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Blog Latina [ブログ・ラティーナ]

月刊ラティーナを発行する(株) ラティーナの情報発信用ブログ!

「取り返しのつかない音楽に出会えるはずだ」石田昌隆さんにアドリアーナ・カルカニョット日本公演へのコメントをいただきました。

shoei.jpg

カメラマンの石田昌隆さんから、アドリアーナ・カルカニョット日本公演『サンバの微生物』へのコメントをいただきました。いやでも盛り上がるような気分になります。楽しみましょう。

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もう明後日だ。11月2日の東京公演!

07年の来日公演では美しさに見とれていたが、今回はそれを上回る感動をもらえそうな予感がする。

『サンバの微生物』は、70年代に録音された偉大なサンビスタたちによるサンバのように、最小限の楽器で演奏しているが、そこにはまぎれもなく、今現在の想いをエモーショナルに伝える深い陰影があった。

ポルトガルでのライヴ映像を見て、しびれた。

http://vimeo.com/couchmode/hortofilmes/videos/sort:newest/29127273

『サンバの微生物』の曲、
●「Tão Chic」(花吹雪舞う?)
●「Mais Perfumado」(アドリアーナ動きありそう。ドメニコ格好良さそう)
●「Deixa, Gueixa」(アドリアーナ表情イイ感じで歌いそう)

とか、楽しみすぎる。

取り返しのつかない音楽に出会えるはずだ。

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石田さん、ありがとうございます!
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  1. 2011/10/31(月) 19:14:45|
  2. アドリアーナ・カルカニョット
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「ブラジルは…うたの桃源郷にちがいない」翻訳家のおおしまゆたかサンよりアドリアーナ応援コメントいただきました!

翻訳家で、音楽ライターでもあるおおしま ゆたかさんよりアドリアーナへの応援コメントが届きました!ヨーロッパ伝統音楽に精通するおおしまさんがアドリアーナのうたの魅力を素敵な表現でまとめてくださいました。

2008年発売のおおしまゆたか(訳)のアイルランド音楽入門書
「聴いて学ぶアイルランド音楽【CD付き】」
(ドロシア・ハスト+スタンリー・スコット著/おおしまゆたか訳)

ooshima


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 ブラジルには無知だけど、こんなシンガーがいるのならアイルランドと同じく、うたの桃源郷にちがいない。アイルランドにこんなパーカッショニストがいてくれたら、かの国に音楽でかなうところはなくなってしまう。音楽の神はちゃんと配慮してバランスをとっているのだ。それにしても、この艷気たっぷりでこの上なく洗練されているのに土と草と樹のにおいに満ちたうたを耳許でささやかれると、身もココロも溶けて地に沁みこみ、地球の反対側に湧きだしてしまいそうだ。このうたい手とその仲間と、この人たちをわざわざ運んできてくれる人たちに幸いあれ。

(おおしま ゆたか)

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おおしまさん、ありがとうございました!!
  1. 2011/10/31(月) 15:55:55|
  2. アドリアーナ・カルカニョット
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堀内隆志さん(cafe vivement dimanche)から応援コメントをいただきました。「このアルバムのツアーだったら、ずばり間違いないでしょう」

鎌倉の名店、cafe vivement dimancheのマスター、堀内隆志さんからも、アドリアーナ・カルカニョット来日公演へのコメントをいただきました。

特に新作『サンバの微生物』のことを書いてくださっています。

adriana cover

写真もそちらで。

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今年聴いたブラジル音楽の新譜のなかで、アドリアーナの『サンバの微生物』は、
ぼくのお気に入りの1枚です。

シコやナラの60年代半ばのMPBを想起させられるクールなサンバ。

このアルバムのツアーだったら、ずばり間違いないでしょう。
4年前の来日公演を上回るはず。

ダヴィにも期待してます。

堀内隆志(cafe vivement dimanche)

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堀内さん、ありがとうございました!

cafe vivement dimanche
神奈川県鎌倉市小町2-1-5
467-23-9952
http://cvdois.exblog.jp/


  1. 2011/10/30(日) 16:28:30|
  2. アドリアーナ・カルカニョット
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中村 智昭さん(MUSICAANOSSA / Bar Music)より、「アドリアーナ・カルカニョット 日本公演 2011」への推薦コメントが届きました。

先月、KTa☆brasilさんとBar Music中村智昭さんが開催されているイベント「裸のイザベラ」にお邪魔し、アドリアーナ・カルカニョット来日特集として、アドリアーナの音源をたくさんかけさせてもらいました。おかげさまで大盛況!ありがとうございました。

その中村智昭さんからアドリアーナ・カルカニョット来日への応援コメントをいただきました。中村さん、ありがとうございます! はじめて、『サンバの微生物』を聴いた時のことをかいてくださっています。

20100817_1399406.jpg

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アドリアーナ・カルカニョットの最新作『サンバの微生物』を、親しい友人であるケイタブラジルくん、そして「月刊ラティーナ」の編集長である船津亮平さんと一緒にBar Musicで聴いた。冒頭の「エウ・ヴィヴォ・ア・ソヒール~笑顔で生きる」から、店のサウンド・システムとの相性が抜群に良いのがカウンターに座る二人の表情から伺えた。シャープでストイックな世界観をアコースティックな音に拘って立体的に綴ったこの作品は、場があり続ける限り再生を繰り返すことになるだろう。僕は特にこうした人間的な魅力に溢れた音楽が心地よく空間に響くことをイメージしながら、Bar Musicを始めた。その店に立ち続けるということは則ち、大好きなライヴを体感する機会を極端に失うということにもなっているのだが、今はそれでも構わないとも思っている。多くの方が今回の「アドリアーナ・カルカニョット 日本公演 2011」の感想を聞かせてくれると信じています。

中村 智昭(MUSICAANOSSA / Bar Music)

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中村さん、ありがとうございました!

All the best to you [Tomoaki Nakamura web site]

Bar Music バー・ミュージック
150-0043東京都渋谷区道玄坂 1-6-7-5F
Tel 03.6416.3307 
Open / 18:00~Midnight
Close / 日曜日(祝前日とイヴェント時を除く)
http://barmusic-coffee.blogspot.com/
http://twitter.com/BarMusic_Coffee
http://www.musicaanossa.com/bar_music/


  1. 2011/10/30(日) 16:06:53|
  2. アドリアーナ・カルカニョット
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bar buenos aires主催のおひとり、山本勇樹さんから全音楽ファンに向けてアドリアーナ推薦文届きました!

HMVの店舗バイイング部でワールド&ジャズを担当し、自身でもbar buenos airesで吉本宏らとともに選曲会を主催、様々な音楽紹介やイベント開催を行っている山本勇樹さんからのメッセージ!
11月にはカルロス・アギーレに捧げるCDをリリースし、その記念イベントも開催するそう。
詳しくは公式サイトで。

barbsas

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アドリアーナ・カルカニョットが新作を引っさげて来日!
とくればワールド・ミュージックを愛する方々なら必ず足を運ぶことでしょう。
でも、彼女の歌やサウンド、もっと幅広いリスナーに聴いてほしいとも願います。
ロック、フォーク、ジャズ、ソウル、ブルース、ヒップホップ……。
音楽に垣根がなくなったとは当たり前のように言われる時代ですが
まだまだ彼女の素晴らしい音楽の魅力は届くべき場所に届くはずと思います。
一人の音楽から無限に広がる音楽地図があるならば
アドリアーナとはそれに充分相応しい音楽家であります。
ぜひ、貴重な来日公演を、その目で耳で体で感じて頂きたいです。
(HMVインターナショナル課 / ワールド&ジャズ担当 山本勇樹)

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山本さん、ありがとうございました!アギーレさんのコンピアルバムとイベントも楽しみですね。
  1. 2011/10/29(土) 16:32:21|
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アドリアーナ・カルカニョット来日に寄せて…ライターの松山晋也さんよりメッセージ!!!!

音楽評論家、松山晋也さんによるアドリアーナ・カルカニョット新作『サンバの微生物』の分析結果!的確!

mekakushi

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“次世代のエリス・レジーナ”として登場し、今やマリーザ・モンチと並ぶMPBきってのディーヴァとなったアドリアーナ。オリジナル曲だけで固めた3年ぶりの新作『サンバの微生物』は、ずばり「サンバ」にフォーカスした明快なアルバムだが、過剰な装飾を排したミニマル・ビートをベースとするワビサビ的表現は、彼女ならではの独創性と未来的ヴィジョンに溢れている。さりげなく、過激。そして、とことん優雅。
(松山晋也)

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松山さん、ありがとうございました!
  1. 2011/10/29(土) 16:01:31|
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アドリアーナ・カルカニョット来日に寄せて…ライター&DJとしても活躍されている若杉実さんと高木慶太さんよりメッセージ!!!!

ラティーナでもいつも御世話になっているライターさん&DJとしても活躍している若杉実さんと、高木慶太さんから「簡潔かつ明確」なアドリアーナ来日公演への応援メッセージ!お二方、つづけてご紹介します。

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彼女の強さは本物だ。

デビューした90年代、ようするにバイーアにもロンドンにも自分の魂を売らなかったからだ。

前回のライヴでも演奏以上に、そうした凛とした姿が目に強く焼きついている。

人生を感じさせるステージなんてめったにあるものじゃない。今回だって期待!

(若杉 実)

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「捕まえたと思うとするりと交わされ、わかったと思うとそっぽを向かれる。

だから僕らは夢中になる。

あぁ、振り向きざまのウィンクがなんて意地悪でチャーミングなんだろう」

(高木慶太)

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若杉さん、高木さん、どうもありがとうございました!
  1. 2011/10/29(土) 11:19:55|
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【アドリアーナ来日・応援コメント】サンバタウン・ゼジさんこと上沖さんから!!!

名古屋からブラジル音楽を発信し続け、今年6月には「サンバタウン 円頓寺本店」をオープンしたゼジさんこと、上沖央明さんより、アドリアーナ・カルカニョットへの愛をひしひし感じるコメントいただきました!
ゼジさんは、11月22日に通算8周年記念で初の円頓寺本店でのライヴを企画しているそうですよ→関連ブログ記事

zezi

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初めてアドリアーナの作品を聴いたのはアルバム「マリチモ」発表時の98年。
その前衛なのか和み系なのか捉えどころのない音楽に圧倒され、たちまち虜になった。

弾き語りソロの時でも、パルチンピンに扮して子供達にファンタジーをプレゼントする時も、
アドリアーナの超然とした表情・全てを見通しているかのような視線は変わることがなく、
その度に彼女の視線の先にあるものを私たちは探し続けた。

そして今回、人選も含め「これぞ!」と膝を叩きそうなミニマルなメンバー編成での再来日。
そこで目にし、耳にする「サンバ」が果たしてどんなものなのか、半ば恐怖心にも似た心持ちで
身震いしながらずっとその時を待ち望んでいる。

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ゼジさん、ありがとうございました!11月2日は東京でお待ちしておりますよ(笑)
  1. 2011/10/29(土) 10:48:54|
  2. アドリアーナ・カルカニョット
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アドリアーナ・カルカニョット ディスコグラフィー【13・最終章】"O MICRÓBIO DO SAMBA"

ADRIANA CALCANHOTTO
"O MICRÓBIO DO SAMBA"

◆Sony Music SICP-3267(2011年)


microbio

●「幼い時にサンバの微生物が住み着いて以来、微生物は僕の中で増殖して、離れないどころか、歳を取るにつれて僕をより重度に感染させる」──これは本作にアドリアーナが寄せた短文の一部だが、ルピシーニオ・ホドリゲスの回想文の引用だ。タイトル『サンバの微生物』はここからとられている。本作のテーマはずばりサンバ。ギミックなし。彼女が得意とした音響的な実験性を本作では封印した。声とギターでアドリアーナ、Perにドメニコ、ベースにアルベルト。クールかつ女性的に、生音に拘りながら、この3人によるサンバマナーで自身渾身のサンバ12曲を聴かせる。8作目で初めて、彼女自身の作詞作曲の曲で全曲が占められた。アドリアーナに流れる生々しい血を見させられるような濃密なサンバ・カンサゥンの世界が響く。彼女の痛みが昇華されたサンバ。痛くて美しい。この血の濃さに鳥肌が立つ。
※ブラジル盤ディスコガイド2011年5月号より引用
(花田勝暁)

adriana calcanhotto_tão chic from horto filmes | clara cavour on Vimeo.

  1. 2011/10/28(金) 17:17:58|
  2. アドリアーナ・カルカニョット
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中原仁さん&國安真奈さんより…アドリアーナ来日公演に寄せて

ラティーナでもおなじみ、ブラジルと言えばこの人でしょう!
新作の日本盤ライナーも手掛けた中原仁さんと、
ポルトガル語通訳・翻訳家として第一線で活躍する國安真奈さん。
このお二人からいただいたアドリアーナ・カルカニョット ジャパンツアー2011に寄せたメッセージを
豪華2本立てでご紹介します。

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アドリアーナの『サンバの微生物』の幽玄で深遠な世界を支える辣腕ミュージシャンの中でも、ブラジル・ネオ新世代きってのネアカなひょうきん者、ドメニコ(ドラムス、パーカッション)に注目!

イヴォール・ランセロッチ(その作品をエリゼッチ・カルドーゾ、クララ・ヌネスなどが録音しているサンバ・カンサォンやボレロのシンガー/ソングライター)の息子、ドメニコが繰り出すリズムからは、やってる音楽がオルタナ・ロックであってもサンバのグルーヴや息吹がビキバキと聴こえてくる。過去の "+2” での来日公演ではドメニコがドラム・セットに座る機会がほとんどなかったので、ミニマムなドラムス&パーカッション・セットに専念する今回のドメニコの演奏が、アドリアーナの歌声と溶け合ってどんな化学変化を起こすのか、これも大きな聞きものだ!

(中原仁)

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オフでもステージでも、テンションの高さが一目瞭然というような人じゃない。穏やかで冷静、明晰な人だ。でも、その奥では、実は途方もないエネルギーが音もなく燃えさかっているのじゃないかな。そのエネルギーが曲や詩、歌ににじみ出てきて、聴いているこちらの心にも感染する。

こころの隅々まで染みる声、アドリアーナ・カルカニョート。
ライヴで、直接感染。
(國安真奈)

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お二人ともお忙しい中、ありがとうございました!!!
ちなみに中原仁さんは現在来日中のモレーノ・ヴェローゾ公演のディレクター。
ブログで、ツアー日記も更新中です。ツアーは残すところ、あと29日の山形、30日の青山Cayの2カ所となりました。
モレーノを観た後にアドリアーナを観たら、「サンバの微生物」への感染率が高くなりそうな気がしますよ~(笑)

jin
  1. 2011/10/28(金) 14:28:56|
  2. アドリアーナ・カルカニョット
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《『サンバの微生物』はとてもクールでスタイリッシュな作品だ。けれども、スタジオ録音とはまたひと味違うきらきらと輝く表情を、彼女たちはライヴで見せてくれるだろう》高橋道彦さんより!

いつも月刊ラティーナへの執筆などで御世話になっている高橋道彦さんよりアドリアーナの来日に寄せたメッセージ!

takahashi_mitihiko


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ごくごく一般的な日本人にとってサンバとは、大人数で打楽器を打ち鳴らし、ギンギラな衣装を着て、派手に踊り、歌う音楽といったイメージなのかもしれない。でも、アドリアーナのサンバはちょっと違う。凝り固まりがちな先入観を柔らかく解きほぐしてくれる。マイナー調も多いから内省的にも感じられるけど、実験的な場面でも頭でっかちにはならない。いかにも女性らしい包み込みようなふくよかさがある。それも彼女の強みだ。日本とブラジル、暮らす場所は違っても、同じいまを生き、そんな時代を等身大で映し出す、それがアドリアーナのサンバだ。
 4年ほど前の来日公演もとても楽しいものだった。が、今回は『パルチンピン・ドイス』リリース以後、気心の知れたメンバーが同行していることも大きい。アドリアーナ・パルチンピン名義の作品を子供向けだからと侮ってはいけない。『セサミ・ストリート』がそうであるように、誰もが楽しめる、そのツボの押さえ方を『ドイス』で彼女はさらに会得したように思えるからだ。
 『サンバの微生物』はとてもクールでスタイリッシュな作品だ。けれども、スタジオ録音とはまたひと味違うきらきらと輝く表情を、彼女たちはライヴで見せてくれるだろう。
 
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高橋道彦さん、ありがとうございました!
  1. 2011/10/28(金) 12:59:32|
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「言葉とメロディをハーモニーへ紡ぎ イメージとサウンドを結ぶ」GIRA MUNDOさんよりアドリアーナ来日に寄せて!

ブラジリアンミュージック・レーベル『GIRA MUNDO DISCOS』よりアドリアーナ来日に寄せたテンション高めのメッセージ届きました!!!!!

giramundo

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「サンバの微生物」
素晴らしいアルバム!
言葉とメロディをハーモニーへ紡ぎ
イメージとサウンドを結ぶ
ほんでもって恐ろしく自然体で奏でる
それでも十分羨ましいのに
そこに遺伝子レベルでサンバだ!
必要最低限
でも十二分な情報量
そこでなんとも嬉しい来日!
このライブが素晴らしくない訳がない!
メンバーもほぼレコーディングチーム
小編成でたっぷり「間合い」と「粋」の宇宙を楽しめそうだ
ドキドキしちゃうねぇ、ホント
楽しみですね~

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こちらもさらにテンションあがりました!ありがとうございました!
  1. 2011/10/28(金) 00:13:16|
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「女性版吟遊詩人、またはブラジルの詩的な表現者。モダニズムとポピュラリティをしっかりと保持して」大洋レコード・伊藤さんより

アドリアーナ・カルカニョット来日公演まであと1週間を切りました!!!
音楽ライターや評論家の方からぞくぞく応援コメント届いております。

こちらは大洋レコードの伊藤亮介さんから!
公演が楽しみになるお言葉いただきました。

大洋レコードは神楽坂にあるセレクトレコードショップ。
素敵な空間なので是非行ってみて下さい!
taiyo

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- 女性版吟遊詩人、またはブラジルの詩的な表現者。モダニズムとポピュラリティをしっかりと保持して。-
最新アルバム『サンバの微生物』ではブラジル音楽の既成概念を見事に払拭しました。一聴すると少ない音数に、また儚さが伴う優美な旋律を持った楽曲に、バレエの古典舞踏曲などとも通じるような柔らかさやメランコリー、回り巡る人生の色々なシーン、さまざまな印象を思い浮かべることができます。分解したドラム・キットにコントラバス、ギターやピアノ、と甘美な唄声、録音物の制作スキル=レコード芸術とはおそらく異なる、また斬新な手法を用いたショー・パフォーマンスとなることでしょう。 
(大洋レコード 伊藤亮介)

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伊藤さん、ありがとうございました!
  1. 2011/10/27(木) 23:59:19|
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アドリアーナ・カルカニョットのディスコグラフィー【11&12】"PARTIMPIM DOIS""DOIS É SHOW!!(DVD)"

ADRIANA PARTIMPIM
"PARTIMPIM DOIS"

◆SonyBMG 88697576532(2009年)

dois

●パルチンピンのアルバムを聴く時ほど「ああ、ポルトガル語が理解できればいいのに」と思うことはない。2曲目がケータイの着メロを扱っていることは想像がつくが、ほかの曲もきっと歌詞は子どもに優しい内容なのだろう。音だけを聴く分には、とても子ども向けとは思えない高度にポップな楽曲がここにも並ぶ。ヴィラ・ロボスの作でエグベルト・ジスモンチのレパートリーである「カイピラの機関車」では機関車の走る音が後ろに鳴らされ、ジョアン・ジルベルトの「ビン・ボン」にはオロドゥンのブラジリアン・パーカッションをサンプリング。ジョアンの曲に彼の生まれ故郷であるバイーアの風景が鮮やかに重ねられる。ブラジルの子どもたちは、本作を通じて、ジスモンチやカエターノやジョアン・ジルベルトを知るようになるのだろうか? だとしたら、こんなに素敵なことはない。遊び心を超越した使命感に拍手を贈りたいし、この先もリリースが続くことを願っている。
(宮子和眞)

ADRIANA PARTIMPIM
"DOIS É SHOW!!" (DVD)

◆Sony 88697805049(2010年)

doiseshow

●もう、ダントツ。ぶっちぎり。見終わった後に押し寄せてくる感慨の深さは、並大抵のものじゃない。いちばん凄いと思えるのは、リオの会場を埋めた小学生以下の子供たちが、こんなに音楽的な偏差値が高いコンサートに熱狂し大喜びしているところだ。バンドの5人はモレーノ・ヴェローゾ、ダヴィ・モライス、ドメニコ・ランセロッチらに一新され、②「Menina, Menino」はリンガラ風、ボブ・ディランの⑩「O homem Deu Nome a Todos os Animais (Man Gave Name To All The Animals)」はテックスメックス風と、通の大人が見ても手応え十分の演奏が繰り広げられる。しかし、⑦「O Trenzinho Do Caipira」では実際にステージの上を「小さな汽車」が走るなど、歌詞や衣装や各種の小物は子供が喜ぶ平易な表現を厳選。未来の才能たちに音楽の尊さを伝えるパルチンピンは、ポップ・ミュージック史上においても相当に画期的な存在だ。英語の字幕付きで、リアにも楽器が振られたDTSの5.1chミックスもゴキゲン。紙製のピンクのお面付きなのも楽しい。
(※ブラジル盤ディスコガイド2010年12月号より引用)
(宮子和眞)

衣装やら小物やらを見るのも楽しい!
「Lig-Lig-Lig-Le」


「Baile Partimcundum Encerramento」
  1. 2011/10/27(木) 17:01:33|
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アドリアーナ・カルカニョット来日に寄せて…高橋健太郎さんより!

様々な雑誌・新聞などでの執筆の他、音楽DJや制作もこなしている高橋健太郎さんよりコメントをいただきました!

高橋健太郎(著)『ポップ・ミュージックのゆくえ──音楽の未来に蘇るもの』
takahashi

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新作「サンバの微生物」は、サンバを演奏したアルバムというよりは、サンバという言葉に新しい意味、より大きなスケールを与えたアルバムに思える。トム・ウェイツの音楽をブルーズと呼ぶような感覚で、僕はアドリアーナの暗く尖ったサンバを繰り返し聞いている。4年前の来日も目撃しているが、先入観を捨てて、彼女がどのくらい変化しているかを楽しみに足を運びたい。
(高橋健太郎)


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高橋さん、ありがとうございました!
  1. 2011/10/27(木) 15:29:33|
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アドリアーナ来日に寄せて…NRTレーベル主宰の成田さんより!

NRTレーベル主宰、音楽ライター・DJ・選曲家として、ワールド・ミュージック全般を中心に、ジャズ、クラブ・ミュージック、ロック・ポップスまでをフィールドとして活動中の成田佳洋さんより、アドリアーナ来日公演に寄せて、彼女の魅力を表現してくださいました。

NRTのサイトはこちら
成田さんは最近ではTomoko Miyataの新作のディレクターも担当しています。

narita

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同時代の音楽を追いかけることに人生の多くを費やしてきた。
たとえば、90年代以降のカエターノ・ヴェローゾ。
70年代に僕が成人していたならば、その対象はジョニ・ミッチェルだったかもしれない。
歌とサウンドで構成される物語の世界というやつだ。
そしてこの10数年はもちろん、アドリアーナの音楽とともにある。

しかしアドリアーナは彼ら以上に懐が深いと言わねばならない。
何故ならもしあなたが3才の子どもであっても、パルチンピンとなって一緒に遊んでくれるのだから。

成田佳洋(NRT / maritmo co.ltd.)

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成田さん、ありがとうございました!
  1. 2011/10/27(木) 15:10:33|
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アドリアーナ・カルカニョット、来日に寄せて…なんと、作家・星野智幸さんからコメントいただきました!!

月刊ラティーナにて、パブロ・シーグレルのライヴ評を書いていただいた作家・星野智幸さんよりアドリアーナ・カルカニョットの来日公演に寄せて、コメントをいただきました!!

星野さんのブログ
著作『俺俺』↓↓
oreore

コメントは↓↓
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聴けば聴くほど迷い込み、抜けられなくなるアドリアーナの迷宮。

どこまで奥の深い歌と声なんだ!

繰り返しうねり続ける音の波、その波をかたどる夜光虫のような歌を聴いてくれ。

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星野さん、ありがとうございました。
2日は一緒にコンサート楽しみましょう!
  1. 2011/10/26(水) 19:02:30|
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「アドリアーナ・カルカニョット来日公演に出演のギタリスト、ダヴィ・モライスは…」

aparecida

西荻にある「ブラジルならなんでもござれ」のお店、Aparecidaの店長、WILLIE WHOPPERさんからもアドリアーナ・カルカニョット来日公演2011についてのコメントいただきました!知る人ぞ知る、マル秘情報あり!

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アドリアーナの魅力については多くの方が言及していると思いますので、
別視点で今回のショウの注目すべきみどころをご案内しましょう。
それは...ギタリストのダヴィ・モラエス(モライス)です!!
ご存知の方も多いですが、彼はノヴォス・バイアーノスの元メンバー、
モラエス(モライス)・モレイラの息子であり、これまでマリーザ・モンチ、
イヴェッチ・サンガロ、ヴァネッサ・ダ・マタと、ブラジルを代表する
歌姫達のバンドに参加してきました!!更に!!あまり大きな声では
言えない(?)かもですが、その全員と付き合っていたんです!!(笑)
ひょっとして年上キラー?ということは、アドリアーナも既に...?
そんな冗談はおいといて、彼が参加する事によってCDで聴きなれた
アドリアーナの楽曲が、更にパワーアップするのは間違い無しです!!

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編集部注:ゴシップ話なので真偽は保証しません(笑)
  1. 2011/10/26(水) 12:49:20|
  2. アドリアーナ・カルカニョット
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アドリアーナ・カルカニョットのディスコグラフィー【10】"MARÉ"

ADRIANA CALCANHOTTO
"MARÉ"

◆BMG JAPAN BVCM-31237(2008年)
※アマゾンでのご購入はこちらから。

mare

●最初に聴いた時えらく地味なアルバムに思えたのは、『パルチンピン』初作のハジケた姿がまだ残像としてあったからだろう。あるいは、アート・リンゼイが共同プロデューサーに迎えられたことから、マリーザ・モンチでいう『アモール、アイ・ラヴ・ユー』のような超ポップな作品を期待してしまったからかも知れない。つまり本作は超ポップな作風ではないのだが、今冷静になって聴き返すと、落ち着いたトーンに包まれた佳作だと思える。演奏の面では、モレーノ・ヴェローゾ、ドメニコ・ランセロッチ、カシンの“+2トリオ”が大活躍。以前からの断片的な共演、及びこの前年に行なわれた3人との来日公演といった過程が、本作で遂に1枚のアルバムに結実したのが判る。また、カエターノの「オンヂ・アンダラース」をカヴァーするなど、トロピカリア継承ムードも濃厚。アルナルド・アントゥニスとの共作「パラ・ラ」にはアルナルドが歌うヴァージョンも存在する。(宮子和眞)

「ムリェール・セン・ハザォン」ミュージッククリップ
  1. 2011/10/26(水) 11:34:48|
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アドリアーナ・カルカニョットのディスコグラフィー【9】ADRIANA PARTIMPIM "O SHOW" (DVD)

ADRIANA PARTIMPIM
"O SHOW" (DVD)

◆Sony/BMG 82876755559(2005年)

o show

●初めてこのDVDを見た時にブッ飛んで、しばらくはこのDVDばかりを見ていた。ひとことで言うなら、はいだしょうこが出ていた時代の『おかあさんといっしょのファミリー・コンサート』のような作品。当時のはいだの持ち歌は、ディラン風あり、サンバあり、サルサあり、沖縄音楽あり、と子ども向けでありながら楽曲そのものは実に見識の豊かなものばかりだったのだが、それをさらに高度に音楽的に仕上げたコンサートがここで繰り広げられる。保育園の遊戯室のようなステージは、各種のオモチャも立派な楽器。ボウルに張った水もオルゴールも、すべて演奏の一部になる。アーティスト肌のアドリアーナが、目にも耳にも子どもに優しい音楽を奏でる。そのこと自体に驚かされるし、なぜパルチンピンが生まれたのか、ブラジルの子どもたちは本作をどのように理解しているのか、本当にいろいろ知りたくなる。ブラジル音楽DVD史上に燦然と輝く大名作だろう。(宮子和眞)
  1. 2011/10/26(水) 11:27:00|
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アドリアーナ・カルカニョットのディスコグラフィー【8】"ADRIANA PARTIMPIM"

ADRIANA PARTIMPIM
"ADRIANA PARTIMPIM"

◆BMG 82876592092(2004年)

partimpim

●構想10年、「大人も楽しめる子供向けアルバム」を子供時代のニックネーム“アドリアーナ・パルチンピン”名義で発売。後続のDVD『オ・ショー』と並び、大ヒットとなった。アルバム中最大のヒットとなったクラウヂーニョ&ブシェーシャの「フィコ・アシン・セン・ヴォセ」や、カエルのおもちゃとキスするドメニコ作「ボルボレッタ(蝶々)」は2007年の来日公演でももちろん披露。バーデンが1961年に録音した「リサゥン・ヂ・バイアゥン」、“中国人は1ヶ月に一回しかご飯を食べない”と歌う「リギ・リギ・リギ・レ」など、一度聴いたら耳から離れないポップ・ミュージックはもちろん子供たちだけのものにあらず。白眉は何と言ってもアルナルド・アントゥニスの「サイバ」のカヴァー。“知ってるかい、サダム・フセインもピノチェーもみんなみんなお母さんがいるんだよ。赤ちゃんだったんだよ……”。ブラジルの子供たちが羨ましい。世界一の歌のお姉さん、それがパルチンピン。(船津亮平)

子供番組でのライヴ。子供もみんな一緒に歌っているのが可愛い!
(画像はちょっと粗いです)
  1. 2011/10/25(火) 13:19:13|
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『晩秋に聴きたい最上級のMPB』…バルキーニョの東野さんよりコメント!

渋谷にあるボサノヴァを中心に上質な音楽を流す(ライヴもある!)お店、バルキーニョの東野さんからアドリアーナ・カルカニョット来日に寄せるコメントをいただきました!

バルキーニョ・ブログ

アドリアーナの来日もいち早くインフォしてくださいました!
barquinho

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『晩秋に聴きたい最上級のMPB』
11月初旬にブラジルの女性歌手アドリアーナ・カルカニョットがやってきます。
日本でブラジル音楽のイメージといえば一般的にサンバやボサノヴァの夏のイメージが強く、秋にブラジル音楽のコンサートは合わなさそうと思われる方もいるかもしれません。
しかし心配はご無用。
もう長くリオに住んでいるとはいえ、ポルト・アレグレというブラジル南部の街出身のアドリアーナの音楽は、やはり南部人の気質である理知的かつシリアスな香りに満ちていて、むしろ日本の晩秋のムードにぴったりと言えます。
芸術の秋にMPBの中でも最上級にアーティスティックなアドリアーナのライヴをぜひ体験してください!

バルキーニョ 東野

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  1. 2011/10/25(火) 13:03:53|
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アドリアーナの来日公演にあたって…石川真男さん、佐々木俊広さんよりメッセージ!

アドリアーナ・カルカニョット来日公演にあたって、ライターの石川真男さんと佐々木俊広さんよりコメントいただきました!!

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一口に「サンバ」と言っても、
かのアドリアーナ・カルカニョットが奏でるものだからして、やはり一筋縄ではいかない。
装飾を削ぎ落とした端正な造形でありながらも重層的で多義的で味わい深い含蓄があり、それでいてしれっと「サンバ」の顔をしていて…。
優れた芸術作品は実物を見るに限るが、彼女が描くサンバの「アート」も、それが紡ぎ出される現場を目撃することこそ無上の喜び。
きめ細やかな筆触や下塗り、あるいは下地の質感に至るまで、そのからくりを見極めるのも一興だが、やはりここは五感をフルに使ってアドリアーナのサンバを全身に浴びてみたい。
彼女の血に宿る「サンバの微生物」に触れると、必ずや陶酔と法悦の世界へと誘われるのだから…。

石川真男
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ウットリさせられる夢見心地のメロディー。
そして、軽やかなハーモニーと洗練されたリズム。
なによりもアドリアーナの歌には、
美しい「間」の美学があります。

ブラジル音楽の奥深さはもちろん、
音楽の「楽しさ」を再発見させてくれるだろう彼女のステージ、
本当に楽しみにしています!!

佐々木俊広
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石川さん、佐々木さん、ありがとうございました!!!
来日公演、楽しみにしていてくださいね。

  1. 2011/10/24(月) 17:50:43|
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「ブラジルの歌い手は作品作りにある意味”極み”を付けると深呼吸するかのように”サンバ”と対峙する」…

ローソンHMVエンタテイメントの野見山さんにも来日公演へのコメントをいただきました!!
またHMVさんのサイトではアドリアーナの来日公演のニュースも大きく取り上げていただいています。

HMV_adriana_news

ニュース全文はこちらから

そしてHMVの野見山さんからのコメントは↓↓↓
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ブラジルの歌い手は作品作りにある意味”極み”を付けると決まって深呼吸するかのように”サンバ”と対峙する。
アドリアーナ・カルカニョットにとっては今年2011年に発表したニューアルバム『オ・ミクロビオ・ド・サンバ(邦題:サンバの微生物』がそれにあたる作品だ。その作品を引っさげて、アドリアーナ・パルチンピン『パルチンピン・ドイス』のツアー・メンバー!!でもあるドメニコ・ランセロッチ(dr,per)、アルベルト・コンチネンチーノ(Cb)、ダヴィ・モライス(g)で来日する。僕も少しでも彼女、彼らの深呼吸=サンバを自分の皮膚を通した細胞に留めたいものだ。 
ローソンHMVエンタテイメント 野見山 実

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野見山さん、ご協力ありがとうございました!
HMVさんのサイトでは、ワールド関係のニュースが随時更新されています。
そちらも常時チェックを!
  1. 2011/10/24(月) 15:18:26|
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間違いなく、世界有数の才と閃きと情を持つ女性アーティスト……

音楽ライターの佐藤英輔さんよりアドリアーナ・カルカニョット来日に寄せたメッセージをいただきました!

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間違いなく、世界有数の才と閃きと情を持つ女性アーティスト。
ジョニ・ミッチェルの実演を見る事はもうかなわないかもしれないが、アドリアーナは笑顔でまたやってきてくれる。なんて、素敵なこと!
(佐藤英輔)


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eisuke

佐藤英輔さん、どうもありがとうございました!
タイトル通り、“ライヴ三昧”の佐藤英輔さんのブログはこちら


  1. 2011/10/24(月) 12:06:47|
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アドリアーナ・カルカニョットのディスコグラフィー【7】"CANTADA"

ADRIANA CALCANHOTTO
"CANTADA"

◆BMG 74321957172(2002年)

cantada

●ミニマルな編成による“宅録”路線のアヴァン・ポップ。アドリアーナ史上最も内省的な作品とも言われる『カンターダ』だが、実は実はベスト盤的コンピレーションシリーズ『ペルフィル』を除けば、彼女の作品の中で最もヒットした1枚でもある。『マリチモ』以降4年ぶりのスタジオ録音。モレーノ+ドメニコ+カシン(当時はモレーノ+2と名義)が参加した「プログラマ」や、ダニエル・ジョビンのピアノをバックにカヴァーしたマドンナの「ミュージック」は2007年の初来日時でも披露された(モレーノとのダブル・チェロ!)。『マリチモ』でのペドロ・ルイス&パレーヂもそうだが、常に新しい感覚を取り入れ自身のサウンドをイノベートせずにはいられない彼女。ロス・エルマーノスやボサクカノヴァ、そして+2といった若き精鋭たちにとって、いい姉貴分であるのは想像に難くない。一聴地味ながら、知らず知らずのうちに繰り返してしまう麻薬のような1枚。人はそれを名作と呼ぶ。(船津亮平)

本作1曲目「プログラマ」(音声のみです)
  1. 2011/10/24(月) 11:59:29|
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アドリアーナが再びやって来る!~“遅れてきたトロピカリア”とでもいうべき、アヴァンギャルドな歌姫……

tabi.jpg


月刊ラティーナの人気連載、【オーガニック・アルヘンティーナ】を執筆してくださっている栗本斉さんからも、今回のアドリアーナ・カルカニョット来日公演に向けての推薦のお言葉をいただきました。

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アドリアーナが再びやって来る!

“遅れてきたトロピカリア”とでもいうべき、アヴァンギャルドな歌姫。
「カエターノを食べよう」なんていう曲を作ってしまう、ユーモアのセンス。
パルチンピン・プロジェクトにおける、子供向けとは思えないほどの妥協無きアーティスト性。
そして、真正面からサンバと向き合った新作『サンバの微生物』での、伝統への敬意。

様々な角度から評価される才女の音楽は、
生のパフォーマンスで、さらに大きな驚きと感動を与えてくれるはず。
音楽ファンなら一度は体験すべし!

栗本斉(旅とリズム)

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栗本さん、ありがとうございました!

ちなみに、栗本さんはアドリアーナの前回の来日時、ミュージック・マガジン誌でライヴ評を書いてくださってます。

http://latina.blog78.fc2.com/blog-entry-204.html

栗本斉さんのサイト【旅とリズム】
http://www.tabi-rhythm.com/
  1. 2011/10/21(金) 17:07:26|
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「ボサノヴァ」を「ブラジルのサンバを中心としたルーツ・ミュージックを最先端の音楽センスで再解釈する音楽」と定義すれば……

bossa.jpg

渋谷 bar bossa 林伸次さんから、今回のアドリアーナ・カルカニョット来日公演に向けての推薦のお言葉をいただきました。

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渋谷という音楽の街で「ボサノヴァ」という看板を掲げてお店をやっていると、毎日のように「ブラジルの現在進行形のボサノヴァを聴いてみたいんですけどオススメってありますか?」と質問されます。

ご存知のように、ボサノヴァはブラジル国内では1960年代の初頭に終わってしまいその後はアメリカやヨーロッパ、日本といった海外で花が咲きました。

しかし、例えば「ボサノヴァ」の定義を「ブラジルのサンバを中心としたルーツ・ミュージックを最先端の音楽センスで再解釈する音楽」と定義すれば、まさにアドリアーナ・カルカニョットは現在進行形のボサノヴァです。そしてたぶん、本物の音楽好きのあなたが好きな音楽はここにあります。来日公演楽しみですね。

渋谷 bar bossa 林伸次

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林さん、ありがとうございました!

bar bossa (バール・ボッサ)
東京都渋谷区宇田川町41-23 河野ビル1F
03-5458-4185
http://www.barbossa.com/
  1. 2011/10/21(金) 11:46:36|
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アドリアーナ・カルカニョットのディスコグラフィー【6】"PÚBLICO"

ADRIANA CALCANHOTTO
"PÚBLICO"

◆BMG 74321756812(2000年)

publico_cd

●ソニーからBMGに移籍しての第1作。本作で注目すべきなのは、レコード会社を移ったのと同時にアドリアーナが自分の創作活動のイニシアチヴを自分で握ることができるようになった、と感じられる内容になっている点だろう。ギター1本の弾き語りによるライヴ・アルバム、という点はソニー時代の“余計なアレンジ”を排して自身の楽曲の本質を伝えたいという意志を表しているように思えるし、オープニングで聞こえる観客の歓声の音の処理も相当に実験的。実際のところ、ソニー時代の作品には今ひとつ思い入れが持てなかった僕も、本作を聴いて一気に彼女の大ファンになった。もうギターは上手いし、歌声は可憐だし、曲はメロディアスなフックに富んでいるし。ニョーヨークのスターリング・サウンドでジョージ・マリノの手によってマスタリングされた音も、ソニー時代とは見違えるような生々しさを伝える。彼女にとっての転機になった名作ライヴだ。(宮子和眞)

  1. 2011/10/21(金) 11:25:58|
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アドリアーナ・カルカニョットのディスコグラフィー【5】"PÚBLICO" (DVD)

ADRIANA CALCANHOTTO
"PÚBLICO" (DVD)

◆BMG 74321874949(2000年)

publico_dvd

●CDが本編13曲+ボーナス2曲なのに対して、DVDは本編17曲+PV1曲+メイキング・シーンという内容。ステージ前の楽屋でのメイクの場面をモノクロで見せておいて、アドリアーナがステージに上がると画面がカラーに変わるオープニングに、まず、グイッと引き込まれる。アコースティック・ギターの弾き語りによるステージを、一切飽きさせることなく、もっと見たいもっと見たいと思わせるのは至難の業だ。曲にもギターにも歌声にも個性や独自性や説得力が相当に必要だからだが、それを、本作でのアドリーナは軽々とやってのける。今よりボーイッシュなルックスは、これからの私は本当の私の道を歩いていくんだ、というような雰囲気を伝えるかのよう。この時期のステージが公式な映像に残されたことに感謝したくなる。なお、パルチンピンのDVD2作のサラウンド音声はDTSでの収録。本作にはドルビー・デジタルでの5.1chサラウンド音声が収められている。(宮子和眞)

スペイン語歌詞が美しい……「Una Mujer」
  1. 2011/10/21(金) 11:10:32|
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