
ヴォーカリストとしてポルトガルを代表するグループ、マドレデウスに20年以上在籍してきたテレーザ・サルゲイロが、同グループから脱退することが発表された。マドレデウスは、07年を休養の年とし本年はグループとしての活動を行っていなかった。一方、テレーザ・サルゲイロは本年、勢力的なソロ活動を行っていた。今後、同グループと共演する可能性があることは否定していない。
「考え抜いて、グループにも賛成してもらった決定です」とテレーザは言う。22年間、ポルトガルを代表する同グループの顔として活躍してきた。
「今からグループに関する全ての決定は(リーダーである)ペドロ(・アイレス・マガリャェス)が行います。でも、私は機会があれば、私の自由な活動とグループとの相談において、将来同グループで歌う準備はあります」
テレーザは、自身の全活動をマドレデウスと共にする活動スタイルを止める決定をした。この発表は、テレーザのソロ・アルバム『Voce e Eu』『La Serena』のプロモーション・ライヴ・ツアーの発表に合わせ行われた。その他にも、ポーランド出身の作曲家ズビグニエフ・プレイズネルのアルバム『Silence, Night and Dreams』に参加しており、今週の日曜には同アルバムへの参加メンバーとして、ロンドンのバルビカン・センターでロンドン・シンフォニー・オーケストラと共演する。
現在38歳のテレーザは、1986年にマドレデウスに加入した。彼女がまだ17歳の時だ。マドレデウスのメンバーのホドリゴ・レアゥンとガブリエル・ゴメスが、彼女がリスボンで歌うのを聴いたのがきっかけだった。テレーザをグループの顔としたマドレデウスは、全世界で300万枚のCDを売り上げるグループになった。ポルトガルのグループが世界的な成功を収め、長い年月活躍し続けているのは非常な稀なだけに、20年以上グループの声として活躍してきたテレーザ・サウゲイロ脱退後のマドレデウスの動向にも注目したい。
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