小出しになりますが、なるべくこのブログでも紹介します。

『Monica Salmaso/Noites de gala , samba na rua』BF 683 2,415円
以前にオーマガトキから『ボアデイラ』が国内リリースされたこともある。スケールの非常に大きな歌手モニカ・サルマーゾの新作は、シコ・ブアルキ集。バックは、サンパウロを中心に活躍するベース奏者ホドルフォ・ストエテールが核となるバンド=パウ・プラジルが務め、ホドルフォはアルバム全体のプロデュースも行っている。筆者はリオに滞在中に1度、シコ・ブアルキの60歳を祝福するイベントで、モニカ・サルマーゾがシコ・ブアルキの作品ばかりを歌うのを聞いたが、モニカ・サルマーゾはシコの知的で複雑なサンバを歌うのに、マリア・ベターニアに並ぶ最高の解釈者だと思った。最近の彼女の姿で印象的だったのは、昨年第3回スペイン・ラテンアメリカ映画祭で上映された映画『Vinicius de Moraes』でヴィニシウスの作品を歌っていた姿だが、他の歌手よりもフィーチャーされていると感じている感じたのは私だけではないだろう。それだけ、“歌手”という点では、中堅の中でもズバ抜けた実力があり、ブラジルの音楽関係者からも信頼されている。

『Samba Novo』 SL 06132 2,415円
リリース前にラティーナHPの海外ニュースで取り上げた注目の作品。プロデューサーのホドリゴ・マラニャゥンがブラジルで初のソロアルバムを発売したというニュースも届いている。試聴はこちら。
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