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第23回<東京の夏>音楽祭2007 [カリブの島]ハイチ、ヴードゥーの儀礼音楽

 アリオン音楽財団/朝日新聞社主催・第23回<東京の夏>音楽祭2007がはじまりました。今年のテーマは「島へー海を渡る音」で、陸続きの土地とは異なる、生活文化の混交の舞台としての島々の芸術文化を東京で披露してくれます。
 カリブの島ハイチからは、音楽グループのマカンダルが来日し、ヴードゥーの儀礼音楽を披露。タンザニアのザンジバル島からはビ・キドゥデとカルチャー・ミュージカル・クラブが、アラブ/インド/ヨーロッパの混血音楽「ターラブ」を披露。また、キューバから、民衆の心を歌う<ヌエバ・トローバ(新しい歌)>を代表する3人の弾き語りの巨匠(ビセンテ・フェリウ、ラサロ・ガルシア、アウグスト・ブランカ)が来日……等々、本音楽祭でしか触れることができない世界各地の島々の芸術文化がたくさんあります。本来ならば触れることができない、時空を隔てたたくさんの芸術文化にぜひ触れて下さい。

全日程についての詳細は↓
http://www.arion-edo.org/home/

今回は、[カリブの島]ハイチ、ヴードゥーの儀礼音楽について取り上げます。

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トランスをともなう独特の儀式、神々のリズムとダンスを本邦初公開!

7/13(金) 19:00
7/14(土) 14:00
 場所・草月ホール
料金・4800円

出演:マカンダル
20070707184755.jpg

 カリブ海に浮かぶ島国ハイチで、人々の生活の中に生き続ける民衆宗教「ヴードゥー」。奴隷として送られた人々とともにハイチにやってきたアフリカの宗教と、ヨーロッパの植民者たちがもたらしたカトリックの信仰。この2つが渾然一体となって生まれたヴードゥーは、虐げられた人々、圧制に苦しむ人々の心の支えとなり、勇気を団結力を与えてきました。複雑な背景ゆえにしばしば誤解されることの多いヴードゥーの精神文化と、そこに深く関わる音楽を、いままさに体感していただきます。複雑なリズムを持ち、深遠な象徴性に富んだ音楽とダンス、憑依を伴う独自の儀式が本格的に紹介されるのは本邦初となります。

「ヴードゥー」とは
 ハイチの民間信仰。キューバやトリニダード・トバコ、ブラジル、またルイジアナ州などアメリカ合衆国南部にも広まっている。中部・西部アフリカから奴隷としてハイチに送られた黒人たちがもたらしたもので、その語源「ヴードゥン」は「霊」「生命力」を意味する。ハイチでは、フランスの植民者たちがもたらしたカトリックと融合し、ハイチ独特の宗教として発展してきた。ハイチ人のほとんどヴードゥーとカトリックの双方の信者である。聖母マリアをはじめとするカトリックの聖人や宗教的シンボルは、たいていヴードゥーの精霊たちと置き換えられ、重ねあわせられて信仰されている。十字架の使用、洗礼の儀式、十字を切ることなど、カトリック的な要素が取り入れられる一方で、踊りや太鼓の儀式、先祖の崇拝、双子の崇拝、呪術的な要素など、アフリカの宗教の要素も色濃いのが特徴。ハイチ、ソードゥーの滝への巡礼は、19世紀半ば、村人が樹上で輝くマリアを目撃した聖母マリア伝説に由来する。聖母マリアはヴードゥー教の愛の精霊エジリと同一であるとされている。
 こうして人々の生活に根付いたヴードゥーは、植民地支配下で虐げられた奴隷たちに勇気と団結力を与え、ハイチ独立の大きな原動力となった。その後も何度も邪教として排斥され、寺院の破壊が行われたが、人々の信仰心は生き続け、1987年の新憲法で正式にハイチの国教として認められるに至った。ヴードゥーの奥義は、「ロア(精霊)」との交流によって個人や共同体が抱える問題を解決し、社会生活を理想的なものへと変革することにある。音楽や踊りで呼び出されたロアにとりつかれた人々は、恍惚状態の中で人々の病を治したり、アドバイスを与えたりする。

ハイチ音楽グループ「マカンダル」
 1973年ハイチ、ポルトープランスの若者たちにより結成。グループ名は、18世紀の伝説的な革命家にして宗教的指導者マカンダルの名にちなみ、今でも聖人として崇められる彼の革命の精神を受け継いでいる。1981年、ハイチからニューヨークに活動を移し、ハイチ人はもちろんハイチの黒人文化に影響を受けた多くのアーティストを魅了してきた。アメリカでは、ヴードゥー文化を代表する存在として知られている。ハイチおよびニューヨークのハイチ人コミュニティに伝わる音楽と舞踏の伝統を受け継ぎ、発展させることを目的に活動しているが、同時にハイチ国外ではほとんど理解されていないアフロ・ハイチの精神文化を紹介し、人々の型にはまったイメージを打ち壊すことを目指している。ハイチの歴史と文化にもとづく伝統を色濃く反映したパファーマンスは、内外で高く評価されている。
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テーマ:LIVE、イベント - ジャンル:音楽

  1. 2007/07/07(土) 18:50:26|
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