
注目株の新人作家の作品や、ドキュメンタリー作品を中心に上映している素晴らしい映画館「ポレポレ東中野」で、栗原奈名子監督のドキュメンタリー映画『ブラジルから来たおじいちゃん』の公開が始まりました。
73年前にブラジルに渡り、様々な苦労を重ねながら人生を重ねた紺野堅一さん。紺野さんは、日本に来ているブラジル人を訪ねるために毎年日本にやってきます。そんな紺野さんの姿を追いかける作品は、日本とブラジルを結び、過去を辿りつつ、未来に希望を託す作品になっています。
11月14日まで、朝11時から1日一回の上映ですが、時間が合う方はぜひ足を運んで下さい。
「人生とは、生き甲斐のある生活を送ること、人間の幸せとは、何事にも満足すること」──紺野堅一
「おじいちゃんのしわの深さ、表情、そして、佇まいがすべて物語っている。日系人が歩み、乗り越えてきた長い長いストーリーを。」──宮沢和史
また、ラティーナに好評連載中の移民ドキュメンタリー作家の岡村淳さんが、在ブラジルの作家・松井太郎さんの作品をWEBにアップするという試みをされています。松井太郎さんの小説、非常に面白いです。ぜひ、興味をもった方はお読みください!
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