もっとも意義深いと考えられる「モスト・クリエイティヴ」部門で受賞したのは、バンド OK GOのミュージック・クリップ「ヒア・イット・ゴーズ・アゲイン」。同ビデオは1000万回視聴されていて、同サイト史上8番目の視聴数で、「お気に入り」とされた回数では5番目だ。
「ベスト・コメディー」部門では、ティーンエイジャーの2人が作った「Smosh Short 2 : Standed」が受賞。既に112万回以上視聴されている。
しゃべりが中心の「ベスト・コメンタリー」賞は「Hotness Prevails」が受賞。
「ベスト・シリーズ」賞は、忍者に扮装した男が視聴者からの質問に答える「Ask a Ninja」が受賞。2006年から制作されている同シリーズは、特別編も数えると既に50エピソード以上制作されている。
「ベスト・ミュージック・ビデオ」賞を受賞したのは、TerraNaomiの「Say It's Possible」。2006年の6月に一度ユーチューブより表彰されている同曲は、世界中のファンがコピーしてユーチューブ上にそのクリップをUPしているという程の人気があり、ファンによってスペイン語、イタリア語、中国語に訳されたバージョンもある。TerraNaomiは、このユーチューブ上のヒットをきっかけにアイランド・レコーズと契約を交渉中だ。
ヴァージン・レコーズに所属するSick Puppiesのビデオ・クリップ「Free Hugs Campaign」が「モスト・インスピレーショナル」賞を受賞。路上で自由にハグをしようというコンセプトを込めたもので、このビデオ・クリップは、世界中に同様な運動の種を蒔いた。
「モスト・アドラブル」部門では、キュートなコンピュータ・アニーメション「Kiwi!」が受賞。
全7部門の発表となった。オスカー受賞作、グラミー受賞作等という華々しい冠と、ユーチューブ・ビデオ・アワーズの受賞作という冠が並ぶ日は近いか?
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