
MARIANA BARAJ/MARGARITA Y AZUCENA
マリアーナ・バラフ/ひな菊と白百合
LAL 062
2310円
●ゲスト:リリアーナ・エレーロ、リサンドロ・アリスティムーニョ、他
●プロデュース:リサンドロ・アリスティムーニョ
【新世代フォルク・クリエーター話題の新作】
アルゼンチン・フォルクローレでも、もっとも先進的な音楽作りを追求し、ジャンルを超えて広く日本でも注目されている、パーカッショニスト&表現者、待望の第3作めは、パタゴニア出身のクール&ウォームな音楽性を追求する若き才人リサンドロ・アリスティムーニョをプロデューサーに迎え、エレクトロニックなフォルクローレへ進化の華を開花。民族的なリズムやメロディへの敬意と、南米の大都会ブエノスアイレスで培われた都会的センス・確かな音楽性に裏打ちされた表現力が彼女の音楽最大の魅力だが、本作ではそのフィールドを南米大陸だけでなく、中央アジアやアフリカにまで広げていった所が特筆すべき点。本来的な意味でのルーツ・ミュージックが不足している、アルゼンチンの土壌で育った彼女と同世代のアーティストは、アコースティックとエレトロニカといった対極にあるような音楽観を緻密に再構築する才に長けているのかも。[月刊ラティーナ08年01月号掲載 text by タニィ]
2ndアルバム

MARIANA BARAJ/DESLUMBRE
マリアーナ・バラフ/デスルンブレ(目もくらむほど)
LAL 036
2520円
●マリアナ・バラフ(歌、カーハ)
ロドリーゴ・ドミンゲス(サックス、クラリネット、パーカッション)カルト・ブランダン(ドラムス、パーカッション)ヘロニモ・カルモーナ(コントラバス)フアン・パブロ・アレドンド(ギター)
【大地の声を追求しながら新しい世界へ】
著名なジャズ・サックス奏者である父ベルナルドの影響を受継ぎ、多様なスタイルでフォルクローレの新境地を表現する歌手・パーカッショニストのマリアナ・バラフ。多彩なアーティストとの共演が光ったファースト・アルバム「LUMBRE=輝き」に続く2枚めの本作は「DESLUMBRE=眩み」。タイトル通り、土や大地の印象と都会的なきらめきが融合した音づくりと、鮮烈な真紅のジャケットに象徴されるハーモニーが聞く人をとりこにする。前作から共演のロドリゴ・ドミンゲスを含むキンテートによるシャープな演奏は、伝承的なフォルクローレを題材にしつつも都会的なセンスに裏打ちされた独自のフォルクローレ・スタイルにぴったり。昨年はアルゼンチン・婦人服ブランド「トラマンド」が参加するファッションショーにゲスト出演、初来日も果たすなど注目度も高い。古くて新しい彼女の世界は今年も密かに、しかし確実な歩みを見せるはずだ。[月刊ラティーナ06年02月号掲載 text by タニィ]
1stアルバム

MARIANA BARAJ/LUMBRE
マリアーナ・バラフ/ルンブレ(輝き)
IND MB001
2520円
●フェルナンド・タレス(ギター)、ヘロニモ・カルモーナ(コントラバス)、ロドリーゴ・ドミンゲス(クラリネット、パーカッション)、リカルド・ナント(パーカッション)
こんな風なライヴをしています。リサンドロ・アリスティムーニョとの共演映像(YouTubeより)
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