--------------------------------------------------------
一口に「サンバ」と言っても、
かのアドリアーナ・カルカニョットが奏でるものだからして、やはり一筋縄ではいかない。
装飾を削ぎ落とした端正な造形でありながらも重層的で多義的で味わい深い含蓄があり、それでいてしれっと「サンバ」の顔をしていて…。
優れた芸術作品は実物を見るに限るが、彼女が描くサンバの「アート」も、それが紡ぎ出される現場を目撃することこそ無上の喜び。
きめ細やかな筆触や下塗り、あるいは下地の質感に至るまで、そのからくりを見極めるのも一興だが、やはりここは五感をフルに使ってアドリアーナのサンバを全身に浴びてみたい。
彼女の血に宿る「サンバの微生物」に触れると、必ずや陶酔と法悦の世界へと誘われるのだから…。
石川真男
--------------------------------------------------------
ウットリさせられる夢見心地のメロディー。
そして、軽やかなハーモニーと洗練されたリズム。
なによりもアドリアーナの歌には、
美しい「間」の美学があります。
ブラジル音楽の奥深さはもちろん、
音楽の「楽しさ」を再発見させてくれるだろう彼女のステージ、
本当に楽しみにしています!!
佐々木俊広
--------------------------------------------------------
石川さん、佐々木さん、ありがとうございました!!!
来日公演、楽しみにしていてくださいね。
スポンサーサイト