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アドリアーナ・カルカニョット ディスコグラフィー【13・最終章】"O MICRÓBIO DO SAMBA"

ADRIANA CALCANHOTTO
"O MICRÓBIO DO SAMBA"

◆Sony Music SICP-3267(2011年)


microbio

●「幼い時にサンバの微生物が住み着いて以来、微生物は僕の中で増殖して、離れないどころか、歳を取るにつれて僕をより重度に感染させる」──これは本作にアドリアーナが寄せた短文の一部だが、ルピシーニオ・ホドリゲスの回想文の引用だ。タイトル『サンバの微生物』はここからとられている。本作のテーマはずばりサンバ。ギミックなし。彼女が得意とした音響的な実験性を本作では封印した。声とギターでアドリアーナ、Perにドメニコ、ベースにアルベルト。クールかつ女性的に、生音に拘りながら、この3人によるサンバマナーで自身渾身のサンバ12曲を聴かせる。8作目で初めて、彼女自身の作詞作曲の曲で全曲が占められた。アドリアーナに流れる生々しい血を見させられるような濃密なサンバ・カンサゥンの世界が響く。彼女の痛みが昇華されたサンバ。痛くて美しい。この血の濃さに鳥肌が立つ。
※ブラジル盤ディスコガイド2011年5月号より引用
(花田勝暁)

adriana calcanhotto_tão chic from horto filmes | clara cavour on Vimeo.

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  1. 2011/10/28(金) 17:17:58|
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中原仁さん&國安真奈さんより…アドリアーナ来日公演に寄せて

ラティーナでもおなじみ、ブラジルと言えばこの人でしょう!
新作の日本盤ライナーも手掛けた中原仁さんと、
ポルトガル語通訳・翻訳家として第一線で活躍する國安真奈さん。
このお二人からいただいたアドリアーナ・カルカニョット ジャパンツアー2011に寄せたメッセージを
豪華2本立てでご紹介します。

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アドリアーナの『サンバの微生物』の幽玄で深遠な世界を支える辣腕ミュージシャンの中でも、ブラジル・ネオ新世代きってのネアカなひょうきん者、ドメニコ(ドラムス、パーカッション)に注目!

イヴォール・ランセロッチ(その作品をエリゼッチ・カルドーゾ、クララ・ヌネスなどが録音しているサンバ・カンサォンやボレロのシンガー/ソングライター)の息子、ドメニコが繰り出すリズムからは、やってる音楽がオルタナ・ロックであってもサンバのグルーヴや息吹がビキバキと聴こえてくる。過去の "+2” での来日公演ではドメニコがドラム・セットに座る機会がほとんどなかったので、ミニマムなドラムス&パーカッション・セットに専念する今回のドメニコの演奏が、アドリアーナの歌声と溶け合ってどんな化学変化を起こすのか、これも大きな聞きものだ!

(中原仁)

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オフでもステージでも、テンションの高さが一目瞭然というような人じゃない。穏やかで冷静、明晰な人だ。でも、その奥では、実は途方もないエネルギーが音もなく燃えさかっているのじゃないかな。そのエネルギーが曲や詩、歌ににじみ出てきて、聴いているこちらの心にも感染する。

こころの隅々まで染みる声、アドリアーナ・カルカニョート。
ライヴで、直接感染。
(國安真奈)

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お二人ともお忙しい中、ありがとうございました!!!
ちなみに中原仁さんは現在来日中のモレーノ・ヴェローゾ公演のディレクター。
ブログで、ツアー日記も更新中です。ツアーは残すところ、あと29日の山形、30日の青山Cayの2カ所となりました。
モレーノを観た後にアドリアーナを観たら、「サンバの微生物」への感染率が高くなりそうな気がしますよ~(笑)

jin
  1. 2011/10/28(金) 14:28:56|
  2. アドリアーナ・カルカニョット
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《『サンバの微生物』はとてもクールでスタイリッシュな作品だ。けれども、スタジオ録音とはまたひと味違うきらきらと輝く表情を、彼女たちはライヴで見せてくれるだろう》高橋道彦さんより!

いつも月刊ラティーナへの執筆などで御世話になっている高橋道彦さんよりアドリアーナの来日に寄せたメッセージ!

takahashi_mitihiko


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ごくごく一般的な日本人にとってサンバとは、大人数で打楽器を打ち鳴らし、ギンギラな衣装を着て、派手に踊り、歌う音楽といったイメージなのかもしれない。でも、アドリアーナのサンバはちょっと違う。凝り固まりがちな先入観を柔らかく解きほぐしてくれる。マイナー調も多いから内省的にも感じられるけど、実験的な場面でも頭でっかちにはならない。いかにも女性らしい包み込みようなふくよかさがある。それも彼女の強みだ。日本とブラジル、暮らす場所は違っても、同じいまを生き、そんな時代を等身大で映し出す、それがアドリアーナのサンバだ。
 4年ほど前の来日公演もとても楽しいものだった。が、今回は『パルチンピン・ドイス』リリース以後、気心の知れたメンバーが同行していることも大きい。アドリアーナ・パルチンピン名義の作品を子供向けだからと侮ってはいけない。『セサミ・ストリート』がそうであるように、誰もが楽しめる、そのツボの押さえ方を『ドイス』で彼女はさらに会得したように思えるからだ。
 『サンバの微生物』はとてもクールでスタイリッシュな作品だ。けれども、スタジオ録音とはまたひと味違うきらきらと輝く表情を、彼女たちはライヴで見せてくれるだろう。
 
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高橋道彦さん、ありがとうございました!
  1. 2011/10/28(金) 12:59:32|
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「言葉とメロディをハーモニーへ紡ぎ イメージとサウンドを結ぶ」GIRA MUNDOさんよりアドリアーナ来日に寄せて!

ブラジリアンミュージック・レーベル『GIRA MUNDO DISCOS』よりアドリアーナ来日に寄せたテンション高めのメッセージ届きました!!!!!

giramundo

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「サンバの微生物」
素晴らしいアルバム!
言葉とメロディをハーモニーへ紡ぎ
イメージとサウンドを結ぶ
ほんでもって恐ろしく自然体で奏でる
それでも十分羨ましいのに
そこに遺伝子レベルでサンバだ!
必要最低限
でも十二分な情報量
そこでなんとも嬉しい来日!
このライブが素晴らしくない訳がない!
メンバーもほぼレコーディングチーム
小編成でたっぷり「間合い」と「粋」の宇宙を楽しめそうだ
ドキドキしちゃうねぇ、ホント
楽しみですね~

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こちらもさらにテンションあがりました!ありがとうございました!
  1. 2011/10/28(金) 00:13:16|
  2. アドリアーナ・カルカニョット
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