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アルゼンチン音響派関連作品、一挙紹介!

アルゼンチン音響派の中心人物の、近年のそれぞれのオリジナル作を紹介します!(入荷商品のみ。長くなるのでページを分けますので、“続きを読む”からご覧下さい)

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KABUSACKI 7&8/THE FLOWER THE RADIO(フェルナンド・カブサッキ/7・8 ザ・フラワー、ザ・レディオ)
IND KB003 2,520円
 アルゼンチン音響派の中心的ギタリスト、フェルナンド・カブサッキの新作は2枚組の大作。7th=『THE FLOWER』、8th=『THE RADIO』とそれぞれに名前が付けられている。両作ともカブサッキのセルフ・プロデュースで自作自演がメンではあるが、全24曲が収録された『THE FLOWER』には、マティアス・マンガ、モ ノ・フォンタナ、マリア・エヴァ・アルビストゥール、フェルナンド・サマレ ア、内橋和久、フランシスコ・ボチャトンが参加。全16曲が収録された『THE RADIO』には、前出のメンバーの他に、チャー リー・ガルシアが参加している。『THE FLOWER』が“静”のイメージだとしたら、『THE RADIO』は“陽”“動”のイメージであり、1枚で先頃発表されたアルゼンチン音響派と山本/勝井らのセッション作品とリンクする。時間軸が壮大な作品で、音に完全に身を委ねて、白昼夢を見たくなるような。“音”好きは看過することなかれ!シンプルながら、ジャケと盤デザインも素敵だ。

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最新海外ニュース http://www.latina.co.jp/index.html
ペドロ・アルモドバルの最新作、ヨーロッパ映画賞で5つの栄冠に(12/4,スペイン)
ベネズエラ大統領選、チャベスの勝利確実に!(12/4,ベネズエラ)
ベネズエラ大統領選挙、いよいよ今日12月3日投票!(12/3,ベネズエラ)
カストロ80歳誕生日、姿を見せない意味は?(12/3,キューバ)

最新国内ニュース http://www.latina.co.jp/index.html
"沼澤尚&MARCOS SUZANO" presents "NOTHING BUT THE MIDNIGHT FLASH GROOVE" 緊急決定!(12/4)


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ALEJANDRO FRANOV/RIO (アレハンドロ・フラノフ/川)
RIO 155 2,520円
 アルゼンチン音響派の重要人物アレハンドロ・フラノフが、自室に籠り多重録音で作り込んだ2003年発表のサード・ソロアルバム。変則ギリギリのビートの上で、宮崎駿の映画の回想シーンのような、はかない音世界が繰り広げられる。見た目からのイメージと180度イメージが違う、本人よる可憐で刹那的な歌声がやはり本作の聞き所だ。ユルユルなアナログシンセの音はエレクトロニカに通じる、フラノフ度数120%のワールド。どこを切っても、どの音をとっても、フラノフがそこにいる。サポートメンバーと作り上げた2004年作と聞き比べ!

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FERNANDO KABUSACKI/6 1 LA MARAVILLA (フェルナンド・カブサッキ/6.1ラ・マラビージャ)
IND KABU001 2,520円
 音響派を代表するギタリストであるフェルナンド・カブサッキが、サマレア、マティアス・マンガ、リッキー・サエンス・パス、チャーリー・ガルシアという実力派と作り上げたメロディックな2004年作。全編インストながら、インプロヴィゼーションは控えめで、ロック色も強い。グルーヴは有機的だ。壊れそうでいて壊れない感じこそが心地よく、そのさじ加減の上手さは、幾度かの来日公演でも証明されているように、他の国のインプロ・アーティストから頭1つずつ抜け出ている(本作では計5つ分だ)。

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FERNANDO SAMALEA/ALVEAR (フェルナンド・サマレア/アルベアール)
IND FS002 2,520円
 ブエノスアイレスの新世代シーンを代表する鬼才フェルナンド・サマレアの目下のところのソロ最新作であるライヴ録音盤「アルベアール」(2005年)。サマレアのオリジナル曲を、彼のお抱え楽器であるバンドネオンを中心とした演奏で聞ける“the”サマレア・オリジナル・アルバム。マティアス・マンゴ、フェルナンド・ネレ、カブサッキ、チャーリー・ガルシア等のシーンの実力派とと作り上げた“外行き感”たっぷりの上品なインストゥルメンタル・ミュージックは、非の打ち所のない完成度を誇る。

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KABUSACKI=AMIANO=SAMALEA/VERTIGO (カブサッキ=アミアーノ=サマレア=マセイ/ベルティゴ・コレクティーボ)
IND KABU002 2,520円
 フェルナンド・カブサッキ、ダニエル・アミアーノ、フェルナンド・サマレア、ディエゴ・マセイという“音響派”の中心人物を擁する“うたもの”ロック・バンドの2005年のデビュー作。ダニエルとディエゴのロック・ミュージック・プロジェクトに、カブサッキとサマレアが参加することで結成したバンドで、各人の目指す音像がはっきりしている音響系ロック・サウンドは、“音響派”のファンはもちろん、硬派なロック・ファンも一聴の価値がある。たった3日で収録全9曲を録音したなんて、こいつらは一体何者だっていうんだ!

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SANTIAGO VAZQUEZ/MBIRA Y PAMPA (サンティアゴ・バスケス/親指ピアノとパンパ)
MAP 178 2,520
 世界各国のパーカッションを巧みに操る鬼才パーカッショニスト、サンティアゴ・バスケスの最新作。大音楽家が、小さな楽器(親指ピアノ)にこだわって作り出した、美しくもいびつでパーソナルな音世界。親指ピアノの美しい旋律を最大限に活かしつつも、その旋律の周りを彩るいびつな音像群は、一筋縄ではいかないバスケスの音づくりそのものであり、“アルゼンチン音響派”らしくもある。ただ、一聴した後に残るのは素朴で美しくミニマルな旋律のリフレインであり、普通のポップ・ミュージックではこうはいかない。インプロ作以上に“音響的”な面ももった作品。

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TOM LUPO=SAMALEA/EN MI PROPIA LENGUA (トム・ルーポ=サマレア/自分自身の言葉で)
IND TF001 2,520円
 2003年から2005年にかけての2年もの歳月をかけてサマレアがトム・ルーポともに完成させた“文学的”大作。サマレアの多重録音をメインとしたトラックの上で、Tom Lupoがガルシア・ロルカ、ホルヘ・ルイス・ボルヘスetc……といったスペイン語圏の詩を朗読する。サマレアの演奏は曲毎に様相を変え、トム・ルーポの朗読は演劇的で、各詩に明確なストーリーを作り上げる。バンドネオン、パーカッション、シンセサイザーを駆使し、フォルクローレ、タンゴ、フラメンコetcの上で“文学”をしてしまうとは! サマレアの真骨頂!

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  1. 2006/12/04(月) 19:17:19|
  2. 商品紹介[アルゼンチン_ロック/ポップス]
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