行うという画期的なものです。さらに、作品が出来上がって行く過程の映像をスクリーンに映しながら、外山 明(Drums)、菊地 成孔(Sax,CD-J)、大儀見(Perc)のインプロビゼーションに加え、カルロス氏のライブペインティングが行われます。第二部は、その打ち上げ的なダンスタイム。SALSA SWINGOZAがそのホストバンドとして演奏する、という前代未聞のTATTOOと音楽のコラボレーションです。元来刺青は原始的なものであり、その始まりは縄文時代、あるいはそれ以前にさかのぼります。刺青と太鼓とは人間の本能的な営みという面で、それほど遠い存在ではないのではないか?単にファッションとして体に色を彫るのではなく、その人の肌というキャンバスに、その人の生き方を刻む刺青は、究極のアートと言えるのではないか?そういったカルロス氏の考えに大儀見も共鳴し、発生したのがこの企画です。正に一度しかない“LIVE”をお楽しみに。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

最新海外ニュース http://www.latina.co.jp/index.html
“新しいサンバ”、完成!(3/28,ブラジル)
ジェシカからのビックプレゼント(3/28,アメリカ合衆国)
マルチーニョが“幻のエンヘード”をフィト・パエスと録音(3/27,ブラジル)
新星アルピスタ、カルメン・モンヘスがメキシコで好演!(3/27,パラグアイ)
カリブ人たちは覚えている 奴隷制廃止の一歩から200年(3/27,ジャマイカ)

テーマ:おすすめ音楽♪ - ジャンル:音楽

  1. 2007/03/28(水) 15:41:32|
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YouTube、ビデオ・アワーズを発表!

 グーグル傘下のビデオ動画投稿サイトYouTubeが、3月25日(日)にユーチューブ・ビデオ・アワーズの受賞作品を発表した。対象作品は、同サイトを通じて有名になった作品で、5日間の投票によって審査された。



 もっとも意義深いと考えられる「モスト・クリエイティヴ」部門で受賞したのは、バンド OK GOのミュージック・クリップ「ヒア・イット・ゴーズ・アゲイン」。同ビデオは1000万回視聴されていて、同サイト史上8番目の視聴数で、「お気に入り」とされた回数では5番目だ。


「ベスト・コメディー」部門では、ティーンエイジャーの2人が作った「Smosh Short 2 : Standed」が受賞。既に112万回以上視聴されている。


 しゃべりが中心の「ベスト・コメンタリー」賞は「Hotness Prevails」が受賞。


「ベスト・シリーズ」賞は、忍者に扮装した男が視聴者からの質問に答える「Ask a Ninja」が受賞。2006年から制作されている同シリーズは、特別編も数えると既に50エピソード以上制作されている。


「ベスト・ミュージック・ビデオ」賞を受賞したのは、TerraNaomiの「Say It's Possible」。2006年の6月に一度ユーチューブより表彰されている同曲は、世界中のファンがコピーしてユーチューブ上にそのクリップをUPしているという程の人気があり、ファンによってスペイン語、イタリア語、中国語に訳されたバージョンもある。TerraNaomiは、このユーチューブ上のヒットをきっかけにアイランド・レコーズと契約を交渉中だ。


 ヴァージン・レコーズに所属するSick Puppiesのビデオ・クリップ「Free Hugs Campaign」が「モスト・インスピレーショナル」賞を受賞。路上で自由にハグをしようというコンセプトを込めたもので、このビデオ・クリップは、世界中に同様な運動の種を蒔いた。


「モスト・アドラブル」部門では、キュートなコンピュータ・アニーメション「Kiwi!」が受賞。

 全7部門の発表となった。オスカー受賞作、グラミー受賞作等という華々しい冠と、ユーチューブ・ビデオ・アワーズの受賞作という冠が並ぶ日は近いか?

テーマ:LIVE、イベント - ジャンル:音楽

  1. 2007/03/27(火) 11:38:49|
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『ゼゼ・ヂ・カマルゴ&ルシアーノ/15アーノス・ヂ・スセッソ』(ZEZE DI CAMARGO E LUCIANO/15 ANOS DE SUCESSO)

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 先日もトークショーを取り上げさせていただいた『フランシスコの2人の息子』。もうご覧になりましたか?
『フランシスコの2人の息子』をご覧になってゼゼ・ヂ・カマルゴ&ルシアーノに興味を持たれた方に決定盤の3CD+1DVDのボックス・セットがあります。ブラジルでの映画の大ヒットを受けて製作された、彼らの15年のキャリアを的確にまとめ上げた作品。映画をご覧になって彼らに興味を持たれた方が、彼らの音楽をちゃんと聞いてみるのにも最適です。

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『ゼゼ・ヂ・カマルゴ&ルシアーノ/15アーノス・ヂ・スセッソ(ZEZE DI CAMARGO E LUCIANO/15 ANOS DE SUCESSO)』
Sony/BMG 8287683670 8925円

Disco1「15 Anos de Sucesso」は、1991年から2005年までのラジオ・ヒット曲を網羅したベスト・オブ・ベスト。Disco2「Raridades(incluindo faixa inedita)」には、ファン垂涎のレアな曲/レアなバージョンを収録。ライバルとも言えるセルタネージョ界との共演曲が光ます。Disco3「2 Filhos de Francisco」は、映画『フランシスコの2人の息子』のサントラ。
 DVD「Ao Vivo na Estrada」は、映画大ヒット後に、故郷レシーフェで行った凱旋ライヴの模様を収録。映画での、成功後の本人たちが歌う場面で物足りなかった方!? 彼らの実力・人気具合が非常によくわかります。演奏陣のソリッドな演奏に「セルタネージョ音楽」のイメージがひっくり返るかも。地元ということもあり、語りかけるように特に丁寧に歌う姿も好印象です。

曲目
Disco1「15 Anos de Sucesso」
1.Fui Eu
2.Nosso Amor E Ouro
3.Sufocado
4.A Ferro e Fogo
5.Passou da Conta
6.Da Boca pra Fora: ao Vivo
7.Pare!
8.Para Nao Pensar em Voce
9.Toma Juizo
10.Indiferenca
11.Pao de Mel
12.Como um Anjo
13.Saudade Bandida
14.Coracao Esta em Pedacos
15.E o Amor

Disco2「Raridades(incluindo faixa inedita)」
1.Tempo Perdido
2.Yolanda
3.Milagre da Flecha
4.Romaria (Part. Esp. Daniel)
5.Aguas Passadas (Part. Esp. Fafa de Belem)
6.Falhaste Coracao (Part. Esp. Angela Maria)
7.Te Extrano (Saudade)
8.Amor Salvaje (Amor Selvagem)
9.Casa no Campo
10.Andanca(Part. Esp. Chitaozinho & Xororo e Leandro & Leonardo)
11.Estrada da Vida (Part. Esp. Chitaozinho & Xororo e Leandro & Leonardo)
12.Nao Aprendi Dizer Adeus (Part. Esp. Leonardo)
13.Pra Sempre (Versao ao Vivo em Estudio com Fas)
14.Eu Amo (Versao ao Vivo em Estudio com Fas)
15.Agora Aguenta Nois: ao Vivo

Disco3「2 Filhos de Francisco」
1. Como vai Voce - Zeze Di Camargo & Luciano
2. Tristeza do Jeca - Maria Bethania,Caetano Veloso - Participacao Especial: Zeze Di Camargo
3. O Lavrador - Wanessa Camargo,Nando Reis
4. Luar do sertao - Chitaozinho & Xororo,Zeze Di Camargo & Luciano
5. Eu e meu Pai - Zeze Di Camargo & Luciano
6. Saudade Brejeira - Zeze Di Camargo,Caetano Veloso
7. E O Amor (Ao vivo) - Zeze Di Camargo & Luciano
8. Calix Bento - Ney Matogrosso
9. No dia em que sai de casa (ao vivo) - Zeze Di Camargo & Luciano
10. Pra Mudar A Minha Vida - Zeze Di Camargo & Luciano
11. Dou a Vida Por Um Beijo - Zeze Di Camargo & Luciano
12. Toneladas de Paixao - Zeze Di Camargo & Luciano
13. Colheita de Milho (Chiquinha) - Zeze Di Camargo & Luciano
14. Ta Faltando Alguem Aqui - Zeze Di Camargo & Luciano

DVD「Ao Vivo na Estrada」
1.Mexe que e Bom
2.Cada Volta e um Recomeco
3.Tarde Demais
4.Eu Amo
5.Na Hora H
6.Balancou
7.Yesterday
8.Hey Jude
9.Voce Vai Ver
10.Pao de Mel
11.Soul de Verao
12.Dou a Vida por um Beijo
13.E o Amor
14.Caruso
15.Nosso Amor E Ouro
16.Pra Mudar Minha Vida
17.Pra Sempre
18.Vem Ficar Comigo/ a Ferro e Fogo
19.Galera Felicidade (O Trem Bao/a Lua)


こちらは最新アルバムです
Zeze.jpg
『ゼゼ・ヂ・カマルゴ&ルシアーノ/ヂフェレンチ(ZEZE DI CAMARGO & LUCIANO/DIFERENTE)』
Sony/BMG 88697013172 2415円
 現代ブラジルにおいて、圧倒的人気を誇るセルタネージョ。そのルーツはムジカ・カイピーラにあるが、現在ではフォホーやロデイオ(ブラジル版カントリー)、ラテンポップなども吸収し、今もなお進化している。そのセルタネージョ界でトップを独走しているのがこの兄弟デュオ、ゼゼ・ヂ・カマルゴ・イ・ルシアーノだ。ゴイアス州出身の二人は91年『エ・オ・アモール』が大ヒット、シーンに躍り出た。03年と04年には在日ブラジル人コミュニティ向けに来日も果たしている。この新作にはゲストにイヴェッチ・サンガーロ、そしてブラジル音楽界の至宝、シコ・ブアルキも参加。シコは自ら電話をかけ共演を申し入れたそうだ。それほど現地ではリスペクトされているこの二人、昨年公開された自伝的映画『ドイス・フィーリョス・ヂ・フランシスコ』は国内動員記録を塗り替え、なんと来春には日本での公開も決まったとか。彼らが日本でもブレイクする日は近い。[月刊ラティーナ06年12月号掲載text by Willie Whopper]

紹介した商品がWEBショップより購入可能です。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

最新海外ニュース http://www.latina.co.jp/index.html
今月末、首都でリナルディ、バルタール、ラビエが夢の競演! (3/26,アルゼンチン)
シャキーラを迎えるのにガンバるインドのホテル(3/23,インド)
ジル、31年前の大麻所持を理由にアメリカ入国の際別室で取り調べを受ける(3/23,ブラジル)

テーマ:本日のCD・レコード - ジャンル:音楽

  1. 2007/03/26(月) 22:51:10|
  2. 商品紹介
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「月刊ラティーナ」的イベント情報3/23(金)~3/30(金)

◆プラッサ・オンゼ
3/23(金)iuko.m presents COISA MAIS LINDA☆(前田優子、新澤健一郎、阿部浩二、八尋洋一、藤井摂)
3/24(土) 片岡大志 guest:大渡リョウほか
3/27(火) saigenjiほか
3/28(水) DEN&COKKY(DEN、COKKY、BIC、福和誠司)
3/29(木) casa(古賀夕紀子、古賀美宏、guest:島裕介)
3/30(金) 日野良一、島裕介、chubby!、BIC
〈プラッサ・オンゼ〉■03・3405・8015

◆ラカトシュ・アンサンブル~ファイヤー・ダンス~
 今日の世界の天才音楽家の中でも、最も魅力と才能溢れる1人と言われているヴァイオリニスト=ロビー・ラカトシュ。自身の血に流れるジプシーのルーツを強烈に意識しながらも、あらゆるジャンルを栄養にし、その技巧であらゆる音楽を自身の音楽の中で交錯させる。06年の新作『ファイヤー・ダンス』の作品を中心に、日本で彼の演奏を堪能できる。
3/24(土)
 大阪・ザ・シンフォニーホール
▼■06・6453・6000ABCチケットセンター

◆日野良一
 東京のブラジル音楽シーンが期待する、若手弾き語りアーティスト。
3/23(金) 20:00 *宮崎ゆき(Vo)
 国分寺・クラスタ
▽2000
▼■042・326・8184クラスタ
3/24(土) 19:30/21:00 *黒川紗恵子(clarinet)
 東日暮里・Bar PORTO
▽2500
▼■03・3891・6444PORTO
3/30(金) 20:00 *島裕介(trumpet)、chubby!!(B)BIC(Per)
 北青山・プラッサ・オンゼ
▽2500
▼■03・3405・8015プラッサ・オンゼ

◆佐藤正美
 ブラジル音楽をルーツの1つに、多ジャンルに渡る音楽を奏でるギタリスト。
3/24(土) 18:30 *「ナチュラリィ特集」
 国分寺・クラスタ
▽3500
▼■042・326・8184クラスタ

[ラジオ]3/25◆サウージ!サウダージ…
〈J-WAVE 毎週日曜17:00~17:54〉USENを通じて全国での聴取が可能。
 林奈穂のナヴィゲートでボサノヴァからネオ新世代まで、ブラジリアン・ミュージックを網羅。
「小野リサがマンスリー・ナヴィゲート」
*毎週「祝!マリーザ・モンチ来日」コーナーを設けて放送する。

[ラジオ]3/25◆ラテン・フォルクローレをご一緒に …
〈茨城放送 毎週日曜17:05~17:45〉
DJ:飯田利夫
「リクエスト特集」

◆岡田昌己スペイン舞踊団~ANTOLOGIA ESPANOLA~ 
 舞踊家生活45周年の岡田昌己率いる舞踊団が、スペイン舞踊のさまざまな面を披露。フラメンコに限定されず、クラシコ・エスパニョール(スペイン古典舞踊)、レヒオナール(地方舞踊)等多彩なスペイン舞踊の美しさを表現。
3/30(金) 19:00
 池袋・東京芸術劇場・中ホール
▽10000 8000 6000(A席/B席/C席)
▼■03・3475・6870インターミューズ・トーキョウ

◆ミュージック×タトゥー
 1stセット:大儀見元の背中一面のタトゥーを屈指のタトゥー・アーティストであるカルロスがステージ上で完成させる。そして、その作品が仕上がるまでの映像と共に、外山明、成孔、大儀見元によるインプロビゼーションとカルロスのペインティング。かつてないタトゥー×ミュージックの究極のコラボ。 2ndセット:ダンスタイム。サルサ・スゥイゴーザがホストバンドとして登場。 出演:大儀見元(Per)、カルロス(タトゥー・アーティスト)、外山明(Dr)、菊地成孔(Sax、CD-J)、サルサ・スゥインゴーザ
3/30(金) 19:30
 原宿・クロコダイル
▽3500
▼■03・3499・5205クロコダイル

◆伊藤ノリコ
 ジョアン・ドナートを迎えたバンドで、5月にツアーを行う予定。
3/28(水) 17:30/20:45/22:00
 六本木・ノチェーロ
▽2400(軽食付) 
▼■03・3401・6801ノチェーロ

◆ブラック・ボトム・ブラス・バンド
 関西で結成された7人編成のニューオリンズ系ブラスバンド。パフォーマンスの楽しさに定評があり。
3/30(金) 20:00
 舞浜・イクスピアリ
▽3675 4200(前売/当日)
▼■047・305・2525イクスピアリ

◆世界の民俗楽器展~越境し、再創造する音楽文化~
 今から約1300年前に、当時の都奈良に伝えられたシルクロードの文物・楽器は、日本に伝来した後、形を変えながらも時代の波を乗り越え、現代に残っている。また、気候や風土そして歴史を大きく日本と異にする赤道地帯の国々においては、そこに住む人々がその独特な形態やリズムを現代に残す努力を営々と行ってきた。
 はるかシルクロードを旅した文物の終着点、正倉院に収められた楽器の復元を紹介するほか、日本とは全く異なる気候・風土のもと、どのように楽器が生成・展開してきたのか、アジア・太平洋・アフリカ・中南米を中心に紹介する。
開催中~4/8(日) 9:00~17:00
 神奈川県立地球市民なかがわプラザ3F
▽無料
▼■045・896・2899

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最新海外ニュース http://www.latina.co.jp/index.html
ジル、31年前の大麻所持を理由にアメリカ入国の際別室で取り調べを受ける(3/23,ブラジル)
キューバ政府、ヘミングウェイ博物館の修復を開始(3/22,キューバ)
ブラジルでもRBDの人気がスゴい(3/22,ブラジル)
トロピカリアの仕掛人ギリェルミ・アラウージョ、永眠(3/22,ブラジル)

テーマ:音楽のある生活 - ジャンル:音楽

  1. 2007/03/23(金) 18:37:23|
  2. イベント
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フランスのSSW、テテの来日情報!

tete

 本誌今年の2月号で各務美紀氏によるインタビューを掲載したテテ。Newアルバム『ル・サクル・デ・レミング』を発表のタイミングでのインタビューでしたが、その彼が、プロモーション来日も含め本年2度来日します。
 メタカンパニーのサイトより、テテの来日情報です。
 http://blog.metacompany.jp/
 http://www.metacompany.jp/news.html

◇まず、5月にプロモーション来日

◆5/12(土) 14:00~ 
 タワーレコード新宿店(7F特設ステージにて)
*対象商品お買いあげの方にサイン&テテのオリジナルメモ帳プレゼント
◆5/12(土) 18:00~ 
 HMV渋谷店(3Fイベントスペースにて)
*対象商品お買いあげの方にサイン&5月15日(火)に予定されている『テテ・スペシャル・ナイト』への入場券プレゼント
*「テテ・スペシャル・ナイト」は東京日仏学院のラ・ブラセリー(飯田橋)で午後8時から開催されるスペシャル・イヴェントで、ショーケース+トークショーが予定されています。入場券の一般販売はありません。
◆5/13(日) 15:00~ 
 タワーレコード渋谷店(5F特設イベントスペース)
*対象商品お買いあげの方にサイン&テテのオリジナルメモ帳プレゼント
◆5/13(日) 19:30~ 
 タワーレコード吉祥寺店3F
*対象商品お買いあげの方にサイン&テテのオリジナルメモ帳プレゼント

◇9月に本格的な来日公演も決定しています

◆9/17(月・祝日) ROOMS(福岡)
◆9/19(水) 広島クラブ・クアトロ
◆9/20(木) 心斎橋クラブ・クアトロ
◆9/22(土) 名古屋クラブ・クアトロ
◆9/23(日) 渋谷クラブ・クアトロ
◆9/24(月・振休) 渋谷クラブ・クアトロ

tete
『テテ/ル・サクル・デ・レミング』(ERPCD-5979 2415円)
 日本盤特典としてエンハンスト収録されているTr02のPVを見た時には、相当驚いた。欧米諸国が手を染めてきたアフリカ人の“奴隷化”、その絶えざる歴史に向けられた憤りがはっきりと打ち出されていたからで、パリ郊外の移民暴動によっぽど心揺さぶられたのだろうなあ。先年本誌で取材した折り、「外見はアフリカ系でも、文化的に最も影響されてきたのはフランス社会」。移民の三代目が抱えるそんなパラドックスを、仏産ラップとはまた違ったアプローチで表現していきたい。そう語っていたのを思い出した。その言葉にたがわず、人種差別や戦争に代表される人類の愚行を、豊かなメロディーに乗せて寓話的に歌った今回。かといってメッセージ性の高い作品が陥りがちな図式化は皆無。“思いめぐらせる歌い手”テテの声が聞こえるのがいい。多彩さを増した編曲含め、レコーディング・アーティストとして一皮むけた印象も。(月刊ラティーナ07年02月号掲載 text by 真保みゆき)

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最新海外ニュース http://www.latina.co.jp/index.html
聖ジョルジの日に企画されるコンサート『6人のジョルジ』(3/20,ブラジル)
押収金額世界一位 メキシコで密売組織摘発(3/20,メキシコ)
デヴィッド・バーン、デジタル音楽市場の未来について語る(3/20,アメリカ)

テーマ:LIVE、イベント - ジャンル:音楽

  1. 2007/03/20(火) 19:08:28|
  2. イベント
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『フランシスコの2人の息子』公開開始! coba氏によるトーク・イベント

 17日から日比谷シャンテ・シネにて公開が始まった映画『フランシスコの2人の息子』。弊誌「月刊ラティーナ」では、3月号でブレノ・シウヴェイラ監督へのインタビューを中心として映画を紹介しています。そちらの方もご参照頂ければと思います。映画公開初日の17日には、世界的アコーディオン奏者のcobaさんを迎えたトーク・イベントが行われました。

coba

 cobaさんは、フランスを中心としたヨーロッパと日本を中心に活躍されているアコーディオン奏者ですが、ブラジルの映画や音楽に深く関わる方ではないので、ブラジル映画のトーク・イベントに招待されて少し戸惑っている様子もありしたが、まず開口一番「どう申し上げたらいいんでしょう。久しぶりに素直に涙を流した映画です」と、映画への素直な感想を話していました。
 映画の主人公もcobaさんと同じく、アコーディオンの演奏に取り組む中で、本格的に音楽と親しんでいきます。「自分の父がアコーディオンを私に買ってくれたように、劇中のフランシスコも息子にアコーディオンを買い与えます。自分とまさに重なる部分がありました。多くの場面で共感することが多かったです」
 アコーディオンという楽器の特性に触れる場面も。「アコーディオンはまず演奏者の体に響いてきます。それから空気が震え、音になり、人に伝わり、それが感動になる」

 『フランシスコの2人の息子』を通じて、一人の音楽家として「音楽っていうものは生活の中から生まれるということを再確認」したというcobaさん。暗い話題が多い音楽業界ですが、「音楽業界の人は、音楽のあるべき姿が詰まったこの映画を見るべき」と言います。
 また、家族の絆や子供の頃の夢が描かれたこの映画は「誰もが初心に返れる映画。映画を見た感動を回りの人に伝えていって下さい」とも。cobaさんも素直に感動できたこの映画の感動を、一人でも多くの人に感じて欲しいという気持ちが伝わってくるトーク・イベントでした。

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『フランシスコの2人の息子』
Copyright 2005 Conspiração Filmes Entretenimento Ltda

 『フランシスコの2人の息子』は、シャンテ シネ他全国公開中。
『フランシスコの2人の息子』:『セントラル・ステーション』、『シティ・オブ・ゴッド』を超え、堂々ブラジル映画歴代興収新記録を樹立! 2200万枚のCDセールスを記録する大ヒットミュージシャン=ゼゼ・ヂ・カマルゴ&ルシアーノの栄光の陰にある、涙と笑いあふれる父と子の<真実>の物語。
 
 ◆シャンテシネでの公開スケジュールはこちら
 ◆公式サイトはこちら


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最新海外ニュース http://www.latina.co.jp/index.html
ブエノスアイレス市で国際ジャズフェス開催!(3/19,アルゼンチン)
2006年のブラジル国内でのCD売り上げランキング、1位はやっぱりあの人。2位は若き才能(3/19,ブラジル)
カルロス・ビベス、"国際スペイン語圏コングレス" に登場!(3/18,コロンビア)

最新国内ニュース  http://www.latina.co.jp/index.html
“ファンキ界のアイドル”ペルラ来日!(3/19)

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

  1. 2007/03/19(月) 16:20:04|
  2. イベント
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世界の音楽情報誌「月刊ラティーナ」4月号完成!

 3月20日発売の「月刊ラティーナ」4月号が完成しました。
 表紙/内容は以下の通りです。ぜひ、読んでみて下さい! よろしくお願いします!
0704ラティーナ

◆第9回ブエノスアイレス国際タンゴフェス・レポート
 古典と新世代のENCUENTRO(出会い) 文:大野華子/写真:本田大典
◆レシーフェで開催された音楽見本市
 フェイラ・ムジカ・ブラジルとフレヴォ100周年 文・写真:船津亮平
◆リシャール・ガリアーノを通して聴くピアソラ 文:渡部晋也
◆旧ポリグラム音源再発シリーズ
 グスタボ・サンタオラージャが仕掛ける話題の“セミナル”からついに登場 文:斎藤充正
◆ブラジル音楽とヨーガの美しき邂逅
 ヘナート・モタ&パトリシア・ロバート『サウンズ:平和のための揺らぎ』 文:花田勝暁
◆故郷の仲間と完成させた新たな名刺代わりの1枚
 ヴァレリア・オリヴェイラ 『ペドラス~石だけをお持ちなさい』 文:船津亮平
◆フラ界の風雲児、マーク・ケアリイ・ホオマル率いる
 アカデミー・オブ・ハワイアン・アーツ 文:松山晋也
◆映画『ツォツィ』
 南アフリカの現在と無類のヒューマニズムを伝える 文:佐藤由美
◆オーガニック・アルヘンティーナ~コンテンポラリー・フォルクローレの世界~
 新連載第1回 シーンの牽引者、アカ・セカ・トリオ 文:栗本 斉
◆『アルゼンチンババア』タンゴが印象的に取り入れられた注目の日本映画
 女優・堀北真希さんに訊く映画そしてタンゴの魅力 文:太田亜紀
◆チーフタンズ 世界の片隅の音楽を伝え続ける
 ポピュラー音楽界のフェアリーたちの長い長い旅 文:おおしまゆたか
◆ラ米乱反射 連載第10回 貧者大衆は〈革命〉を静かに喜ぶ
 自由・平等・豊かさの保障がチャベス社会主義の課題 文:伊高浩昭
◆広い風 161[ケミカ] 写真・文:高野 潤
◆新・南のポリティカ 36 世界銀行が現在、途上国で権威、失墜中
“開発株式会社”の功罪 「開発援助」を考えるための資料として 文・コラージュ:上野清士
◆VIA AEREA
◆ESPACIO/ARTE 文:上野清士
◆INFORMACION
◆LIBRO/CINE
◆EVENTO/ファランマンサ~国際民俗芸能フェスティバル
◆ESPACIO/MANU CHAO 文:HITOSHI
◆虚無への巡礼23――オリエントを迷走するドムの軌跡を追って
 ギリシャの“ジプシー”の記憶 文・写真:関口義人
◆レシーフェ便り その11 ふたたびシュテファン・ツヴァイク・ブーム 文:岸和田 仁
◆ENTREVISTA/玉栄政昭 文:大須賀 猛
◆Peace Music Festa! 辺野古 '07
 ~わったー地球(しま)はわったーが守る~ 文・写真:石田昌隆
◆TU,SOLO TU 87. J.LOとリッキーが注目作を同時リリース 文:岡本郁生
◆21世紀のタンゴ・マエストロたち〈31〉 半世紀を超えたタンゴのリズム
 ~オルケスタ・ティピカ・フェルボール・デ・ブエノスアイレス 文:西村秀人
◆ディスコ・ガイド 国内盤/輸入盤

テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽

  1. 2007/03/16(金) 17:00:25|
  2. 月刊「ラティーナ」
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「月刊ラティーナ」的イベント情報3/16(金)~3/22(木)

 やっとこさ仕事が一段落です。土日が休みで、21日も春分の日。なのでなんか休みにしかできないことをしておきたい、という仕事上がりの気分です。春分の日も含んだ明日から来週の金曜までのイベント情報です。

◆プラッサ・オンゼ
3/16(木)TOYONO、竹中俊二、渡辺剛、コモブチキイチロウ、岡部洋一
3/22(木)DEN&COKKY(DEN、COKKY、阿部浩二、他)
〈プラッサ・オンゼ〉■03・3405・8015

◆THE CORONA
 ラテン・ミクスチャーバンドがリミックスCDのリリース・パーティー。 
3/16(金) 19:00
 渋谷・duo MUSIC EXCHANGE
▽3150
▼■03・5459・8716duo MUSIC EXCHANGE

◆YOSHIRO広石
3/17(土) 18:30 *演奏:バンダエキゾティカ
 北新宿・インパクト・ラティーノ
▽6000(ペルー料理、ソフトドリンク付)
▼■03・6303・3638インパクト・ラティーノ

◆三浦一馬
 90年代生まれの16才のバンドネオン奏者が、ピアソラの「バンドネオン協奏曲」を中心に披露。
3/17(土) 16:00 
 埼玉・久喜総合文化会館
▽2000 1500(大人/中学生以下)
▼■0480・23・9728イタリアーノ0480・21・1799久喜総合文化会館
3/20(火) 19:00
 すみだトリフォニーホール・小ホール
▽2000
▼■0480・23・9728イタリアーノ

◆ラカトシュ・アンサンブル~ファイヤー・ダンス~
 今日の世界の天才音楽家の中でも、最も魅力と才能溢れる1人と言われているヴァイオリニスト=ロビー・ラカトシュ。自身の血に流れるジプシーのルーツを強烈に意識しながらも、あらゆるジャンルを栄養にし、その技巧であらゆる音楽を自身の音楽の中で交錯させる。06年の新作『ファイヤー・ダンス』の作品を中心に、日本で彼の演奏を堪能できる。
3/18(日)
 東京・ルネコだいら
▼■042・345・5111財団法人小平市文化振興財団
3/21(水)
 神奈川・よこすか芸術劇場
▼■046・828・1602財団法人横須賀芸術文化財団
3/22(木) 19:00
 東京オペラシティ・コンサートホール
▽6500 5500(S席/A席)
▼■03・5280・9996カンバセーション

[ラジオ]3/18◆サウージ!サウダージ…
〈J-WAVE 毎週日曜17:00~17:54〉USENを通じて全国での聴取が可能。
 林奈穂のナヴィゲートでボサノヴァからネオ新世代まで、ブラジリアン・ミュージックを網羅。

[ラジオ]◆ラテン・フォルクローレをご一緒に …
〈茨城放送 毎週日曜17:05~17:45〉
DJ:飯田利夫
3/18「ミシェル・カミロ&トマティート“スペイン・アゲイン”から」①エル・ディア・ケ・メ・キエラス②リベルタンゴ③フーガ・イ・ミステリオ④アディオス・ノニーノ⑤ラ・タルデ、他

[ラジオ]◆大岩祥浩・タンゴの響き
〈NHK・ラジオ第1&NHK・FM 第3火曜の深夜2:05~3:00〉
選曲・構成:大岩祥浩
3/20「タンゴ好演集」ミロンガ・コン・バリアシオン(フランシスコ・カナロ5重奏団)、ウィスキー(ホルヘ・アルドゥー楽団)、エル・チョクロ(ロス・アウテンティコ・レジェス)、ロドリゲス・ペーニャ(マリアノ・モーレス・モダン・リズム6重奏団)、カナロ・エン・パリス(エクトル・バレラ楽団)、シ・ソス・ブルーホ(アルフレド・ゴビ楽団)、スール(ロサンナ・ファラスカ=女性歌手)、ミロンガ・トリステ(メルセデス・シモーネ=女性楽団)、ドン・エステバン(ドナート=セリジョ楽団)、ディメロ・アル・オイド(フランシスコ・ロムート楽団)、他

◆Nosso Tom
 アントニオ・カルロス・ジョビン生誕80周年記念ライブ後夜祭。出演:畠山美由紀with笹子重治、ボファーナ
3/21(水) 17:00
 原宿・クエストホール
▽5000 5500(前売/当日)
▼■03・5720・9999ホット・スタッフ・プロモーション

◆大城美佐子
 沖縄民謡の巨星が、ニュー・アルバム『唄ウムイ』の発売を記念し沖縄と東京でライヴを行う。
3/21(水) 19:00
3/22(木) 19:30
 代官山・晴れたら空に豆をまいて
▽4000 4500(前売/当日)
▼■03・5456・8880

◆百人町音樂夜噺
 世界各地の音楽に造詣の深い方々を迎え、音を聴きながら、音楽に通じた達人による「噺」を楽しむひととき。毎回のトーク内容と選曲・ディスクは、後日サイトでアップされる。会場を、渋谷の桜丘町から新宿の百人町のネイキッド・ロフトに変え、新装開催!
第17夜
ケルト・ミュージックの正体~幻想と神話の向こう側~
論者:上野洋子 (ミュージシャン)
  :大島豊 (翻訳家)
司会:鈴木茂 (編集者)
ヨーロッパの古層と言われる“ケルト”。なんとも魅惑的に響く言葉ですが、ではその正体は? となると途端に怪しくなります。ケルト=アイルランドでもないでしょう。今回はミュージシャンとリスナーという異なるお立場から、より広くケルト文化圏の音楽の精髄に迫っていだきます。
3/22(木) 19:30~21:30
 新宿・ネイキッド・ロフト
▽1800 2300(前売/当日)

◆フランス映画祭2007
 今回で15回目の節目を迎えるフランス映画祭。最新のフランス映画16作品の上映が決定。カンヌ国際映画祭のグランプリ作品、巨匠の待望作、最先端アニメなど多彩なラインナップで、フランス映画界の「現在」を存分に披露。
 上映作品:『輝ける女たち』『情痴アヴァンチュール』『チャーリーとパパの飛行機(仮題)』『ベル・トゥジュール』『ストーン・カウンシル』『パーフェクト・カップル(仮題)』『石の微笑』『フランドル』『CALL ME ELISABETH』『心配しないで』『逃げろ! いつか戻れ』『ルネッサンス』『恋愛睡眠のすすめ』『暗黒街の男たち』
開催中~3/18(日)
 TOHOシネマズ六本木ヒルズ、シネマメディアージュ、TOHOシネマズららぽーと横浜
3/18(日)~3/20(火)
 TOHOシネマズなんば、TOHOシネマズ高槻

◆世界の民俗楽器展~越境し、再創造する音楽文化~
 今から約1300年前に、当時の都奈良に伝えられたシルクロードの文物・楽器は、日本に伝来した後、形を変えながらも時代の波を乗り越え、現代に残っている。また、気候や風土そして歴史を大きく日本と異にする赤道地帯の国々においては、そこに住む人々がその独特な形態やリズムを現代に残す努力を営々と行ってきた。
 はるかシルクロードを旅した文物の終着点、正倉院に収められた楽器の復元を紹介するほか、日本とは全く異なる気候・風土のもと、どのように楽器が生成・展開してきたのか、アジア・太平洋・アフリカ・中南米を中心に紹介する。
開催中~4/8(日) 9:00~17:00
 神奈川県立地球市民なかがわプラザ3F
▽無料
▼■045・896・2899

テーマ:おすすめ音楽♪ - ジャンル:音楽

  1. 2007/03/15(木) 18:33:49|
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サンティアゴ・バスケス=芳垣安洋『Anima Mundi/PRIMER ENCUENTRO』

anima.jpg
Anima Mundi (Vazquez-Yoshigaki project)『PRIMER ENCUENTRO』
No : EWGL-0010 Price : 2500円(税込み) Release : 2007/3/14

 ROVOやVincent Atmicusで活躍する現在日本最高最強のドラマー/パーカショニストの一人の芳垣安洋。芳垣が、「数年来刺激されている」というアルゼンチン在住のパーカッショニスト=サンチアゴ・バスケスが昨年夏に来日した際に、バスケスを迎え入れ行ったパーカッションを中心とした“芳垣=バスケス”即興アンサンブルの成果が本アルバムだ。
 芳垣は本セッションに際し、盟友パーカショニスト2人=岡部洋一、高良久美子を招き入れ、4人のパーカッショニストの即興空間を作り上げ、そこに曲によって内橋和久、GOMA、アレハンドロ・フラノフがパーカッション以外の楽器で彩りを加えている。
 これまでにも何度か、日本のJAZZも現代音楽も標榜しない即興音楽家たちと“アルゼンチン音響派”の面々は共演作を残しているが、本作が特殊なのは、パーカッションという自由度の高い楽器が主体となっているところだ。何らかの特定の音楽からの影響を感じない、世界のどこにもない即興音楽世界を作り上げている。

 バスケスと芳垣。旧来の打楽器奏者という枠からかなり自由でいようとする打楽器奏者の2人であるが、それぞれどんな姿勢で旧来の枠から自由でいようとしているのかインタビューから拾ってみたい。(インタビューは『パーカッション・マガジン 第1号』より引用)

[サンティアゴ・バスケス編]
●(金物類をあまり置かないのはなぜですか?)
サンティアゴ・バスケス「以前はもっとシンバルを使っていました。けれどもモノ・フォンタナと演奏したときに、彼はとても面白い視点を持っている人なんですが、私がシンバルを叩くたびに、“シンバルはとてもいいけど、いけにもという感じだ。シンバルを叩けば合うということはわかる。でも他の方法をやってみたらどうだい”と言うんです。それでシンバルを置かないようにしたんですが、とても面白い音の探究になりました。シンバルはドラムでよく使うものです。ジャズや他の方法でも。ただ、打楽器でシンバルを使うのは、精製され、加工された感じというか……例えば黒砂糖と白砂糖がありますが、私はもっと黒砂糖を探しているのです。それぞれの楽器の原始的な価値と、もともとの音楽の演奏方法を自分のものにしようとしているのです。でもドラマーがやりそうな方法でやるのはいやなんです。だからわざと、ドラマーがやりそうな音(ハイハットの音を口で真似ながら)をやらないようにしています。シンバルがなければ、他の方法で打楽器の音を創造しなければいけないということがわかります。これは大きな自己挑戦ですね」


[芳垣安洋編]
●(民族楽器には伝統的な使い方というのがあると思うのですが、Vincent Atmicusで使う場合は、用途としてちょっと違いますね。そのへんのアイディアというのは、実際に楽器を使っていて浮かんでくるんですか?)
芳垣安洋「やっぱり音色からくるものとか、楽器の安定感とか……それは大きい。Vincent Atmicus というのは、決して民族音楽をやるためのバンドではないんですけど、そういうものからインスパイアされたものを形にしていきますね。楽器によっては伝統的な奏法で鳴らさないといけないものもあって、そういう楽器を使うときは、それをそのままはめ込んだりはしますけど。やっぱり自分達の音楽っていうのをやりたいから。もちろん、トラディショナルなものというのも、すごく好きなので、家では聴いたりしてますけど。でも、それをそのままやるのは、僕の音楽じゃないと思っているし。」
●(では、パーカッションの魅力とは、どんなところにあると思われますか?)
芳垣安洋「誰でも音が出せるんですよね。ルールもあれば伝統的なものもあるんだけれど、そういうものと関係ないところで音が出せる。もちろん、ルールの上でやりたいって人は、そこを磨いていく手もあるんですけど、他の楽器よりも自由な気がします。あと、いわゆる楽器じゃないものを叩いても音を表現できるじゃないですか? 何でも音楽になる可能性ってあるから、それはやっぱり打楽器だからっていう解釈できるし。まあ、自分が納得する音を出すのは難しいですけどね。そのためには練習が必要で。どう違っていくかっていうのはやり続けなければいけないんでしょうね」


 上記のような根っから独創的な打楽器奏者2人の共演は『Anima Mundi (Vazquez-Yoshigaki project)/PRIMER ENCUENTRO』の中で、かなり充実した成果として結実している。近年の即興を標榜する音楽の中でも、突出した出来だ。即興アンサンブル空間をもプロデュースできるミュージシャンとして、芳垣はますますシーンの中心人物になっていくに違いない。

『Anima Mundi (Vazquez-Yoshigaki project)/PRIMER ENCUENTRO』参加ミュージシャン:
内橋和久 /guitar,daxophone on1,2,4,8
GOMA/didjeridoo on 3,7,9
Alejandro Franov/piano,key,sytar,wood flute,voice,dance on 1,2,3,4,5,6,7,8
岡部洋一 /conga,bougarbou,tinbau,cajon,shaker,triangl,caxixi,cymbals,?talking drum, beans,etc. on 1,2,3,4,5,6,7,8,
高良久美子/vibraphone,antique cymbals,bass marimba,?slit drum,engelhart,shaker,kalimba,tube horn,etc. on all tracks
芳垣安洋 /drums,surdo,tambourin,talking drum,cymbals,bells, tinking bowl,?berimbau,kalimba,caxixi,shaker,toys,voice,etc. on all tracks
Santiago Vazquez/cajon,tabla,bombo,tambourin,kalimba,berimbau,gongs,?tinking bowls,slit drum,caxixi,toys,horn,plant,voice,etc. on all tracks

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  1. 2007/03/15(木) 01:03:14|
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フランス映画祭2007開催

_france-logo2007-1.jpg


 93年から始まったフランス映画祭。今回の「フランス映画祭2007」は、15回目を数える節目の開催となります。会期中に多くの出演者、監督がフランスから来日することも毎回注目されますが、今年はフランス映画界を牽引してきた大女優のカトリーヌ・ドヌーヴが来日団団長を務めます。
 上映される長編作品は全16作品(内1作品はサプライズ作品→『モリエール』に決定)。カトリーヌ・ドヌーヴ主演で、家族の心の成長を、華やかなレビューダンスやセンチメンタルなポップ・ソングを織り交ぜながら描いた『輝ける女たち』。田園で暮らす若者たちの狂気を描き、2006年のカンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した『フランドル』。今後のヨーロッパアニメ界を担う天才5人が集結し、全く新しいヴィジュアル・コンセプトで作られたフランスの最先端アニメーション『ルネッサンス』。ミュージック・クリップの世界から現れた天才監督ミシェル・ゴンドリーが、ガエル・ガルシア・ベルナルとシャルロット・ゲンズブールをメインキャストに、初めて脚本も自分で手がけた最新長編『恋愛睡眠のすすめ』等々、日本未公開の新作フランス映画が上映されます。
 東京での開催は、3月15日(木)から18日(日)までの4日間。大阪での開催は3月18日(日)から20日(火)までの3日間。フランスを感じることの出来る一大イベントへ、ぜひ足を運んで下さい。

◆フランス映画祭2007
 今回で15回目の節目を迎えるフランス映画祭。最新のフランス映画16作品の上映が決定。カンヌ国際映画祭のグランプリ作品、巨匠の待望作、最先端アニメなど多彩なラインナップで、フランス映画界の「現在」を存分に披露。
 上映作品:『輝ける女たち』『情痴アヴァンチュール』『チャーリーとパパの飛行機(仮題)』『ベル・トゥジュール』『ストーン・カウンシル』『パーフェクト・カップル(仮題)』『石の微笑』『フランドル』『CALL ME ELISABETH』『心配しないで』『逃げろ! いつか戻れ』『ルネッサンス』『恋愛睡眠のすすめ』『暗黒街の男たち』
3/15(水)~3/18(日)
 TOHOシネマズ六本木ヒルズ、シネマメディアージュ、TOHOシネマズららぽーと横浜
3/18(日)~3/20(火)
 TOHOシネマズなんば、TOHOシネマズ高槻

上映情報詳細はフランス映画祭2007 HP

20070313203552.jpg『輝ける女たち』Copyright 2006 SBS FILMS EDELWEISS SRL FRANCE 2


20070313203700.jpg『フランドル』


20070313203820.jpg『ルネッサンス』


20070313203903.jpg『恋愛睡眠のすすめ』Copyright couramiaud - horse created by Lauri Faggioni


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  1. 2007/03/13(火) 20:48:55|
  2. イベント
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「月刊ラティーナ」的イベント情報 [ 3/9(金)~16(金)]

 丸々一週間更新が滞ってしまいました。
 4日の日曜に鴬谷で行った「グラン・ミロンガ」は大きな問題もなく開催でき、好評の言葉も頂いています。ありがとうございます! 相変わらず出張にでかける者も多く、事務所の方は少ない人手でどうにか回しているという感じですが、営業時間には店舗の方も営業しておりますので、ぜひぜひ遊びにきて下さい。
 
◆プラッサ・オンゼ
3/9(金)DUO+2(笹子重治、秋岡欧、山田裕、塩崎愛理) 
3/13(火)TRINDADE(稲葉光、近藤くろ、阿部浩二、guest:黒川紗恵子、池上“ゴリ”智) 
3/15(木)Asafestoon(asa、佐野聡、太宰百合、土井孝幸、石川智) 
3/16(木)TOYONO、竹中俊二、渡辺剛、コモブチキイチロウ、岡部洋一
〈プラッサ・オンゼ〉■03・3405・8015

◆ラカトシュ・アンサンブル~ファイヤー・ダンス~
 今日の世界の天才音楽家の中でも、最も魅力と才能溢れる1人と言われているヴァイオリニスト=ロビー・ラカトシュ。自身の血に流れるジプシーのルーツを強烈に意識しながらも、あらゆるジャンルを栄養にし、その技巧であらゆる音楽を自身の音楽の中で交錯させる。06年の新作『ファイヤー・ダンス』の作品を中心に、日本で彼の演奏を堪能できる。
3/9(金)
 宮城・石巻市民会館
▼■022・374・8531みやぎ生協こ~ぷ文化鑑賞会
3/10(土)
 岩手・岩手県民会館
▼■019・687・1321いわて生協文化鑑賞会クオレ
3/11(日)
 岩手・北上市文化交流センター
▼■0197・61・3300財団法人北上市文化創造
3/12(月)~17(土)
 仙台・電力ホール
▼■022・374・8531みやぎ生協こ~ぷ文化鑑賞会

◆サーシャ・ダブソン、ジェシー・ハリス&リチャード・ジュリアン
 現代のニューヨークを代表するシンガー・ソングライターのジェシー・ハリスと、リチャード・ジュリアンが、伸び盛りの女性ヴォーカリストであるサーシャ・ダブソンとともに来日。3人の個性と友情が奏でる温かいハーモニーは、素朴で優しく、温かい。
3/9(金) 19:00
 河内長野・ラブリーホール
▽4500 5000(前売/当日 1ドリンク付)
▼■0721・56・6100ラブリーホール
3/10(土) 17:00/20:30
 舞浜・イクスピアリ
▽6000 6500(前売/当日)
▼■047・305・2525イクスピアリ
3/11(日) 19:00
 渋谷・クラブクアトロ
▽6000 6500(前売/当日)
▼■03・3498・2881プランクトン

◆イルホム劇場~コーランに倣いて~
 ウズベキスタンのロシア語劇団「イルホム劇場」が、ロシアの文豪プーシキンの長編詩「コーランに倣いて」を題材とした現代演劇を披露する。同劇団は、ソ連解体後の中アジア演劇界を牽引する存在として注目される劇団。日本における初めての中央アジア現代演劇の紹介となる。音楽は、伝統音楽をベースにしたロック調のライヴ演奏。演出にはビデオ・アートも使われ、見るものに強烈な印象を残す総合現代演劇。ロシア語上演、日本語字幕付。
3/9(金) 19:00
  10(土) 14:30
  11(日) 14:30 *本作品参加ミュージシャンによるコンサート
 新宿・パークタワーホテル
▼■03・5562・3530国際交流基金・舞台芸術課

◆DUO+2 
 笹子重治(G)、秋岡欧(バンドリン)、山田裕(7弦ギター)、塩崎愛理(クラリネット)の4人によるスペシャル・セッション
3/10(金) 18:30
 宮城県白石市・カフェ・ミルトン
▽4000
▼■0224・26・1436カフェ・ミルトン

◆アストロリコ
 関西を中心に活動するバンドネオンの門奈紀生率いるタンゴ・アンサンブル。
3/10(土) 18:20(食事)20:00(コンサート)
*大浦みずきディナーショー「ブエノスタンゴⅢ」
*出演:アストロリコ四重奏=門奈紀生(Bn)、麻場利華(Vl)、平井かほる(Pf)、大塚功(Cb)
 兵庫・宝塚ホテル「琥珀の間」
▽22000
▼■0797・85・2611宝塚ホテル宴会承りサロン

◆下地勇
 宮古島出身の異色のシンガーソングライターが、ニューアルバム『ATARAKA』を引っさげて全国ツアー。
3/10(土) 19:00
 那覇・桜坂劇場ホールA
▽3000 3500(前売/当日)
▼■098・898・1331ピーエムエージョンシー

[ラジオ]3/11(日)◆サウージ!サウダージ…
〈J-WAVE 毎週日曜17:00~17:54〉USENを通じて全国での聴取が可能。
 林奈穂のナヴィゲートでボサノヴァからネオ新世代まで、ブラジリアン・ミュージックを網羅。
3/11「2007年ブラジルの夏、総決算」

[ラジオ]3/11(日)◆ラテン・フォルクローレをご一緒に …
〈茨城放送 毎週日曜17:05~17:45〉
DJ:飯田利夫
3/11「ニュー・リリースから 演奏:マリアーノ・ゴンサーレス・ラミレス(アルパ)」①カミーノ・ア・ブエナ・ヴィスタ②イマジナリー・ジャーニー③アルハンブラの想い出④オーバー・ザ・レインボー⑤マラゲーニャ、他

◆日野良一
 東京のブラジル音楽シーンが期待する、若手弾き語りアーティスト。
3/14(水) 20:00/22:00 *島裕介(trumpet)、黒川紗恵子(clarinet)、chubby!!(B)BIC(Per)
 六本木・アルフィー
▽3675
▼■03・3479・2037アルフィー

◆フェデリコ・マリアーノ
 ブエノスアイレスへ一時帰国するフェデリコのサヨナラ・ライヴ。演奏:オルケスタ・キサス・タンゴ
3/15(木) 19:30
 目黒・楽屋
▽3500(軽食・1ドリンク付)
▼■03・3714・2607楽屋

◆THE CORONA
 ラテン・ミクスチャーバンドがリミックスCDのリリース・パーティー。 
3/16(金) 19:00
 渋谷・duo MUSIC EXCHANGE
▽3150
▼■03・5459・8716duo MUSIC EXCHANGE

◆フランス映画祭2007
 今回で15回目の節目を迎えるフランス映画祭。最新のフランス映画16作品の上映が決定。カンヌ国際映画祭のグランプリ作品、巨匠の待望作、最先端アニメなど多彩なラインナップで、フランス映画界の「現在」を存分に披露。
 上映作品:『輝ける女たち』『情痴アヴァンチュール』『チャーリーとパパの飛行機(仮題)』『ベル・トゥジュール』『ストーン・カウンシル』『パーフェクト・カップル(仮題)』『石の微笑』『フランドル』『CALL ME ELISABETH』『心配しないで』『逃げろ! いつか戻れ』『ルネッサンス』『恋愛睡眠のすすめ』『暗黒街の男たち』
3/15(水)~3/18(日)
 TOHOシネマズ六本木ヒルズ、シネマメディアージュ、TOHOシネマズららぽーと横浜
3/18(日)~3/20(火)
 TOHOシネマズなんば、TOHOシネマズ高槻

◆世界の民俗楽器展~越境し、再創造する音楽文化~
 今から約1300年前に、当時の都奈良に伝えられたシルクロードの文物・楽器は、日本に伝来した後、形を変えながらも時代の波を乗り越え、現代に残っている。また、気候や風土そして歴史を大きく日本と異にする赤道地帯の国々においては、そこに住む人々がその独特な形態やリズムを現代に残す努力を営々と行ってきた。
 はるかシルクロードを旅した文物の終着点、正倉院に収められた楽器の復元を紹介するほか、日本とは全く異なる気候・風土のもと、どのように楽器が生成・展開してきたのか、アジア・太平洋・アフリカ・中南米を中心に紹介する。
開催中~4/8(日) 9:00~17:00
 神奈川県立地球市民なかがわプラザ3F
▽無料
▼■045・896・2899

◆立教大学ラテンアメリカ講座受講生募集
 立教大学ラテンアメリカ講座では、今年も4月から受講生を募集します。開設講座はいずれもラテンアメリカ文化の理解と研究に主眼が置かれています。受講生はスペイン語、ポルトガル語、ラテンアメリカ論など12科目の中から選択受講できます。
*申し込み締め切り:4月4日(水)
*受講料:登録料 50000円 
     授業料1科目につき 19000
*詳しいパンフレットをご希望の方はお問い合わせ下さい。 
▼■03・3985・2478立教大学ラテンアメリカ研究所

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  1. 2007/03/08(木) 23:45:08|
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