
cobaさんは、フランスを中心としたヨーロッパと日本を中心に活躍されているアコーディオン奏者ですが、ブラジルの映画や音楽に深く関わる方ではないので、ブラジル映画のトーク・イベントに招待されて少し戸惑っている様子もありしたが、まず開口一番「どう申し上げたらいいんでしょう。久しぶりに素直に涙を流した映画です」と、映画への素直な感想を話していました。
映画の主人公もcobaさんと同じく、アコーディオンの演奏に取り組む中で、本格的に音楽と親しんでいきます。「自分の父がアコーディオンを私に買ってくれたように、劇中のフランシスコも息子にアコーディオンを買い与えます。自分とまさに重なる部分がありました。多くの場面で共感することが多かったです」
アコーディオンという楽器の特性に触れる場面も。「アコーディオンはまず演奏者の体に響いてきます。それから空気が震え、音になり、人に伝わり、それが感動になる」
『フランシスコの2人の息子』を通じて、一人の音楽家として「音楽っていうものは生活の中から生まれるということを再確認」したというcobaさん。暗い話題が多い音楽業界ですが、「音楽業界の人は、音楽のあるべき姿が詰まったこの映画を見るべき」と言います。
また、家族の絆や子供の頃の夢が描かれたこの映画は「誰もが初心に返れる映画。映画を見た感動を回りの人に伝えていって下さい」とも。cobaさんも素直に感動できたこの映画の感動を、一人でも多くの人に感じて欲しいという気持ちが伝わってくるトーク・イベントでした。

『フランシスコの2人の息子』
Copyright 2005 Conspiração Filmes Entretenimento Ltda
『フランシスコの2人の息子』は、シャンテ シネ他全国公開中。
『フランシスコの2人の息子』:『セントラル・ステーション』、『シティ・オブ・ゴッド』を超え、堂々ブラジル映画歴代興収新記録を樹立! 2200万枚のCDセールスを記録する大ヒットミュージシャン=ゼゼ・ヂ・カマルゴ&ルシアーノの栄光の陰にある、涙と笑いあふれる父と子の<真実>の物語。
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