
◆世界中が大好きだったやんちゃなスカバンド「ロス・ファブロッソス・カディリャクス」
復帰第1作目にしてこの完璧な復活ぶり!

『ロス・ファブロッソス・カディリャクス/リズムの光』
”LOS FABULOSOS CADILLACS/LA LUZ DEL RITMO”
伝説のA-ROCKバンド再結成第1作!
2008年ブエノスアイレス録音
●曲目:01:リズムの光 02:マルビチョ 03:花(フローレス) 04:我らが父 05:俺たちエゴイスト 06:今日 07:留まるべきか行くべきか(ステイ・オア・ゴー) 08:ダブの天才 09:そんな風に呼ばれるのはもうごめんだ 10:愛の終わり 11:とても朝早く 12:ウェイク・アップ・アンド・メイク・ラヴ・ウィズ・ミー 13:コンデナディートス
●演奏:ロス・ファブロッソス・カディリャクス(ビセンティコ、セニョール・フラビオ、フェルナンド・リシアルディ、セルヒオ・ロットマン、マリオ・“スパイカー”・シペルマン、ダニー・ロサーノ)
●かつてカフェ・タクーバなどと並んでロック・エン・エスパニョール運動の盛り上がりを牽引し、02年に惜しまれつつ活動を停止したアルゼンチンを代表するバンドの、活動再開後初となるアルバム。全13曲のうち新曲は5曲で、他にカヴァー曲を2曲と既発曲のリミックスを6曲収録している。ハード・ロック、レゲエ/スカ、ラテン、ファンクなどを混淆し、パーカッシヴかつ骨太なグルーヴとともに聴かせる雑食趣味は相変わらず。グラミーを受賞して勢いづいていた90年代後半の爆発力とやんちゃっぷりは、いささかも衰えていない印象だ。アルバムのテーマが「兄弟愛」ということもあるのか、ホーンのアレンジも含め、ややゆったりとしたノリが特徴。パチャ・マッシヴやブラジリアン・ガールズといった新世代バンドも考えようによっては彼らの嫡子かも、なんてことも思わせる貫禄充分の力作。復帰第一作としては文句なしだ。[月刊ラティーナ09年2月号掲載]土佐有明
◆ゲストも豪華すぎ! DVDもついてこの値段!
ピアノと歌を中心としたフィト・パエスの粋なロックをお聞き下さい! ご覧下さい!

『フィト・パエス/ブエノスアイレスでもマドリッドでも』
"FITO PAEZ/NO SE SI ES BAIRES O MADRID (LIVE EN MADRID)"
●曲目:CD 01:11と6 02:栄光の墓 03:魔法の輪(feat.ペレーサ) 04:エソ・ケ・ジェバス・アイ 05:恋の後の恋 06:人生の中の二日間(feat.ディエゴ・デル・モラオ、サブー、ダニ・ノエル) 07:あなたと一緒(feat.ホアキン・サビーナ) 08:ブリジャンテ・ソブレ・エル・ミック 09:私は心を捧げにきた(feat.パブロ・ミラネス) 10:ヒロス(feat.アリエル・ロット) 11:道の脇に 12:一つの服と一つの愛(feat.ガラ・エボラ) 13:ピアノのルンバ(feat.ディエゴ・デル・モラオ、サブー、ダニ・ノエル) 14:塩の花びら(feat.マルレンゴ) 15:与えることは与えること(feat.マルレンゴ、ペレーサ、ガラ・エボラ、アリエル・ロット、マビ・ディアス、コキ) 16:マリポーサ・テクニコロール
DVD 01:11と6 02:エソ・ケ・ジェバス・アイ 03:栄光の墓 04:恋の後の恋 05:人生の中の二日間(feat.ディエゴ・デル・モラオ、サブー、ダニ・ノエル) 06:ピアノのルンバ(feat.ディエゴ・デル・モラオ、サブー、ダニ・ノエル) 07:横の部屋 08:塩の花びら(feat.マルレンゴ) 09:私は信じる(feat.マルレンゴ) 10:ヒロス(feat.アリエル・ロット) 11:道の脇に 12:魔法の輪(feat.ペレーサ) 13:貧しい心の街 14:あなたと一緒(feat.ホアキン・サビーナ) 15:ブリジャンテ・ソブレ・エル・ミック 16:一つの服と一つの愛(feat.ガラ・エボラ) 17:私の心に喜びを与えて(feat.ガラ・エボラ、マビ・ディアス) 18:私は心を捧げにきた(feat.パブロ・ミラネス) 19:与えることは与えること(feat.マルレンゴ、ペレーサ、ガラ・エボラ、アリエル・ロット、マビ・ディアス、コキ) 20:マリポーサ・テクニコロール 21:バックステージ(ボーナス・トラック)
●前作「ロドルフォ」が昨年のラテン・グラミーを受賞し、今年は初CD発売から25年めを迎える男盛り・円熟味を増したアルゼンチン・ロック界の貴公子フィト・パエスによるスペイン・マドリード公演ライブのCDとDVD二枚組アルバム。本作には一時不仲説もささやかれた数々の共演で知られる朋友的存在、ホアキン・サビーナや映画「トーク・トゥ・ハー」のレオノール・ワトリングがボーカルを務めるマルランゴ、キューバのヌエバ・トローバのパブロ・ミラネスをはじめとする若手からベテランまで豪華ゲストが多数登場し、音楽・映画監督業他、多彩に活躍するフィトならではの交友関係を感じさせる。観客の熱狂ぶりや盛り上がりを目の当たりにすると改めてフィトの人気と偉大さを痛感。独特のフラット気味なボーカルとピアノ弾き語りはシンプルだけどアルゼンチン・ロックの真髄かもしれない。[月刊ラティーナ09年2月号掲載]タニィ
◆大人の音づくりに痺れます。オリジナルも美しいし、個人的にはニック・ドレイクやジョージ・ハリソンの繊細な曲のカバーもリピートしています。

『ペドロ・アスナール/ケブラード』
"PEDRO AZNAR/QUEBRADO"
P・アスナール渾身の新作は2枚組!
2006,07年ブエノスアイレス録音
●曲目:CD101:ケブラード 02:フグ 03:場末のノクターン 04:非対称 05:哀しみのリナ 06:バイオリニスト 07:十行詩 08:コントラスト 09:君の心という宝石 10:夜明けの犬たち 11:蜜蜂と蜘蛛 12:愛することと去っていかせることCD201:はかなさ02:軽信03:ジェラス・ガイ 04:応えのない時間 05:苦しくないの? 06:兄弟 07:冬の告白 08:王様は泣いた 09:哀れみのブルース 10:アンジー 11:ジャンク 12:ラヴ
●歌と演奏:ペドロ・アスナール(歌、ギター、ベース、他)ファクンド・ゲバラ(パーカッション)、アンドレス・ビラノバ(ドラム)アンドレス・ベーウサート(ピアノ、オルガン、他)、他
●アルゼンチン・ロック界の鬼才が、久々のオリジナル・アルバムを発表。しかも2枚組24曲という大作だ。1枚目は全曲自作曲(共作を含む)。パット・メセニーとの競演や近年のブラジル音楽への傾倒とは違い、原点に立ち返ったかのようなAORに仕上がっている。ざっくりとした荒い質感のフォーキーなバンド・サウンドと、抑え気味のヴォーカルとの相性も抜群。アカ・セカ・トリオのアンドレス・ベエウサエルト(P、Key)やパーカッション奏者のファクンド・ゲバラといったサポートも力強い。2枚目は、チャーリー・ガルシアやアタウアルパ・ユパンキから、ビートルズのメンバーのソロ(レノン「Jealous Guy」「Love」、ジョージ「Isn't It A Pity?」、ポール「Junk」)、スティング、ニック・ドレイクまでカヴァー曲がずらりと並ぶ。いずれも特に奇をてらうわけでもなく、真摯に楽曲と対峙した好感の持てるヴァージョンばかり。大人のロック・エン・エスパニョールを聴きたいという方には、是非おすすめしたい。[月刊ラティーナ09年2月号掲載]栗本 斉
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